2019-2020シーズンが開幕したフィギュアスケート。
女子フィギュアスケートのロシアの新星アレクサンドラ・トルソワがついにシニアデビューしました。
その国際大会のデビュー戦となるネペラ記念で圧巻の演技を魅せ、世界が驚愕しました!
この強敵のに、我らが日本のエース紀平梨花は勝てるのか!?
今回は、トルソワの紹介と、紀平梨花との比較などしてみたいと思います。
トルソワがシニアデビューで圧巻の演技!
※「トゥルソワ」「トルソワ」表記があるようですがここでは「トルソワ」で表記します。
2017年、2018年の女子フィギュアスケート世界ジュニア選手権を連覇していたアレクサンドラ・トルソワがついにシニアデビューしました。
国際大会でのシニアデビューとなった2019年9月20・21日に開催されたネペラ記念(スロバキア)で圧巻の演技を魅せ、世界が驚愕しました。
世界の女子スケーターたちも、トルソワのシニアデビューに恐怖を感じたのではないでしょうか。
そのシニアデビューとなったネペラ記念で、トルソワは、
- フリーで4回転ジャンプ!それも3回!!
- フリーの世界最高点(163.78)
- 女子総合の世界最高点(238.6)
という凄まじい結果を出しました。
4回転ジャンプの内訳は、ルッツが1回、トウーループが2回!!
4回転ルッツとか、羽生結弦など何人かの男子選手が飛びますけど、男子でも難しいジャンプですよ。
それをシニアデビューの国際大会でやってのけたトルソワ!
まぁ、トルソワをはじめロシア、アメリカの女子選手の何人かが4回転ルッツを飛べるという話はありましたけど。
それにしても偉業であることは間違いありませんよ。
しかも!同じ演技の中でトウループも2回飛んでいるわけですからね。
この圧巻のジャンプによって、フリーの得点が、これまでの世界最高得点であった妖精ザギトワの158.5を上回る163.78!
ショート&フリーの合計点もザギトワの238.43を上回る238.69!!
ショートの世界最高得点は83.97で紀平梨花が保持していますが、
フリーと総合の2つはトルソワが世界最高得点保持者ということになりました。
・・・トルソワの凄まじいシニアデビューをお伝えできましたでしょうか。
正に圧巻のシニアデビューで、紀平梨花、ザギトワなど世界の女子スケーターたちは頭を悩ますことになったでしょう。
までも、昨シーズンにシニアデビューした紀平梨花も、フィギュア大国ロシアをビビらせるほどのデビューでしたし、
今後も、ジュニアで実績を残した選手たちがぞくぞくとシニアデビューしてくるでしょう。
トルソワの経歴など
正に歴史に残るようなシニアデビューを果たしたトルソワですけど、その経歴などを確認しておきましょう。
トルソワってどんな選手なのか?
アレクサンドラ・トルソワ
- 出身:リャザン(ロシア)
- 生年:2004年
- 身長:155cm
【主な経歴】
2017年ジュニアグランプリ:優勝(このとき紀平4位)
2018年世界ジュニア選手権:優勝(このとき紀平8位)
2018年ジュニアグランプリ:準優勝
2018年世界ジュニア選手権:優勝(連覇・史上2人目)
シニアデビューしたばかりの、現在15歳の選手です。
紀平梨花と2歳違いですから、ジュニアのときには対戦しているんですね。
トルソワのコーチはザギトワのコーチでもあります。
このジュニアの頃から既に4回転ジャンプを飛んでいたようですし、やっぱり強そうですね。
全くの私見ですけど、トルソワはまだ幼いように思えます。
今後、体の成長があるかもしれませんし、体の成長がスケーティングに影響が出る可能性もあるのかなと。
いずれにせよ、今シーズンのトルソワには注目しなければならないですね。
紀平梨花は勝てるのか?
こんな強敵トルソワに我らが日本のエース(と言って良いですか?)紀平梨花は勝てるのでしょうか?
ザギトワに勝つのも簡単ではなかったわけですからね。
ぶっちゃけ、勝てるかどうかわかりませんm(__)m
でも、紀平梨花の今シーズンの開幕は、トルソワが世界をびっくりさせたネペラ記念の1週間前になりますけど、
カナダ、オータムクラシックでメドベージェワを退け優勝していますからね!
紀平梨花とトルソワの比較などしながら、考えてみたいんですけど、
実は、昨シーズンにシニアデビューした紀平梨花のシニア初戦がネペラ記念で優勝しています!
紀平とトルソワは、シニアデビューがネペラ記念、そしてシニアデビュー戦で優勝、という同じデビューということになります。
因縁を感じずにいられません(笑)
グランプリシリーズのNHK杯、フランス国際を連勝、
そして、グランプリファイナルに進出し、優勝!
シニアデビューしたシーズンにグランプリファイナルで優勝するのは、浅田真央以来13年振りの快挙だったわけです。
世界選手権での優勝は成りませんでしたが、
グランプリファイナル優勝に至るまで、シニアデビューシーズンに国際大会7連勝という離れ業をやってのけたのが紀平梨花です。
シニアデビューのシーズンの大活躍で一躍日本のエースになった感のある紀平梨花、
繰り返しましが、今シーズン初戦で優勝しています、好調です。
今シーズン、グランプリシリーズでトルソワと対戦することになると思います。
4回転ジャンプで世界を驚かせたトルソワですが、
ご存知のように、紀平梨花も練習では4回転ジャンプ(トウループ、サルコウ)を成功させているとのこと。
いずれ、紀平梨花も4回転ジャンプを国際大会で披露することと思われます。
紀平も負けていませんよ!
最後に、紀平梨花とトルソワの自己最高得点の比較をしておきます。
トルソワはまだシニア1戦ですが、世界最高得点を出してしまいましたからね。
トルソワ
- S: 74.91(世界11位)
- F:166.62(世界最高)
- T:241.02(世界最高)
紀平梨花
- S: 83.97(世界2位)
- F:154.72(世界5位)
- T:233.12(世界5位)
2019-2020シーズンのフィギュアスケート女子シングルは、トルソワと紀平梨花を中心に展開されていくと予想されます。
もちろん、ザギトワ、メドベージェワなどの強い選手もいます。
紀平梨花の奮闘に期待したいです!
まとめ
以上、今回は女子フィギュアスケート界に現れた、アレクサンドラ・トルソワについて紹介しました。
昨シーズン、世界の女子スケート界を驚かせた紀平梨花もトルソワと対戦することになります。
シニアデビューのシーンがとても似ている選手同士ですから、注目したいです。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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