令和元年の夏の甲子園大会が近づいてきています。
各地で予選が開催されています。
その地方大会を勝ち抜いて、甲子園に出場してくるのはどの高校か!?
今回は、各都道府県の過去の甲子園出場実績を振り返りながら、
2019の夏の甲子園の出場校、今回は東日本を予想してみたいと思います。
各都道府県(東日本)の夏の甲子園出場実績と予想
各地方大会を勝ち抜いて夏の甲子園に出場した高校の最多出場回数をまとめてみます。
また、各都道府県の代表校の夏の甲子園での最高成績も確認してみます。
そして、2019年の夏の甲子園に出場してくるのではないか!?と思われる高校を予想してみます。
予想につきましては、一応、近年の実績や2019年の地方大会までの実績などを加味したいと思いますが、
まっっっつたくの、私見でございますのでご了承くださいm(__)m ←あてにはなりません(笑)
高校野球ファンのみなさんは、甲子園の大坂代表、神奈川代表、高知代表、沖縄代表・・・と言えばどの高校をイメージされるでしょうか?
その高校のイメージが、各都道府県の高校野球のイメージになるのではないでしょうか?
全地方大会の最多出場回数の1位~3位、その都道府県の最高成績(回数)などを確認してみましょう。
各地方大会毎に実績をお示ししますが、ここでは東日本編ということで紹介したいと思います。
東日本の各都道府県のこれまでの実績どおりの地方大会になるのか、
はたまた、実績とは異なり、新しい歴史が作られるのか、楽しみでもあります。
北海道・東北地区地方大会の実績と予想
北北海道
- 8回:旭川大高
- 6回:旭川龍谷
- 5回:旭川工、帯広三条
〇夏の甲子園最高成績:ベスト8(旭川実)
なかなか甲子園で勝ち進むことが難しい北北海道代表校。
しかし、近年はクラーク国際や白樺学園などの北北海道代表校は、聖光学院、下関商、龍谷大平安などと接戦を演じていますので、
強くなってきている印象があります。
2019年の夏の甲子園に出場してくるのは、
- 〇旭川大高
- ▲旭川龍谷
と予想します。
過去の実績どおりになるのかなと。
選抜の21世紀候補になった釧路湖陵も注目だと思われますが、北北海道決勝大会の1回戦で旭川大高とあたることになりました。
本命の旭川大高に勝てれば、釧路湖陵が勢いにのって初出場があるかもしれません。
南北海道
- 38回:北海
- 8回:北海学園札幌
- 7回:駒大苫小牧、函館有斗
〇夏の甲子園最高成績:優勝2(駒大苫小牧2)
駒大苫小牧の2度の優勝、北海や東海大札幌など甲子園で上位に進出する高校が揃う南北海道。
2019の選抜大会には、この南北海道地区から札幌大谷、札幌第一の2校が出場しました。
2019の夏の甲子園、地方大会は大混戦になりそうですよ。
その南北海道の決勝大会1回戦で、駒大苫小牧と札幌大谷が対戦することになりました!!
このことを踏まえて、夏の甲子園に出場してくるのは、
- 〇駒大苫小牧
- ▲北海
と予想します。
・・・予想しときながらなんですけど、札幌大谷、札幌第一、東海大札幌、どこが出てきても不思議ではありません。
青森
- 11回:青森山田
- 9回:八戸学院光星
- 6回:八戸
〇夏の甲子園最高成績:準優勝2(八戸学院光星2)
最多出場は青森山田ですが、近年の光星の強さは安定しています。
青森地方大会では第1シードは青森山田で、光星はシードされていないようです。
波乱がなければ3回戦で両校が対戦することになります。
- ◎八戸学院光星
- ▲弘前学院聖愛
青森地方大会はこの2校の決勝戦になると予想します。
岩手
- 10回:盛岡大付
- 9回:花巻東、盛岡一
- 6回:八戸
〇夏の甲子園最高成績:ベスト4(花巻東、盛岡中)
岩手県の高校野球は過去20年、盛岡大付と花巻東の2強が代表を争っています。
さて、菊池雄星、大谷翔平を生み出した岩手県ですが、2019も大注目の投手がいますけど、
その大船渡の佐々木が甲子園に出場するには、岩手の2強をやぶならければなりません・・・。
- 〇花巻東
- ▲盛岡大付
と、予想はこうなってしまいますねぇ。
ぶっちゃけ!夏の甲子園で佐々木を観てみたいです、けどね。
秋田
- 19回:秋田
- 18回:秋田商
- 9回:明桜
〇夏の甲子園最高成績:準優勝2(金足農、秋田中)
昨年の夏の甲子園で大旋風を巻き起こした金足農の秋田県、その金足農を凌ぐ出場回数を誇るのは秋田、秋田商業です。
2010年頃に連続出場した能代商の活躍に心打たれましたけど・・。
2019年夏の甲子園に出場してくる秋田の高校は、
- 〇明桜
- ▲能代
この2校のどちらかではないかと予想します。
山形
- 17回:日大山形
- 10回:酒田南
- 5回:鶴岡東、山形東、山形南
〇夏の甲子園最高成績:ベスト4(日大山形)
山形県内では日大山形と酒田南が2強を誇ります。
そんな山形は、昨年から酒田南と鶴岡東が好成績を収めているようです。
- 〇鶴岡東
- ▲酒田南
日大山形、鶴岡東、酒田南の2018年から現状までの3強がシードされていますので、
この3校のいずれかが夏の甲子園に出場してくると予想します。
宮城
- 27回:仙台育英
- 22回:東北
- 3回:仙台一、仙台二、仙台南
〇夏の甲子園最高成績:準優勝3(仙台育英2、東北1)
高校野球の強豪校というイメージがありませんか?宮城県。
もちろん2強の仙台育英と東北が圧倒しています。
昨年の秋季、今年の春季大会とも仙台育英が優勝しています。
- 〇仙台育英
- ▲東北
この2強のどちらかだと予想します。
福島
- 15回:聖光学院
- 9回:学法石川
- 8回:福島商
〇夏の甲子園最高成績:準優勝(磐城)
12年連続夏の甲子園に出場している福島の絶対王者、聖光学院。
しかし、春の大会で東日本国際大昌平に敗れ、東北大会の出場を逃しています。
- 〇聖光学院
- ▲東日本国際大昌平
聖光学院で堅いと思われますが、聖光学院を破るとすれば東日本国際大昌平でしょうか。
以上、北海道・東北地区の実績と夏の甲子園出場予想をやってみました。
北海道は南北海道の駒大苫小牧が夏の甲子園で優勝していますが、東北地区は優勝経験がない地域なんですね。
東日本の中では唯一、全国でも優勝したことのないのが東北地区なんですねぇ。
ちなみに、夏の甲子園でもセンバツでも優勝がありません。
ちょっと意外でしたけど、仙台育英や八戸学院光星は2度の準優勝を誇りますし、東北も準優勝しています。
東北地区にとっては、悲願の夏の甲子園優勝でしょうね。
関東地区地方大会の実績と予想
茨城
- 16回:常総学院
- 10回:水戸商
- 9回:竜ヶ崎一
〇夏の甲子園最高成績:優勝2(取手二、常総学院)
木内マジックにより夏の甲子園2度の優勝経験のある茨城は常総学院が最多、それを追うのが水戸商、竜ケ崎一という実績です。
2019センバツには石岡一が出場しましたが、盛岡大付に1回戦で敗れました、接戦でしたけど。
- 〇常総学院
- ▲藤代
常総学院の対抗1番手は水戸商だと思いますが、順当にいけば準決勝で対戦します。
決勝に上がってくるのは藤代だと予想します。
栃木
- 14回:作新学院
- 10回:文星芸大付
- 6回:佐野日大、足利工
〇夏の甲子園最高成績:優勝2(作新学院2)
2度の夏の甲子園優勝を誇る作新学院が栃木No.1の実績を誇ります。
それを追うのが文星芸大付(旧宇都宮学園)とおいう構図ですね。
8年連続で夏の甲子園に出場している作新学院ですが、2019はちょっと苦しそうです。
- 〇佐野日大
- ▲文星芸大付
昨年からの実績No.1の佐野日大が本命、決勝まで上がってきそうな文星芸大付が対抗、
作新学院は準々決勝で佐野日大に勝つことができれば・・・という予想です。
群馬
- 14回:桐生
- 11回:高崎商
- 9回:前橋工、桐生一
〇夏の甲子園最高成績:優勝2(前橋育英、桐生一)
桐生第一、前橋育英が夏の甲子園で優勝していますが、群馬の最多出場は桐生、続くのが高崎商という実績です。
しかし、近年は前橋育英、健大高崎、桐生第一が甲子園出場を争っていますね。
2019夏の甲子園もこの3強が出場を争うものと思われます。
- 〇前橋育英
- ▲健大高崎
決勝はこの2校と予想します。
順当にいけば、準決勝で前橋育英vs桐生第一が対戦しますが、ここに注目です。
埼玉
- 13回:浦和学院
- 6回:花咲徳栄
- 5回:春日部共栄、熊谷商、大宮
〇夏の甲子園最高成績:優勝1(花咲徳栄)
宮城県と同じように、強豪のイメージのある埼玉ですが、夏の甲子園優勝は花咲徳栄の1度だけm(__)m
最多出場は浦和学院です。
埼玉の最多出場を誇る浦和学院ですが、昨年からあまり調子がよくないようですね。
- 〇春日部共栄
- ▲浦和実
昨年からの実績では春日部共栄が頭一つ抜けています。
それを追うのが浦和実です。
でも、埼玉はどの高校も強いですから、春日部共栄も◎とはならないですね。
千葉
- 12回:銚子商
- 8回:習志野
- 7回:千葉商、成田、木更津総合
〇夏の甲子園最高成績:優勝3(習志野2、銚子商1)
2019センバツで準優勝した習志野は久しぶりに甲子園に登場しましたが、
千葉の夏の甲子園の出場も習志野を中心とした戦いとなりそうです。
- 〇習志野
- ▲専大松戸
決勝に上がってくるのはこの2校でしょうか。
習志野は決勝に残るのに、中央学院と木更津総合に勝利しなければなりません。
中央学院と木更津総合も出場する候補です。
東東京
- 12回:帝京
- 8回:日大一
- 7回:関東一
〇夏の甲子園最高成績:優勝3(帝京2、慶応1)
強豪校ひしめく東東京、出場回数、夏の甲子園の実績も帝京が頭一つ抜けています。
帝京を追うのが日大一、関東一という構図です。
- 〇関東一
- ▲二松学舎大
二松学舎大が3年連続出場となるか、阻止するとすれば関東一と帝京だと思いますが、
昨年からの実績では関東一が一歩リードしている感があります。
西東京
- 29回:早稲田実
- 17回:日大三
- 5回:創価
〇夏の甲子園最高成績:優勝4(日大三2、早稲田実1、桜美林1)
早稲田実業が圧倒的に出場している西東京、日大三や桜美林など、甲子園で4度の優勝を誇ります。
強豪校が揃う2019の西東京は、国士館が実績を残しています。
- 〇国士館
- ▲東海大菅生
もちろん日大三、早稲田実、國學院久我山あたりもチャンスはあると思います。
神奈川
- 18回:横浜
- 10回:東海大相模
- 7回:横浜商
〇夏の甲子園最高成績:優勝7(横浜2、東海大相模2、桐蔭学園1、法政二1、湘南1)
最多出場は横浜、その横浜と東海大相模の2回の優勝を含む7回の優勝を誇る強豪地区の神奈川。
桐蔭学園、桐光学園、慶応などなど、強豪校が揃いますけど、
昨年からの実績を加味して予想するなら、
- 〇東海大相模
- ▲桐光学園
の決勝になると予想します・・・が!
東海大相模は横浜に、桐光学園は桐蔭学園に勝たなければなりませんし、
逆に勝てなければ、横浜や桐蔭学園も普通に出場のチャンスがあると思います。
山梨
- 13回:東海大甲府
- 8回:山梨学院、甲府工
- 5回:日本航空
〇夏の甲子園最高成績:ベスト4(東海大甲府)
東海大甲府が最多出場を誇りますが、近年の山梨県は山梨学院の勢いが凄いです。
- 〇山梨学院
- ▲東海大甲府
ほぼほぼ、この2校の決勝だと思います。
以上、関東地区の地方大会を予想しました。
山梨を除く全都道府県が夏の甲子園で優勝経験があり、合わせると24回も優勝しています。
東日本の中でも、いや全国的にみても、高校野球の強豪地域だと言えますよね。
まぁ関東地区からどこの高校が出場してきても、だいたい強いですから。
北信越地区地方大会の実績と予想
新潟
- 11回:中越
- 9回:日本文理
- 7回:新潟商、新潟明訓
〇夏の甲子園最高成績:準優勝(日本文理)
最多出場は中越、追うのが日本文理、夏の甲子園での日本文理のミラクルぶりが印象的ですよね。
- 〇日本文理
- ▲北越
昨年の実績から、日本文理が有力でしょう、トーナメントでみたときに、決勝に上がってくるのは北越でしょうか。
富山
- 19回:高岡商
- 16回:富山商
- 4回:桜井
〇夏の甲子園最高成績:ベスト8(高岡商ほか)
富山県は高岡商、富山商の商業高校の2強対決の様相です。
昨年からの実績から2019は富山一が強いようですね。
- 〇富山一
- ▲高岡一
の、一校同士の決勝になるのではと予想します。
富山一の地方大会での初戦はなんと富山商!初戦がヤマかもしれません。
石川
- 19回:星稜
- 13回:金沢
- 6回:遊学館
〇夏の甲子園最高成績:準優勝(星稜)
石川県の最多出場は星稜、それを追うのが金沢という構図です。
2019センバツでも力みせた星稜ですから、夏の甲子園出場も堅いですね。
- ◎星稜
- ▲日本航空石川
星稜1択と言っても良いでしょう、決勝に上がってくるのは日本航空石川でしょうか。
福井
- 22回:福井商
- 17回:敦賀
- 8回:敦賀気比
〇夏の甲子園最高成績:ベスト4(駿河気比2、福井商1)
福井商と敦賀という古豪の2強体制の福井ですが、近年は敦賀気比も強いですよね。
2019センバツでは啓新の活躍が印象的でした。
- 〇福工大福井
- ▲敦賀気比
の決勝戦になると予想します。啓新、福井商にもチャンスはありますよ。
長野
- 36回:松商学園
- 8回:佐久長聖、長野商
- 7回:丸子修学館
〇夏の甲子園最高成績:優勝1(松本商1)
夏の甲子園、北信越地域で唯一優勝経験のある長野県は、松商学園がダントツの出場回数を誇ります。
しかし、近年はベスト8に勝ち進むのも難しい状況にあるようです。
- 〇上田西
- ▲東海大諏訪
昨年からの実績では上田西、東海大諏訪がちょっと抜けているでしょうか。
東京都市大塩尻も強そうです。
以上、北信越地域の地方大会を予想してみました。
北陸の雄、星稜は◎でしょう、逆に地方大会で負けたら大ニュースになるような気がしますけど(笑)
東海地区地方大会の実績と予想
静岡
- 24回:静岡
- 9回:浜松商、静岡商
- 6回:常葉菊川
〇夏の甲子園最高成績:優勝1(静岡中)
夏の甲子園では1度優勝していますけど、旧制中学時代、の静岡は、ダントツで静岡高が出場しています。
近年は常葉菊川が静岡の代名詞のようですけど、
- 〇浜松商
- ▲加藤学園
を本命・対抗としますけど、2019年の静岡地方大会は大混戦だと思います。
どこが出場してくるか全く分かりません。
愛知
- 28回:中京大中京
- 17回:東邦
- 12回:愛工大名電
〇夏の甲子園最高成績:優勝8(中京大中京7、旭丘1)
夏の甲子園優勝回数は全国2位、2019のセンバツの東邦の優勝でセンバツの優勝回数も全国1位タイの愛知。
中京大中京(旧中京商)がダントツの出場回数を誇り、東邦や愛工大名電が追うという状況です。
- 〇東邦
- ▲中部大春日丘
東邦が本命となると思いますが、トーナメントの山に中京大中京、愛工大名電、中部大第一が固まってしまいました。
中部大春日丘、豊川などが決勝進出のチャンスがあります。
東邦が春夏連覇の権利を得ることができるか、大注目です。
岐阜
- 28回:県岐阜商
- 6回:中京学院大中京
- 5回:大垣日大
〇夏の甲子園最高成績:優勝1(県岐阜商)
夏の甲子園では県岐阜商が1度優勝している、ちょっと古豪感のある岐阜県。
出場回数ではその県岐阜商がダントツ、近年は大垣日大の出場が目立つでしょうか。
- 〇大垣日大
- ▲中央学院大中京
本命は大垣日大、対抗が中京学院大中京と予想します。
三重
- 12回:三重
- 11回:海星
- 5回:明野
〇夏の甲子園最高成績:優勝1(四日市)
夏の優勝は四日市の1度、三重県の出場回数は三重と海星が争っています。
- ◎津田学園
- ▲菰野
センバツに出場した津田学園が安定した強さを誇っています。
決勝戦に上がってくるのは菰野では?
以上、東海地方大会の過去の実績、そして夏の甲子園出場の予想をしてみました。
東海地区は全ての県が甲子園の優勝経験がありますが、特に愛知県は全国2位の実績を誇ります。
愛知県からその高校が出場してきても優勝候補になりますよね。
以上、夏の甲子園地方大会の予想、東日本編をやってみました。
まとめ
以上、東日本の各都道府県の夏の甲子園出場の実績をピックアップしたうえで、
夏の甲子園2019の東日本の地方大会の予想をしてみました。
夏の甲子園の優勝回数をみたときには、東日本のうち、関東、東海の実績が目立ちます。
高校野球の強豪地域と言えると思います。
合わせて、西日本編もやりたいと思いますのでご覧いただければと思います。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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