全国高校駅伝2020の注目選手をピックアップ!激走する選手は誰だ?

2020年の全国高校駅伝の開催が近づいてきました!

今年も、男女高校生たちの激走から目が離せませんよね。

ここでは、私選ではありますが、全国高校駅伝2020の注目選手をピックアップして紹介します。

昨年から今年度にかけて活躍した、実績を残してきた選手たち、

また、実績を残してきた選手をいうことは、当然、区間賞候補ということになります。

師走の都大路、高校生たちの激走を応援させていただきます。

※敬称は省略させていただきます。

※この記事中の「記録」「タイム」等は、2020年10月31日現在のものです。

全国高校駅伝2020男子注目選手

まずは、男子の注目選手から。

あの逸材が覚醒するのか!?覚醒はもちょっと先なのか!?

 

石田 洸介(東農大二3年)

2020年の高校生男子の長距離界の最大の注目選手は、石田洸介でしょうね!

中学時代に圧巻の!歴史的な!強さを誇った石田も、いよいよ高校3年生となりました。

中学生男子の1500m、3000m、5000mの日本記録保持者でもあり、

2020年には、ついに!5000mの高校日本記録を更新しました!

伝説のランナーと言っても良いでしょう、

  • 佐藤秀和(仙台育英)
  • 佐藤悠基(佐久長聖)
  • 佐藤清治(佐久長聖)
  • 上野裕一郎(佐久長聖)
  • 遠藤日向(学法石川)

らのタイムを超えているんですねぇ。

高校生最後の晴れ舞台でどんな走りを魅せてくれるのか、また、進路についても気になるところですよね。

「スーパー中学生」だった石田洸介が、高校最後の都大路です!

その走りに注目しましょう!

※【追記】石田洸介は、1区14位でした。

 

鶴川 正也(九州学院3年)

「石田洸介世代」(と呼ばせていただきます)の選手の中で、

高校1年、2年時に、石田以上に目立っていたのは、鶴川正也ですよね。

名門九州学院で1年生の頃から全国高校駅伝に出場し、都大路を走っています。

しかも、1年時は6区3位、2年時は1区3位!

2020年の高校3年生、石田洸介世代で、石田に迫る、いや、高校1-2年生時には石田を凌いできた鶴川も注目選手です。

※【追記】鶴川正也は1区区間賞!でした。

 

2020年の全国高校駅伝の男子、特に注目の選手は、石田洸介鶴川正也の2人でしょうね。

1区での対決があるでしょうか!?

 

その他と言うことではないんですけど、次の選手たちも注目だと思います。

各校のエースクラスの選手たちです。

 

白井 勇佑(仙台育英3年)

2019年の全国高校駅伝2区区間賞の白井勇佑、2年連続区間賞に挑戦します。

連覇を目指す仙台育英の3年生です。

※【追記】白井勇佑は、7区2位でした。

 

越 陽汰(佐久長聖3年)

2019年全国男子駅伝2区の区間賞(↑白井と同じく)の越陽汰

こちらも名門佐久長聖の最上級生。

※【追記】越陽汰は、3区6位(日本人2位)でした。

 

伊藤 大志(佐久長聖3年)

越と並ぶ佐久長聖の2枚看板?伊藤大志

【追記】2020年11月15日日体大長距離競技会で、5000m13:36.57(高校歴代2位)を記録!

※【追記】伊藤大志は、1区5位でした。

 

石井 優吉(八千代松陰3年)

本職は800m?の石井優吉。

インターハイは開催されませんでしたが、2020年の800mのチャンピオン。

昨年は、1区で圧巻の区間賞を魅せた佐藤一世から襷を受け、2区を走りました。

千葉予選では走っていないようですが、本戦での出場はありますか。

※【追記】石井優吉は、出場しませんでした 涙

 

山口 智規(学法石川2年)

2020年の2年生の注目選手と言えば、山口智規

学法石川の実質のエースと言って良いでしょう。

2枚看板の一人、同じ2年生の藤宮歩も気になるとことです。

※【追記】山口智規は、1区31位でした。

 

吉居 駿恭(仙台育英2年)

昨年、優勝のゴールテープを切ったのは1年生の吉居駿恭でした。

2年生でありながら、名門仙台育英のエースと言えるでしょう。

宮城県予選でも1区を担当、そして区間賞。

気は早いかもですが、2021年の高校生トップランナー候補です。

しかも、ご存じのように、2020年鮮烈な大学デビューを飾った偉大な兄(吉居大和/中央大)を持つだけに、注目度も高いでしょうね。

※【追記】吉居駿恭は、1区7位でした。

 

以上、2020年の全国高校駅伝男子の注目選手をピックアップしてみました。

  • 石田 洸介東農大二3
  • 鶴川 正也九州学院3
  • 白井 勇佑仙台育英3
  • 越 陽汰佐久長聖3
  • 伊藤 大志佐久長聖3
  • 石井 優吉八千代松陰3
  • 山口 智規学法石川2
  • 吉居 駿恭仙台育英2

↑エース級ですから、この中から何人かは、1区での対戦がありそうですね。

全国高校駅伝2020女子注目選手

続きまして、女子の注目選手をピックアップしてみます。

個人的には、2020年の全国高校駅伝は、女子選手に注目したい&紹介したい選手がたくさんいます。

その中でも、女子の最大の注目は、あの選手とあの姉妹!

 

米澤 奈々香(仙台育英2年)

2020年の日本陸上選手権、女子1500m!

日本記録を更新したばかりの田中希実が異次元の走りで優勝するわけですが、

なんと、2位で飛び込んできたのは、高校2年生の米澤奈々香でした!!

このレースの有名選手の順位を並べてみますけど、

  • 1位:田中希実
  • 2位:米澤奈々香
  • 3位:後藤夢
  • 4位:卜部蘭
  • 5位:吉村玲美
  • 7位:髙松智美ムセンビ
  • 11位:和田有菜

↑なんとなんと、後藤、卜部、ムセンビ、和田有菜という近年の日本のトップランナーを抑えての2位!

しかも!高校2年生ですからね!!

まぁ、昨年も「スーパー1年生」の一人として注目されていましたし、

中学時代から強い選手として有名でしたしね、2018年は全中女子1500mチャンピオン。

米澤のここ数年での駅伝の全国大会を調べてみたんですが、

同世代に逸材が揃っていることもあるためか、区間賞は獲得できていません(たぶん)が、

崩れることなく、常に区間上位の走りをしています、安定感抜群でよく走るわけですね。

全国高校駅伝女子、最大の注目選手は米澤奈々香ではないでしょうか!

※【追記】米澤奈々香は、5区3位(日本人1位)でした。

 

村松きょうだい(立命館宇治)

兄弟、姉妹の長距離ランナーもたくさんいますけど、

2020年の全国高校駅伝女子では、特に村松きょうだいは注目ですよ。

お姉さんのは3年生、妹のは2年生、昨年もきょうだいで都大路を走っています

2019年の高校駅伝で、立命館宇治は7位でしたが、年が明けての全国女子駅伝で京都が優勝するんですね。

このとき、6区で灯が区間賞で7区の結に襷を繋ぎます、結は区間新記録の区間賞、きょうだいで区間賞を獲得したんです。

2020年の全国高校駅伝女子は、連覇を狙う仙台育英、王座奪還を狙う神村学園の2強対決の気配ですが、

立命館宇治もこの2強に迫る充実ぶりです。

村松きょうだいがどんな活躍を魅せてくれるのか、注目の選手、きょうだいだと思います。

※【追記】村松灯は、5区6位(日本人3位)、村松結は出場しませんでした。

 

2020年の全国高校駅伝女子は、米澤奈々香村松きょうだいが、特に注目の選手だと思います。

女子は、その他にしてしまうには申し訳ないくらいの注目選手が揃っています。

・・・紹介しきれないかも 涙

 

小海 遥(仙台育英3年)

2019-20シーズンの駅伝のMVPは小海遥ではないでしょうか。

昨年の活躍から、今年は仙台育英のエース!・・・のはずなんですけど、

今シーズンは、レースへの出場がちょっと少ないようです、ちょっと体調が万全でないのかもしれません。

宮城県予選にも出場していません。

仙台育英の連覇には欠かせない選手だと思いますが、本戦で出場してくるかどうかについても注目です。

※【追記】小海遥は、3区4位でした。

 

黒川 円佳(神村学園3年)

昨年、連覇を逃した神村学園のエース、黒川円佳

もちろん、バイレ・シンシアという留学生がいるんですけど。

2018年初優勝時の1年生たちが、いよいよ3年生になったわけですね。

1年生の頃に優勝したわけですから、3連覇を狙えた神村学園であり、黒川たちの世代の集大成となります。

木之下沙耶、鳥居華、中須瑠菜、そして黒川という神村のゴールデンエイジ?に、

久保心優などの2年生も力をつけてきているようです。

黒川が神村を再び優勝に導きますか!?

※【追記】黒川円佳は、1区11位でした。

 

三原 梓(立命館宇治3年)

村松きょうだいに注目が集まるでしょうけど、

名門立命館宇治の2020年のエースはこの人、三原梓

2020年のインターハイの代替大会の全国高校陸上女子1500m&3000mの2冠!

三原も1年生の頃から都大路を走り、

しかも、1学年上のお姉さんの(現ルートインホテルズ)も立命館宇治の中心選手でした。

2019年の立命館宇治は、三原環&梓、村松灯&結、という2つのきょうだいというオーダーだったわけです。

名門、立命館宇治のエース三原梓の高校最後の駅伝です、その走りに注目ですよ。

※【追記】三原梓は、1区3位でした。

 

山中 菜摘(仙台育英2年)

仙台育英2年、山中菜摘も注目選手でしょう。

米澤奈々香と同じ学年、来年は、2枚看板ということになると思います。

2020年の高校2年生の女子長距離界を「米澤世代」と勝手に命名させていただきますが、強烈な選手が揃っているんですよね。

  • 村松 結立命館宇治
  • 石松 愛朱加須磨学園
  • 南 日向順天
  • 森 陽向興譲館

↑などなど。

こんな選手の中で、2019年の全国高校駅伝女子で区間賞を獲得した1年生は、山中菜摘ただ一人。

宮城県予選では、1区を任されています。

2020年の仙台育英の切込み隊長は、山中だということですね。

※【追記】山中菜摘は、1区2位でした。

 

杉森 心音(仙台育英1年)

高校1年生の中から2人注目してもらいたいんですが、仙台育英の1年生、杉森心音

2019年の全中1500mのチャンピオン。

2018年の全中1500mのチャンピオンが米澤奈々香で、1学年下の杉森は5位。

米澤と杉森は、静岡県の浜松北浜中学校の先輩後輩なんです。

つまり、全中女子1500mは、2年連続で浜松北浜中学からチャンピオンが出て(←恐るべし!)、

しかも!米澤も杉森も、名門仙台育英に進学したんですね。

しかし、米澤も杉森もよく走ります!

1年生女子は、杉森心音に注目してください。

※【追記】杉森心音は、2区7位でした。

 

細谷 愛子(立命館宇治1年)

杉森心音をおすすめしましたので、細谷愛子をおすすめしないわけにはいかなくなりました(笑)

杉森と同学年で、静岡県の中学校出身の細谷(静岡市立東中学)です。

米澤がチャンピオンになった2018年の全中1500m、

杉森は5位だったのですが、細谷は4位で、2年生では最上位だったんですね。

細谷はこの全中陸上後、全中駅伝に出場し、アンカー区間新記録を叩き出し、2年生ながら女子最優秀選手賞に選出されました。

静岡恐るべし!!

ライバルだったのか、仲のいい友達だったのかはわかりませんけど、

杉森は全中で優勝し仙台育英に進学し、細谷は立命館宇治に進学したんですね。

全中チャンピオンの杉森、全中駅伝MVPの細谷、

2020年の全国高校駅伝で、直接対決があるかどうかも含めて、注目だと思います。

※【追記】細谷愛子は、2区2位(日本人1位)でした。

 

以上、全国高校駅伝2020の女子注目選手をピックアップしてみました。

  • 米澤 奈々香仙台育英2
  • 村松きょうだい立命館宇治3&2
  • 小海 遥仙台育英3
  • 黒川 円佳神村学園3
  • 三原 梓立命館宇治3
  • 山中 菜摘仙台育英2
  • 杉森 心音仙台育英1
  • 細谷 愛子立命館宇治1

・・・意図したわけではありませんが、まとめてみますと、

仙台育英、神村学園、立命館宇治という優勝候補の選手ばかりとなってしまいましたm(__)m

まとめ

以上、ここでは全国高校駅伝2020男子女子の注目の選手をピックアップして紹介しました。

選出については、個人的なおすすめですのでご了承ください。

もちろん、今回紹介した選手以外にも、ブレイク候補はたくさんいます。

どの選手が激走するのかについても楽しみにしたいですね。

 

今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

よかったら関連記事の以下もご参照ください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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