日本陸上女子長距離界の期待のホープ廣中璃梨佳。
トレードマークのキャップをかぶって激走するあのランナーです。
2019年に高校を卒業し、強豪JP日本郵政に加入し、社会人デビューしました。
今回は、廣中璃梨佳のプロフィールや経歴を紹介したいと思います。
○年に一人の逸材ですから、今後も注目されますよ!
廣中璃梨佳のプロフィール
廣中璃梨佳のプロフィールを確認しておきましょう。
- 氏 名:廣中 璃梨佳(ひろなか りりか)
- 生 年:2000年11月24日
- 出 身:長崎県
- 学 歴:桜が原中→長崎商
- 所 属:日本郵政グループ
- 身 長:163cm
- ニックネーム:「りりか」
- 座右の銘:「不撓不屈」
- 好きな色:オレンジ
- 得意種目:3000m
↑プロフィールはこんな感じです。
2000年生まれですから計算しやすいですね(笑)、2019年で19歳になります。
陸上、長距離ファンはご存知かと思いますけど、
廣中璃梨佳の出身地、長崎県は、有名な長距離ランナーを輩出している県です。
有名どころをピックアップしてみますと、
- 藤原 新
- 井上 大仁
- 木滑 良
- 定方 俊樹
- 鬼塚 翔太
- 藤永 佳子
井上や鬼塚などの人気ランナーもそうですが、
長崎県の長距離ランナーといえば、女子長距離界のレジェンドと言っても過言ではない藤永佳子!
長崎の方々からすると、廣中璃梨佳は藤永佳子の再来と期待されているのではないでしょうか。
詳細なプロフィールを紹介しようと、いろいろ調べてみたんですが、分かったプロフィールはこれくらいです。
座右の銘、好きな色とかは判明しましたけど(笑)
他にも大好物とか趣味とか知りたかったんですけど。
今後、注目度が増していけば、さらに詳細なプロフィールがわかるかもしれませんm(__)m
廣中璃梨佳の経歴(競技実績)
廣中璃梨佳というランナーが凄い選手だということを紹介したいので、経歴、特に競技実績を中心にまとめてみます。
また、このブログでいろいろな選手の経歴を紹介するときには、好成績を中心に紹介しているんですが、
後で紹介します廣中璃梨佳という選手の傾向をお伝えしたいので、ちょっと詳細な経歴の紹介となります。
年代、時系列で表記してみます、好成績はアクセントをつけてみますね。
2015:全中陸上800m6位(中3)
2016:全国女子駅伝3区区間賞(中3)
2016:高校総体1500m8位(高1)
2016:高校総体3000m5位(高1)
2017:全国女子駅伝4区区間賞(高1)
2017:高校総体1500m4位(高2)
2017:高校総体3000m7位(高2)
2018:全国女子駅伝4区区間賞(高2)←区間記録
※高2の廣中が、日本女子長距離界のレジェンド木崎良子、小林佑梨子、小崎まりらの記録を大幅に更新!
2018:高校総体1500m7位(高3)
2018:高校総体3000m6位(高3)
2018:国体3000m3位(高3)←日本人1位
2018:全国高校女子駅伝1区区間賞(高3)←歴代2位
2018:クロカン日本選手権ジュニア1位(高3)
2018:アジアクロカンジュニア2位(高3)
2019:全国女子駅伝1区区間賞(高3)
2019:クロカン日本選手権ジュニア1位(高3)←連覇
2019:世界クロカンJr6km15位(高3)
2019:日本選手権5000m3位
2019:国体5000m1位
2019:クイーンズ駅伝1区区間賞←区間新
2020:全国女子駅伝1区区間賞←区間新
2020:クイーンズ駅伝1区区間賞
2021:クイーンズ駅伝3区区間賞
2022:全国女子駅伝9区区間賞
※黄色いマーカーで表記しましたように、駅伝の全国大会では、出場した大会全て区間賞、10大会連続区間賞です。
↑と、このような経歴、競技実績となってます。
高校時代のトラック競技の結果をリンクさせていただきましたけど、
高校時代の廣中璃梨佳は、
学年が1つ上の髙松智美ムセンビ(現名城大)、田中希実(現豊田自動織機TC)、和田有菜(現名城大)になかなか勝つことができませんでした。
また、同学年の小笠原朱里(現デンソー)などと切磋琢磨していたんですね。
廣中璃梨佳のこの経歴でお伝えしたかったのは、
トラックでは、高校総体等の成績のとおり、
髙松智美ムセンビや、田中希実、小笠原朱里にタイムで及ばないんですが、駅伝での成績では別なんです!
経歴の中で紹介していますが、
廣中璃梨佳は、2016年(中3)から2019年(高3)の間に、駅伝の全国大会5レース全てで区間賞を獲得しているんですね。
この5回の区間賞獲得のときに、廣中と一緒に走った有名ランナーは、
同い年では、
- 小笠原 朱里(現デンソー)
- 平田 歩弓(現デンソー)
- 金光 由樹(現東海大)
年上の選手たちでは、
- 田中 希実(豊田自動織機TC)
- 髙松 智美ムセンビ(名城大)
- 谷本 観月(天満屋)
- 棟久 由貴(東農大)
- 鈴木 優花(大東大)
- 五島 莉乃(中央大)
- 筒井 咲帆(ヤマダ電機)
- 森田 香織(パナソニック)
- 鍋島 莉奈(JP日本郵政)
↑こんな日本女子長距離界のトップ選手たちです。
この凄い選手たちが、駅伝(ロード)では、廣中璃梨佳に勝てないんですねぇ、トラックでは勝つのに。
クロカンでの活躍も加えて、この傾向が廣中璃梨佳の特徴なのではないかと思っているんです。
つまり、平坦なトラックをスピード勝負するのよりも、
起伏のあるロードやクロカンで力を発揮する、「馬力」のあるランナーが廣中璃梨佳の特徴だと思います(←もちろん全くの私見ですよ 笑)
正に、藤永佳子、新谷仁美、小林佑梨子のような、モンスター級(すみません)の逸材ではないかと。
某長距離解説者の言うように、「何十年に1人という逸材」「日本女子長距離界の救世主」なのかもしれません。
廣中璃梨佳の経歴から、期待度の高さがうかがえます。
廣中璃梨佳の今後に注目
この廣中璃梨佳のプロフィール、経歴などを紹介しているのは、2020年の11月末の段階です。
2019年に廣中璃梨佳は、強豪チームJP日本郵政に加入しました。
そしてその年の茨城国体で、成年女子5000mで優勝しました。
トラックで優勝するのはこれまであまりなかったのですが、
五島莉乃(中央大)、和田有菜(名城大)、髙松智美ムセンビ(名城大)などの大学生、
また、森田香織、渡辺菜々美、堀優花というパナソニックの3選手に先行しての優勝です。
トラックでのスピードを磨いているのかなと考えられます。
【#日本選手権クロカン👟】
U20女子6km優勝の廣中璃梨佳(長崎商業高)の優勝コメント🎥
2連覇おめでとう😆🙌🙌🎉#jaaf pic.twitter.com/fGcCeuEZB5— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) February 23, 2019
社会人1年目の2019年は、クイーンズ駅伝、全国女子駅伝の1区を走り、両レースともに区間新記録で区間賞獲得!
圧巻の社会人デビューとなりました。
社会人2年目の2020年は、トラック5000mで日本女子歴代3位となる14.59.37を記録。
廣中の課題なのでは?と言われていたトラックでのレース、また、気温の高い環境でのレースでも進化がうかがえます。
そして、クイーンズ駅伝では、またもや1区を走り、なんと言いましょうか「破壊的な走り」で連続区間賞獲得!
もちろん、オリンピック出場を狙っているでしょうし、
凄い中学生、凄い高校生だった廣中が、社会人になっても進化し続け、さらにパワーアップしている状況にあると思います。
・・・どこまで強くなるのか・・・。
福士加代子、新谷仁美などの日本女子長距離界のレジェンド、モンスターの域に達し、また、超えていくような期待感がうかがえます。
今後の廣中璃梨佳から目が離せませんよ。
くれぐれも、オーバーワーク等による怪我だけには注意してほしいと願います。
まとめ
以上、今回は、日本女子長距離界の期待のホープ、廣中璃梨佳を紹介しました。
プロフィールや経歴などから、廣中璃梨佳がどんな選手なのかをお伝えしたかったところです。
これからどんな選手になるのか、楽しみです!
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→【陸上】田中希実のプロフィールや経歴をチェック&最大のライバルは!?
→新谷仁美は強いしすごい!2020東京オリンピック出場なるか!?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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