2020年大晦日は、日本ボクシング史に残る日本人対決となりますか!
井岡一翔vs田中恒成を予想させていただきます。
予想につきましては、完全なる私見でございますのでご了承ください。
日本人初の世界4階級王者と世界最速3階級王者の対戦です。
この1戦は見逃せませんよね。
※敬称は省略させていただきます。
井岡一翔と田中恒成の比較
このブログで、過去に、注目の対戦を勝手に予想させていただきました。
→井上尚弥vsドネア戦を予想させていただきます!どんな試合に?
↑当方の予想は、「まったくわからん」、結果は歴史的激闘の末、判定で井上。
→井上尚弥は大丈夫なのか?カシメロ戦を予想します!決戦は4/25!
↑当方の予想は「井上尚弥完勝」、結果は延期(笑)
→井上尚弥vsモロニーを予想!対戦は2020年10月31日inラスベガス!
↑当方の予想は「井上尚弥圧勝」、結果はご存じのとおり。
これまでの、ボクシングの対戦の予想記事では、
専門家の方々、また、ファンの方々の予想を記事中で紹介させていただいたのですが、
この井岡一翔vs田中恒成の予想記事では、割愛させていただきますm(__)m
当方が、ほかのサイト様の予想を拝見させていただき、評価したところでは、
若干、井岡一翔が勝つとの予想が多いように感じますが、ほぼほぼ拮抗している予想になっているようです。
「井岡の経験」「井岡の引き出し」「恒成の勢い」「世代交代」などの文字が目につきます。
当ブログでも、これらのワードを踏まえながら、勝手に予想させていただく所存ですが、
とりあえず、当ブログのボクシング記事のお決まり?である両者の比較をしておきたいと思います。
※2020年12月1日段階のデータです。
井岡 一翔 | 氏 名 | 田中 恒成 |
大阪府堺市 | 出 身 | 岐阜県多治見市 |
1989年(31) | 生年(年齢) | 1996年(25) |
165cm | 身 長 | 164cm |
168cm | リーチ | 162cm |
25勝2敗(14KO) | 戦績 | 15勝無敗(9KO) |
4階級制覇 | 世界階級制覇 | 3階級制覇 |
サムライ? | ニックネーム | ドリームボーイ |
日本人初の4階級 | その他 | 世界最速の3階級 |
井岡「サムライ・ボーイ」一翔と田中「ドリームボーイ」恒成、というニックネームになるんでしょうか?
日本人初の4階級世界王者の井岡と、世界最速(タイ記録)の3階級世界王者の田中。
過去の日本人ボクサー同士の世界戦で言えば、薬師寺vs辰吉、畑山vs坂本らの対戦が思い浮かびますが、
肩書だけで言えば、こんな実績の選手同士の対戦はちょっと記憶にありませんねぇ。
なので、注目度も高いんだと思いますけど。
個人的に、この2人の実績で注目したのが、世界戦での実績。
井岡は、20回の世界戦の実績があり2敗していますが、KO負けは1度もありません。
20戦中KO勝ちは10で、勝った試合で考えるとKO率は55%、判定勝ち率は44%。
対する田中は、9回の世界戦で無敗、KO勝ちは5で、KO率は55%、判定勝ち率は44%!
井岡の2敗は世界戦での判定負けで、これを差し引いて、勝利だけを比較すると、両者全く同じ内容ということになるんですね。
なにが言いたいのか、それぞれのスタイルは当然違いますけど、世界戦での実績は非常に似ているということです。
例えば、井上尚弥の世界戦でのKO率は87.5%(←異常なんですけどね笑)。
ま!井岡も恒成も、世界チャンピオンですから、実績が似てくるのは自然なことなのかもしれませんが、
この世界戦の実績から、2人とも負けにくい(←これも世界チャンピオンですから当たり前笑)、フルラウンド戦える傾向のボクサーであることが、特長だろうと思っています。
このことが、この2人の勝敗に影響すると思うんです。
井岡一翔vs田中恒成のすぽいべによる予想!
それでは、僭越ではございますけど、ボクシングシロウトの当方による予想をさせていただきます。
井岡一翔の判定勝ちと予想します。
以下、うんちくをぐだぐだと言わせていただきますm(__)m
前述しましたように、世界戦での実績はほぼほぼ同じです。
これは、井岡も恒成も、必殺の一撃で相手を倒すボクサーではなく、フルラウンド戦ってでも勝つことのできるボクサーであるということを示しています。
繰り返しますが、両者のスタイルは違いますけど(←非常に重要です)、負けにくいんですね。
井岡の世界戦2敗も、判定負けですしね。
つまり、KO決着の可能性が低くなるということです。
KO決着がないと仮定すれば、ポイント勝負になります。
このポイント勝負になった場合に、2人のボクシングスタイルが影響すると思われます。
どっちが当てるのか、当てられないのか。
・・・どうでしょ、当てることについては、中距離の井岡、接近戦得意の恒成という評価をすれば、展開によって同等ではないかと。
差が出るのは、当てられないためのディフェンスではないかと思うんですねぇ。
そう考えたときには、
ディフェンスをストロングポイントにしている井岡に分があるような気がします。
接近戦を得意とする恒成は、これまでの世界戦でも、被弾する傾向にありますよねぇ。
まぁ、被弾してでも接近してパンチを当てにいくのが恒成のスタイルですし、恒成ファンはそんなところが好きなんでしょうけど。
また、フルラウンドのポイント勝負という試合内容になった場合には、
両者のスタイルから井岡が有利だと考えますが、さらに、井岡の経験がプラスに作用すると思います。
世界戦での経験も恒成の倍、しかも、2敗しているという経験から、
井岡陣営は、フルラウンドでの勝ち方を網羅したマネジメントをしてくると思われます。
恒成の距離にさせない、井岡の距離を保ち、ポイントで優位に立つ、という計画を立ててくることが予想されます。
このように、
- KOの可能性が低い
- ポイント勝負
- 両者のスタイル
- 両者の経験
↑という試合展開になり、井岡一翔が勝利すると予想するのです。
ただし!
当方の勝手な予想ですので、あくまでも可能性でしかありませんね(笑)
もちろん、田中恒成が勝つ可能性だってあります。
田中恒成が勝つには、この記事の表題にもありますとおり、カギを握っている人?がいます!(と勝手に思っています)。
井岡のセコンドです。
田中恒成が勝つには、井岡の得意のスタイル、井岡のペースを崩さなければなりません。
どうやったら、井岡のペースを乱し、恒成のペースに引き込めるか。
井岡をカっとさせなければならないでしょう。
恒成は、序盤から、自分のスタイルを全面に出して、アグレッシブなボクシングをするべきでしょう。
井岡のジャブをかいくぐり(←ここ難しい)、接近し、井岡の距離で試合をしないこと。
これができれば、井岡をイライラさせることができる!・・・かもしれません。
序盤のうちに、井岡にポイントを取られると、井岡の術中にハマってしまいますので、
逆に、序盤のうちに、恒成がポイントをとってしまう!
こんな展開になったら、恒成が勝つ可能性が高くなると思います。
つまり、井岡のペースになる前に、恒成がポイントで優位に立ち、井岡をカっとさせる。
それには、序盤から、井岡の予想を上回るアグレッシブなボクシングをすることが効果的だと思います。
井岡がカっとなれば、恒成のもの。
井岡のセコンド(←もちろん百戦錬磨です)は、井岡をなだめることでしょう。
井岡のセコンドまでカっとさせれば、大チャンス!
ですので!
井岡を冷静に保たせることができるかどうか、井岡のセコンドがカギとなります!(笑)
・・・とは、いうものの、冷静沈着であることも井岡の特長でもあるわけなんですけど。
いずれにせよ、
田中恒成が勝つには、井岡一翔の想定を上回る、これまで以上の「田中恒成」を魅せることです。
まだ、無敗ですし、勢いがあります。
アグレッシブな田中恒成を希望します。
注目の対決、大晦日、アグレッシブな田中恒成、試合後の評価などなど、井岡一翔が冷静を保ってボクシングができるかどうか、
ここが、井岡一翔vs田中恒成の見どころではないかと思います。
まとめ
以上、今回は、注目の一戦、井岡一翔vs田中恒成を予想してみました。
多くの方々と同じように、「経験」か「勢い」か、だと思います。
個人勝手な予想ですので、ご了承くださいm(__)m
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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