2019年11月、その進路が注目されていましたクレイアーロンが、アメリカの大学に進学することが報じられました!
陸上ファンにとっては嬉しいニュースだと思います。
クレイアーロンをご存知でしょうか?
クレイアーロンをあまり知らないという方々に、プロフィールや経歴を紹介したいと思います。
日本の陸上界を背負って立つであろう逸材ですので、チェックしておきましょう。
クレイアーロンのプロフィール
まずはクレイアーロンのプロフィールを確認しておきましょう。
氏 名:クレイ・アーロン・竜波(たつなみ)
英 語:Aaron Tatsunami CLAY
生 年:2002年3月25日(2019年11月現在17歳)
出 身:神奈川県藤沢市
身 長:178cm
家 族:父・母・弟・妹
学 歴:片瀬中→相洋高
↑とプロフィールはこんな感じです。
お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人とのことで、クレイアーロン(弟さんや妹さんも)はハーフとです。
お父さんはサーファーのようで、お母さんも海が好きだということから、クレイアーロンをはじめ子供さんたちには「波」という字を使った名前がついているとのこと。
弟さんや妹さんの名前はわからないんですが、クレーアーロンも「竜波(たつなみ)」という名前ですもんね。
そんなご両親の影響からなのか、クレイアーロンは小学2年生からライフセービングをはじめたそうで、全国大会にも出場経験があるとか。
中学生でもライフセービング競技を続けていて、ライフセービングの大会を優先していたことから、
中学1・2年時には陸上の大会に出場することがなかったようです。
※全日本ユースライフセービング選手権に出場しクレイアーロンの所属チームが総合優勝
陸上競技は中学に入ったから始めたようで、中学3年から800m、1500mという中距離種目を中心に取り組んだとのこと。
中学3年で初めて全国大会(2016年全中陸上)に出場し、800mで準優勝という結果を残しています。
中学を卒業し、陸上の名門、相洋高校(神奈川県)に進学します。
高校に入ってから覚醒したクレイアーロンですが、その競技歴はこの後の経歴で紹介します。
近年の高校陸上界、日本の陸上界では、モンスター級の強さを誇るクレイアーロンでして、
かなり有名なんですけど、クレイアーロンのプロフィールを紹介しようといろいろ調べたのですが、情報が少ない状況です。
今後新しい情報が出てきましたら、プロフィールの内容を追加していこうと思います。
そして、前述しましたように、2019年11月に、
クレイアーロンがテキサスA&M大学(テキサス農工大)に進学することが報じられました。
テキサスA&M大学はアメリカの州立大学(公立大学)で、
プロ野球選手はプロバスケ選手などを多く輩出している大学で、
陸上や水泳選手などはアメリカ以外の国からの入学もあるような大学のようです。
クレイアーロンは2020年の秋にテキサスA&M大学に入学するようです。
クレイアーロンの経歴
次にクレイアーロンの陸上の経歴、競技歴、成績などをチェックしておきましょう。
この経歴からクレイアーロンの凄さをお伝えしたいので、年表みたいにして経歴を紹介してみようと思います。
【年月:競技の経歴】
2016年8月:全中800m2位
2017年7月:インハイ800m2位
2017年10月:国体少年800m優勝
※第4期ダイアモンドアスリートに認定される
2018年8月:インハイ800m優勝
2018年10月:国体少年800m優勝
2018年10月:新潟記録会で800m1.47.51を記録←日本高校新記録
2019年3月:アジアユース800m大会記録で優勝
2019年4月:日体大記録会1500m3.44.86←日本高校歴代3位
2019年5月:世界リレー男女混合2×2×400mリレーで銅メダル獲得(塩見綾乃/立命館大)とペア
2019年6月:日本選手権800m1.46.59で優勝←日本高校記録更新
※陸上日本選手権で高校生男子が優勝するのは2005年の400m金丸祐三以来14年ぶり、800mでは戦後初!
※この1.46.59は高校歴代1位、U20歴代1位、日本歴代6位、アジアジュニア歴代9位の記録
2019年8月:インハイ800mで優勝←連覇
※全国高校駅伝の神奈川県予選では2017~2019の3年間、3年連続区間賞を獲得
↑と、これらがクレイアーロンの主な競技経歴です。
800mが中心ですが、他に400m、1500m、3000m、5000m、なども好記録を持っていますし、
相洋高校では4×400mリレー、日本代表として2×2×400mリレーにも出場したりしています。
競技の中心である800mは、高校生ながら日本で1番強い選手と言ってもいいでしょう。
2019の日本選手権では800mの日本の第1人者だった川元奨(日本記録保持者)に競り勝ちましたし、
PBである1.46.59は前述しましたように、高校記録であり、U20記録でもあるんですね。
個人的に凄いと思うのが、クレイアーロンの1500mの3.44.86で、高校歴代3位の記録なんですが、
日本の長距離界を代表する上野裕一郎(佐久長聖)や遠藤日向(学法石川)などを上回る記録です。
今後アメリカの大学に進学しますけど、
クレイアーロンがどんな種目に出場するのかも注目だと思いますね。
クレイアーロンの今後は?
クレイアーロンのプロフィールや競技の経歴などは上記のとおりですが、クレイアーロンの今後はいかに!?
これは個人的な予想なのですが、
クレイアーロンは第4期と第5期の「ダイアモンドアスリート」に選出されていますので、東京オリンピック出場を目指すと思います。
東京オリンピックは2020年の7~8月ですので、
テキサスA&M大学への進学は東京オリンピックのあとということになると思います。
東京オリンピックに出場するには、いろいろな条件があるんですけど、
まず、「参加標準記録」をクリアしなくてはなりません、特に陸上をはじめとする個人競技は。
クレイアーロンも当然参加標準記録をクリアしなくてはならないんですが、
800mの参加標準記録は1.45.20なんです!
クレイアーロンのPBは1.46.59であと1秒ちょっとのタイムが必要です。
・・・800mの日本記録が1.45.75ですから、この参加標準記録は日本記録よりも速いタイムなんですねぇ。
2020年の設定された期間にこの参加標準記録をクリアしなくては、800mでオリンピックに出場することはできないんですね。
クレイアーロンが東京オリンピック出場を目指すのであれば、この条件をクリアしなくてはなりません。
Bringing 🌎 class speed to College Station
Welcome to Aggieland, Allon Tatsunami Clay!#GigEm pic.twitter.com/dTiJxogeHw
— Texas A&M Track and Field (@aggietrk) November 13, 2019
東京オリンピックの出場条件がかなり難しいんですけど、
アメリカの大学に進学するということは、陸上競技の技術を磨こうという意図があるということでしょう。
サニブラウンもそうであったように(←プロ転向することになりましたが)陸上大国のアメリカで力を付けて、
次のオリンピック出場を目指すということも考えられますよね。
つまり、東京オリンピック開催までは、東京オリンピックの出場を目指し、
東京オリンピックに出場できようができまいが、
オリンピック後はアメリカの大学に進学し、競技力を磨く、オリンピックの出場を目指して、
ということが、クレイアーロンの今後の取り組みではないかと思われます。
いずれにせよ、日本期待の陸上選手ですから、今後の活躍には注目したいものです。
まとめ
以上、ここでは、日本の期待のアスリート、クレイアーロンのプロフィールや経歴を紹介させていただきました。
これまでは高校生でしたので、その活躍が陸上の世界だけだったかもしれませんが、
今後の活躍如何ではメディアに取り上げられる機会も増え、さらにいろんなプロフィールの情報が得られると思いますし、
陸上の経歴、競技実績も増えていくと思います。
クレイアーロンに注目ですし、活躍を応援したいですよね。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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