大坂なおみのコーチの報酬はいくら?サーシャ・バインコーチで試算!

女子テニス界で大活躍の大坂なおみ。

2019年の全米オープンテニス後に、コーチであったジャーメイン・ジェンキンスとの契約を解消しました。

その後は、お父さんがコーチとして帯同しているようですね。

・・・ところで、プロテニスプレーヤーのコーチのお給料ってどれくらいなのか気になりません?

今回は、大坂なおみのコーチの報酬について調べてみました。

プロテニスプレーヤーのコーチの報酬

プロテニスプレーヤーのコーチを務める場合の契約内容というのは、公表されることはほぼありません。

また、その契約形態も、選手の報酬の状況やコーチの実績などによって、様々な報酬形態になっているようです。

例えば、大金を稼ぐビッグプレーヤーのコーチを務めることになれば、金額の大きい契約形態になり、

指導者としてビッグプレーヤーを育てたなどの実績のあるコーチであれば、これまた金額の大きい契約形態になることが考えられますよね。

コーチによっては、複数のテニスプレーヤーのコーチを務めることもあるとか。

このように、コーチの報酬っていうのは、いろいろな要件によって異なる契約になるようなんですが、

テニス界では、

  1. 選手の賞金の10~15%
  2. 好成績を収めたときのインセンティブ
  3. 帯同の報酬(日当)

↑このような報酬体系が一般的のようです。

 

「帯同の報酬(日当)」っていうのは、

コーチによっては、複数の選手と契約をするケースがありますので、

例えば、大会中に〇日間、選手に帯同したという実績に応じて支払われる報酬だとのことです。

有名なところでは、錦織圭のコーチを務めるマイケル・チャンは、

1日50万円の帯同費で、年間で100日以上錦織圭の帯同をしているようです。

 

プロテニスプレーヤーのコーチの報酬は、このような要件で契約が結ばれるようです。

ですので、前述しましたように、大金を稼ぎ出すビッグプレーヤーのコーチを務めることになれば、たくさんの報酬を得ることができ、

そうでないプレーヤーのコーチを務める場合には、それなりの報酬ということになると思います。

この報酬体系を踏まえて、大坂なおみのコーチの報酬を考えてみたいと思います。

大坂なおみのコーチの報酬

大坂なおみのコーチはどれくらいの報酬をもらっているのか。

もちろん、コーチとの契約内容は公表されていませんので、

上記のようなテニス界の常識?や、過去の大坂なおみ周辺の発言等から、推測してみます。

 

これまでに、大坂なおみのコーチを務めた人物は何人かいます。

四大大会の全米や全豪を優勝したときのコーチ、サーシャ・バインが有名ですよね。

2019年2月の全豪オープン優勝後に、サーシャコーチとは契約を解消する大坂なおみですが、

この契約解消の理由が、「サーシャコーチが金銭面のアップを要求した」という噂になりました。

この際、大坂なおみのマネジメント会社の関係者が、金銭トラブルの噂を否定し、

「全豪でも報酬は10%だった」

という発言をしているようです。

つまり、大坂なおみのコーチは、この「10%」の報酬が契約内容になっていると考えられます。

この「10%」をベースにして、コーチの報酬がどれくらいなのかが予想できます。

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大坂なおみの獲得賞金(年度別)

コーチへの報酬要件が10%だとすれば、次に、大坂なおみの報酬が分かれば、コーチの報酬がわかりますよね。

大坂なおみは、2011年の14歳の頃にツアーデビューし、2013年9月にプロデビューしています。

この2013年以降の大坂なおみの年度別の獲得賞金(←推測です)は、

  • 2013年:260万円
  • 2014年:240万円
  • 2015年:500万円
  • 2016年:6000万円
  • 2017年:6500万円
  • 2018年:7億円
  • 2019年:4億6000万円

と、このような賞金獲得の内訳になっています。

※2013年以降のWTAツアー獲得賞金から推測しています。

これに、前述の「10%」が大坂なおみのコーチの報酬額ということになります。

歴代のコーチの報酬額(推測)

そこで、大坂なおみの歴代のコーチを振り返ってみますと、

  • パトリック・タウマ(2013~2014年)
  • ハロルド・ソロモン(2014年)
  • アントニオ・ヴァングリチェン(2016年)
  • デビッド・テイラー(2016~2017年)
  • サーシャ・バイン(2017~2019年)
  • 吉川真司(2019年)
  • ジャーメイン・ジェンキンス(2019年)

↑これらが、大坂なおみがプロテニスプレーヤーとしてデビューしてから、現在(2019年9月)までに至るコーチたちになります。

上記の、大坂なおみの年度別の獲得賞金と併せてみると、それぞれのコーチの報酬額が推測できますね。

 

例えば、大坂なおみがプロデビューし、世界ランクが400~200位の間の頃のコーチはパトリック・トーマですが、

大坂なおみの獲得賞金が2年間で500万円ですので、コーチの報酬額は2年間で50万円ということになります。

繰り返しますが、大坂なおみのコーチを報酬額が、賞金の10%だと仮定した場合には、このような報酬額になることが推測できます。

サーシャ・バインコーチの場合

注目は、大坂なおみのコーチとして有名になったサーシャ・バインでしょう。

サーシャ・バインがコーチを務めている期間に、大坂なおみは全米OP、全豪OPに優勝し、世界ランキング1位に上りつめたわけです。

サーシャ・バインは、2017年12月~2019年2月まで大坂なおみのコーチを務めています。

この間、大坂なおみは、

  • パリバOP:優勝(1.4億円)
  • 全米OP:優勝(4.2億円)
  • 全豪OP:優勝(3.2億円)

と、大きな大会で優勝し、また東レパンパシフィック準優勝、WTAファイナルズ出場など、

大活躍した(←だいぶ稼いだ)ということになります。

 

つまり、サーシャ・バインコーチは、大坂なおみのコーチを務めている間に、

少なく見積もっても、8,800万円の報酬を受けているということになり、

大会優勝のインセンティブを受けていたとすれば(通常は設定されているようですが)、

契約報酬+インセンティブで1.5~2億円のコーチ報酬を受けていたと推測できます。

サーシャコーチは、14か月間大坂なおみのコーチを務めましたので、

大坂なおみの活躍によって、14か月で1億以上の報酬を受けたと考えられます。

もちろん、大坂なおみの活躍は、サーシャコーチの仕事ぶりも影響していると思いますけど。

 

このように、コーチの報酬を獲得賞金の「10%」と設定した場合、選手の獲得賞金によって、報酬額が決まるわけですね。

すでに、大坂なおみは女子テニス界のトップ選手ですから、大会の獲得賞金以外の収入も凄まじい金額になっているようです。

なんでも、スポンサー契約による収入は約20億円(米誌Foebes予想)とのこと、

これほどの収入があると、コーチとの報酬にも色がつく可能性もありますね。

 

2019年9月現在、大坂なおみは、ジェーメイン・ジェンキンスとコーチ契約を解消し、コーチがいません(←おお父さんが務めているとか)。

世界的に注目されているビッグプレーヤーの大坂なおみですから、今後、誰がコーチを務めるのかも注目ですね。

まとめ

以上、今回は大坂なおみのコーチの報酬を調査してみました。

コーチとの契約内容は明かされませんので、推測による内容となりましたが、

テニス界で一般的には、獲得賞金の10%が報酬の基本となっているようです。

となると、大坂なおみに関わらず、テニスプレーヤーのコーチの報酬が予想できると思います。

選手の獲得賞金次第ということですね。

 

今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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