日本インカレ陸上2020の注目選手&種目をピックアップ

大学陸上界の国内最高峰の大会である日本学生陸上競技対抗選手権大会、略して「日本インカレ」。

2020年の開催が間もなくとなりました。

感染症の影響により、2020年は無観客で開催される予定です。

・・・まぁ、開催されるだけでも良いことだと思います。

そこで、ここでは、2020日本インカレの注目選手&注目種目についてピックアップしてみたいと思います。

注目の選手、種目についての選出は、全くの私見でありますので、ご了承くださいm(__)m

日本インカレの後は、日本陸上選手権、また、駅伝シーズンへと突入していきますので、

大学生アスリートの調子はどうなのか、チェックしておきたいところです。

※敬称は省略させていただきます。

日本インカレ陸上2020年の日程等について

2020年の日本インカレ陸上の日程、会場等をチェックしておきましょう。

第89回日本学生陸上競技対抗選手権大会

  • 日程:2020年9月11~13日
  • 会場:デンカビッグスワンスタジアム(新潟市)
  • タイムテーブル

2020年の日本インカレは新潟で、9月11~13日での開催となります。

無観客での開催のようで、「一般入場はできません」とのことです。

別の記事で紹介していますが、

2020年の日本陸上選手権も新潟ビッグスワンでの開催が予定されています。

【私選】日本陸上選手権2020の注目の種目&選手をピックアップ!

大学生の陸上アスリートのうち、日本陸上選手権に出場する選手は、同じ会場で競技するということになりますね。

日本インカレ陸上2020の注目種目&選手

それでは、いつものように、私選、私見ですが、2020年の日本インカレ陸上の注目種目と注目選手をピックアップさせていただきます。

三浦龍司 出典:https://www.sanspo.com/

男子3000mSC

  • 三浦 龍司(順大1)

2020年の日本インカレ陸上、最大の注目は、男子3000mSC、順大のルーキー三浦龍司(順大1)ではないでしょうか!

2020年のホクレンディスタンス千歳大会で、日本歴代2位となる8.19.37(←日本学生記録を41年ぶりに更新)という記録を叩き出しました。

しかも!このホクレンディスタンス千歳大会では、

社会人となったあのフィレモン・キプラガット(愛三工業)に競り勝ち優勝!ですからね!!

しかもしかも!3000mSCの日本記録まであと0.44秒!

陸上ファン、長距離ファンの方であればご存じだと思いますが、

2019年までは陸上の名門校である洛南で高校生のスター選手でしたよね。

大学生になって、ついにやってくれました!

三浦龍司の日本インカレでの注目点は、ずばり!記録です。

日本新記録を出してほしいですよね。

日本インカレの後には、日本選手権にも出場すると思われます。

また、順大のメンバーとして駅伝にも出場する可能性もあります。

2020年のインカレから、日本選手権、男子3000mSCの三浦龍司には絶対に注目ですよ!

 

女子5000m&10000m

2020年の大学女子長距離のNo.1はどっちだ!?

日本インカレで「花」の名を持つ2人の有力選手が激突します!

  • 加世田 梨花(名城大4)
  • 鈴木 優花(大東大3)

ライバル?勝負!?として考えた時には、

2020年の日本インカレで最もソソられる対決だと思っていますが、陸上ファンの皆様はどう思われますか?

2019年も大活躍だったこの2人、加世田梨花(名城大4)鈴木優花(大東大3)はどっちが勝つのか!?

昨年の日本インカレのこの女子5000mと10000mは、

佐藤成葉(立命館大)と五島莉乃(中央大)との間で争われ、

5000mも10000mも佐藤成葉が優勝、五島が2位という結果でした。

2020年の大学女子の長距離の優勝候補は、この2人ではないかと思います。

 

またまた!この2人を超えてくる選手が出てくる可能性もあります。

5000mの有力な選手は、

  • 福嶋 摩耶(城西大2)
  • 山本 有真(名城大2)
  • 金光 由樹(東海大2)
  • 北川 星瑠(大阪芸術大1)

↑あたりは注目かと、

また、10000mの有力選手となると、

  • 小林 成美(名城大2)

↑も、注目選手となるでしょう。

駅伝シーズンを占ううえでも、2020年の日本インカレ陸上、長距離の女子は注目の種目だと思います。

 

女子800m

勝負!ということで考えると、女子800mも見逃せませんよ!

  • 川田 朱夏(東大阪大3)
  • 塩見 綾乃(立命館大3)

塩見綾乃&川田朱夏 出典:https://r.nikkei.com/

このブログの2020の日本選手権での注目選手、注目競技としてもピックアップさせていただきました、女子800m。

日本女子800mのトップランナーであるこの2人の日本インカレでの対決はどうなるでしょうか、注目だと思います。

勝手に「永遠のライバル」と言わせていただきますm(__)m

川田朱夏(東大阪大3)塩見綾乃(立命館大3)の800mは注目です。

近年の2人のみの対決を勝敗(○×)まとめてみますと、

  • ○川田-×塩見:2020セイコーGGP
  • ○塩見-出場なし川田:2019インカレ
  • ○川田-×塩見:2019日本選手権
  • ○川田-×塩見:2019セイコーGGP
  • ○塩見-×川田:2018インカレ
  • ○塩見-×川田:2018セイコーGGP
  • ○塩見-×川田:2018日本選手権
  • ○川田-×塩見:2017日本選手権

↑私が分かる範囲での川田と塩見の対決です(笑)

2人とも高校時代から日本陸上選手権に出場し、大学3年生の2020年も「競ってる」んです!

この日本インカレの後も、日本陸上選手権に出場するでしょう。

この2人に迫るとすれば、ヒリアー紗璃苗(青学大1)でしょうか。

塩見綾乃は大学生になって、1年生、2年生で日本インカレ800mを連覇していて、2020年で3連覇に挑戦します。

直近のセイコーGGPでは川田朱夏が1位、2位が塩見綾乃。

2人の戦いは続きます!

 

 

女子400m

女子800mの注目選手の川田と塩見は400mにもエントリーしています。

日本インカレ女子400mでも、川田、塩見は有力選手であり、注目選手であることには変わりません。

が!!

2020年の日本インカレ女子400mは、もっと注目度の高い選手がいるのです!

  • 高島 咲季(青学大1)
  • 川崎 夏実(青学大1)
  • 吉岡 里奈(立命館大1)
  • 須藤 美桜(日体大1)

高校時代に、いったい何度!何種目!全国チャンピオンになったんだ!の高島咲季(青学大1)が大学デビューとなります。

そして、高島を追いかけた?同学年の有力選手たちも大学デビューとなります。

高島と同じ高校(相洋高校)から同じ青学大に進学した川崎夏実(青学大1年)

高校時代に常に高島と競った吉岡里奈(立命館大1)、追いかけた須藤美桜(日体大1)、

高島世代(と言わせていただきます笑)の1年生たちが2020年の日本インカレ女子400mにエントリーしています。

しかも!このインカレの女子400mのランキングは、

  1. 高島 咲季(青学大1)
  2. 川田 朱夏(東大阪大3)
  3. 川崎 夏実(青学大1)
  4. 吉岡 里奈(立命館大1)
  5. 須藤 美桜(日体大1)

↑と、ベスト5に高島世代の1年生が4人ランクインしているんです。

大学界のトップランナーである川田、塩見を、高島世代が凌駕するのか、女子400m!

この種目、この選手たちも注目だと思います。

 

男子5000m

男子5000mも記録を期待したい種目です。

  • 吉居 大和(中央大1)
  • 塩澤 稀夕(東海大4)
  • 吉田 圭太(青学大4)

2020年ホクレンディスタンス千歳大会5000mで、U20日本記録を更新した吉居大和(中央大1)が、男子5000mにエントリー。

さらなる記録更新を期待したいところです。

大学界のトップランナーである塩澤稀夕(東海大4)吉田圭太(青学大4)などもエントリーしています。

調子の良いルーキーと実績のあるランナーたちはどんなレースを魅せてくれるでしょうか。

もちろん、タイムを期待したいところです。

 

以上、2020年の日本インカレの注目選手、注目種目をピックアップしてみました。

個人的な嗜好によるピックアップとなりますけど、注目の高い順に、

  1. 男子3000mSC
  2. 女子5000m&10000m
  3. 女子800m
  4. 女子400m
  5. 男子5000m

↑これらの種目はおもしろいと思います。

また、注目選手をまとめておきますと、

  • 三浦 龍司(順大1)
  • 加世田 梨花(名城大4)
  • 鈴木 優花(大東大3)
  • 川田 朱夏(東大阪大3)
  • 塩見 綾乃(立命館大3)
  • 高島 咲季(青学大1)
  • 吉居 大和(中央大1)
  • 塩澤 稀夕(東海大4)
  • 吉田 圭太(青学大4)

↑は、特に注目の選手たちだと思います。

大学陸上の祭典、2020年の日本インカレ、開催されるだけでもありがたいと思いますし、

今シーズンのその後を占ううえでも、チェックしておきたい大会だと思います。

 

もちろん!ここで紹介するまでもなく!

  • 橋岡 優輝(日大4)男子走幅跳
  • 江島 雅紀(日大4)男子棒高跳
  • 泉谷 駿介(順大3)男子110mH
  • 田澤 廉(駒大2)男子10000m
  • 宮本 大輔(東洋大3)男子100m
  • 高良 彩花(筑波大2)女子走幅跳
  • 吉村 玲美(大東大2)女子3000mSC
  • 髙松 智美ムセンビ(名城大3)女子1500m
  • 和田 有菜(名城大3)女子1500m
  • 兒玉 芽生(福岡大3)女子100m

↑などの選手たちも大学陸上界、いや、日本陸上界のスター選手ですので注目なのは当然ですけど。

まとめ

以上、ここでは、日本インカレ陸上2020の注目種目、注目選手をピックアップして紹介しました。

「ピックアップ=個人的なおすすめ」ということになりますのでご了承ください。

 

この記事が読んでくださった皆さんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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