2020年のクイーンズ駅伝の開催が近づいてきました!
毎年のことですが「実質の女子駅伝の日本一」を決める駅伝大会と言って良いでしょう。
陸上ファン、駅伝ファン、長距離ファンには、絶対に見逃せない大会です。
ここでは、クイーンズ駅伝2020の優勝の予想、
また、優勝争いをすると思われる上位進出チームの予想をしたいと思います。
この記事が、クイーンズ駅伝を楽しむお役に立てればと思っています。
※記事中の敬称は省略させていただきます。
クイーンズ駅伝2020の概要と出場チーム
2020年のクイーンズ駅伝は、40回目の開催で、記念大会となります。
大会の概要は次のとおりです。
- 名称:全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(第40回)
- 期日:2020年11月22日(日)
- 時間:12:15スタート
- 会場:宮城県仙台市ほか
- 区間:6区間(42.195km)
- 中継:TBS系列
当初、2020年のクイーンズ駅伝は、第40回目の記念大会でしたので、例年よりも多い28チームの参加が計画されていましたが、
感染症拡大の防止のため、例年どおり22チーム出場で大会を開催することになりました、残念。
また、このような影響から、区間距離が、2020年に限り、若干変更されています。
1区が例年7.0kmなのが7.6km、2区の3.9kmが3.3kmという変更です。
全体のレースに大きく影響することはないと思いますが、
1区、2区の区間記録が、例年の比較とならない(2020年限定の記録)となってしまいますね、ちょっと残念。
過去の39回のクイーンズ駅伝の優勝回数をみてみますと(企業対抗となった大会以降)、
- 7回:三井住友海上
- 5回:ワコール
- 4回:京セラ
- 3回:デンソー、OKI
↑の実績となっており、
また、2回の優勝経験があるのが、JP日本郵政、パナソニック、第一生命、リクルートの4チーム。
9チームが、クイーンズ駅伝での優勝経験があるということです。
この優勝経験のあるチームのうち、2020年のクイーンズ駅伝に出場するのは、
三井住友海上、ワコール、デンソー、JP日本郵政、パナソニック、の5チームで、優勝回数を伸ばす可能性があります。
また、優勝経験のある京セラ、第一生命は、2020年の予選会(プリンセス駅伝)で出場権を獲得することができませんでした。
クイーンズ駅伝2020の出場チーム
2020年のクイーンズ駅伝は、22チームの出場となります。
出場枠は、前年の大会の上位8チーム(クイーンズ8)と、予選会(プリンセス駅伝)での上位14チームです。
クイーンズ8を青、予選通過をオレンジで表記してまとめてみますと、
- JP日本郵政(東日本)←2019優勝
- ダイハツ(関西)
- パナソニック(東日本)
- 天満屋(中国)
- ワコール(関西)
- 三井住友海上(東日本)
- デンソー(中部)
- 豊田自動織機(中部)
- 積水化学(東日本)
- ヤマダHD(東日本)
- 大塚製薬(関西)
- 九電工(九州)
- 資生堂(東日本)
- エディオン(中国)
- 日立(東日本)
- ルートインホテルズ(東日本)
- シスメックス(関西)
- ユニバーサルエンターテインメント(東日本)
- 肥後銀行(九州)
- スターツ(東日本)
- 鹿児島銀行(九州)
- ホクレン(東日本)
↑と、こんな顔ぶれになっています。
クイーンズ駅伝2020の優勝を予想!
それでは、2020年のクイーンズ駅伝の優勝を予想。
いつものように、この予想は、このブログの勝手な思い込みによりますので、お許しください。
優勝は、
JP日本郵政グループ
で、連覇、3度目の優勝が濃厚だと予想します。
予想の根拠は、単純に、出場チームのメンバー比較によります。
2019年のクイーンズ駅伝では、
チームの柱である鍋島莉奈を怪我で欠きながらも、ルーキーの菅田雅香、大西ひかりなどの活躍により、
1区から1位をキープしたままの完全優勝!
なんと言っても、モンスター候補(いつもすみません)、女子長距離界で大注目を集める廣中璃梨佳の爆走!
また、チームの中心選手である鈴木亜由子の安定感などなど、
鍋島の欠場を意に介さないチーム力でその実力を示したわけです。
そのJP日本郵政の2020年のクイーンズ駅伝、
チームの中心でもあり、それぞれが日本女子長距離界を代表する選手である、
鈴木亜由子、鍋島莉奈、廣中璃梨佳、という強烈な選手が出場してくると思われます。
この3人の脇を固めるのが、菅田、大西などの昨年のクイーンズ駅伝で力を示した選手たちだと考えれば、
かなり強烈なメンバーで、充実したチーム力を誇っていると思います。
→廣中璃梨佳のプロフィールや経歴は?日本女子期待のホープです!
全くの私見ですが、クイーンズ駅伝の重要なポイントは、
長い区間でどれだけの走りをするか!
↑ということだと思っています。
クイーンズ駅伝の長い距離というと、
1区7.6km、3区10.9km、5区10.0km、6区6.795km、の4区間です。
この4区間にしっかりと走れる強いランナーがいるのかどうか、
つまり、6人走るうちの、長い距離の区間を走る4人のポテンシャル、スペックが勝負のカギを握ると、勝手に予想しているんです。
となれば!例えば、
1区に廣中、3区に鈴木亜由子、5区に大西、6区に鍋島、とオーダーを組まれたら、
これはかなり強烈な組み合わせで、ほかのチームもこの構成を上回ることが難しいと予想します。
2020年のクイーンズ駅伝の優勝予想は、
長い距離の4区間に強い4選手を配置できるJP日本郵政が優勝するという予想に至ります。
2020年のクイーンズ駅伝上位進出チームの予想
そのJP日本郵政と優勝を争うチーム、追いかけるチームはあるのか。
あると思います。
それが、この上位進出チームということになります。
JP日本郵政と優勝を争うということで考えると、
優勝の予想の根拠とした長い区間を走る4選手を揃えているか、揃えられるかということです。
比較対象として、JP日本郵政の、
廣中-鈴木亜-大西-鍋島
↑という4人を基準?としてみましょう。
以下のチームは、JP日本郵政に対抗できる強い4人を揃えられるかもしれません。
天満屋は、谷本観月-前田穂南-三宅紗蘭-小原玲、
パナソニックは、渡辺菜々美-堀優花-森田香織-中村優希、
ダイハツは、大森菜月-松田瑞生-細田あい-吉本ひかり、
ワコールは、一山麻緒-福士加代子-安藤友香-長谷川詩乃、
この4チームは、それぞれ強いメンバーを4人揃えられ、JP日本郵政に対抗できるのではないかと思われます。
まあ、2019年のクイーンズ駅伝の5位以内のチームなんですけどね(笑)
このように、長い距離に強い4選手を揃えることができる、
- 天満屋
- パナソニック
- ダイハツ
- ワコール
は、優勝争い、上位に進出してくると予想します。
また、優勝争いができるかどうかは微妙なところですが、よく走りそうな4人を揃えられそうなチームにも注目です。
積水化学は、佐藤早也加-新谷仁美-卜部蘭-森智香子、
ヤマダホールディングスは、清水真帆-筒井咲帆-石井寿美-西原加純、
資生堂は、高島由香-木村友香-佐藤成葉-五島莉乃、
というメンバーが揃っています。
積水化学の新谷、佐藤早は絶好調ですし、卜部が長い距離を走れるかどうかが注目でしょうか。
ヤマダHDは、筒井、西原という実績抜群の選手に、清水、石井というよく走るランナーが揃っています。
筒井、西原の出来次第でしょうか。
資生堂も、高島、木村というメンバーに、佐藤成、五島という大卒ルーキーが加入。
プリンセス駅伝では木村友香にアクシデントが発生したかもしれません、木村が走れるかどうかが資生堂の成績を左右するのではないでしょうか。
以上、プリンセス駅伝からの出場チームとなりますが、
- 積水化学
- ヤマダHD
- 資生堂
↑の3チームは、中心メンバーを欠くことがなければ、上位進出、ベスト8には進出するのではないかと予想します。
以上、2020年のクイーンズ駅伝の優勝予想、また、上位進出チームの予想をまとめますと、
- JP日本郵政
- 天満屋
- パナソニック
- ダイハツ
- ワコール
- 積水化学
- ヤマダHD
- 資生堂
と予想します。
まとめ
以上、ここでは、2020年のクイーンズ駅伝の優勝及び上位進出チームを予想させていただきました。
年に1度の駅伝女子最強チームを決めるクイーンズ駅伝。
昨年は、3連覇に挑んだパナソニックを、
大注目のルーキー廣中璃梨佳の加入したJP日本郵政グループが阻止しました。
連覇&3度目の優勝を狙うJP日本郵政を上回るチームがあるのか、大注目のクイーンズ駅伝になると思います。
もちろん、来年のクイーンズ駅伝に向けてのシード権争い(ベスト8)にも注目ですよ。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→全日本大学女子駅伝2020の優勝&上位進出校を敢えて予想します!
→全日本大学駅伝(伊勢駅伝)2020の優勝&上位進出校を予想します
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す