ラグビーのW杯が間もなく始まります、が!
どうも、日本代表の外国人選手の国籍が気になるという方もおられるかと(笑)
そこで、ここでは、ラグビー日本代表選手の帰化、国籍について整理しておきたいと思います。
なるほどそういうことになっているのか!
と、合点がいったところで、ラグビーW杯を楽しみましょう!
ラグビー日本代表の帰化選手
ラグビーワールドカップ2019の日本代表選手は31人です。
→ラグビーワールドカップ2019の日本代表メンバー決定!願ベスト8!
↑こちらの記事でも少し書いているんですが、
日本で生まれた選手は15人、日本以外の国で生まれた選手が16人のようです。
日本以外の国で生まれた16選手のうち、帰化している選手は9人です。
- 中島 イシレリ
- ヴァル アサエリ愛
- トンプソン ルーク
- ヘル ウヴェ
- リーチ マイケル
- ツイ ヘンドリック
- ラファエレ ティモシー
- レメキ ロマノラヴァ
- 松島 幸太朗
日本代表不動のフルバック松島幸太朗も、思いっきり漢字の名前ですが、生まれたのは南アフリカです。
お父さんがジンバブエ人、お母さんが日本人というハーフなんですね。
5歳の時に日本国籍を取得したようです。
松島以外の↑上記の選手たちは、ほぼほぼ、学生時代や社会人になって日本でラグビーをプレーして、日本に帰化した選手たちですね。
ちなみに、日本以外の国で生まれて、日本代表に選出されている選手は7人です。
- 具智元(韓国)
- ヴィンピー・フェンデルヴァルト(南アフリカ)
- ジェームス・ムーア(オーストラリア)
- ピーター・ラブスカフニ(南アフリカ)
- アマナキ・レレイ・マフィ(トンガ)
- ウィリアム・トゥポア(ニュージーランド)
- アタアタ・モエアキオラ(トンガ)
↑この7人は日本国籍ではありませんが、ラグビー日本代表選手です。
ラグビーには、この「外国人」選手が代表選手になることの疑問?があるようですが、
ラグビーの場合は(特にラグビーワールドカップの規則では)、
- 出生地が当該国
- 両親及び祖父母のうち一人が当該国出身
- 当該国で3年以上継続して居住している
という条件が設定されていて、
この3つの条件のうち一つでも満たしておけば、その国の代表に選出される可能性があるわけです。
野球やサッカーなどの日本代表は「国籍」が条件になりますけど、
ラグビーの場合は所属する「協会」が条件になっているんですね。
つまり、日本に限らず、外国籍のままでも、1つの国で3年以上居住(ラグビーをする)すれば、代表選手に選出される条件を満たすことになります。
トンプソンルークやリーチマイケルのように帰化して日本代表になる選手もいれば、
具やヴィンピーやマフィのように、それぞれの国籍のまま、日本代表に選ばれる選手もいるということになります。
ちなみに、この規則は、今後変更される予定だそうです。
ラグビー日本代表の国籍一覧
ラグビー日本代表選手になぜ外国人が多いの?
それは上記のようなラグビー独自のルールがあるからなんですけど、
ここで、ラグビー日本代表メンバーの国籍を確認しておきましょう!
メンバーの出生地、国籍、帰化した選手なのかどうかを整理するとわかりやすいと思います。
ラグビー日本代表の国籍などは次のとおりです。
日本国籍
1.稲垣 啓太
2.木津 悠輔
3.堀江 翔太
4.坂手 淳史
5.北出 卓也
6.姫野 和樹
7.徳永 祥尭
8.田中 史朗
9.茂野 海人
10.流 大
11.田村 優
12.松田 力也
13.中村 亮土
14.福岡 堅樹
15.山中 亮平
16.(NZ)トンプソン ルーク
17.(NZ)リーチ マイケル
18.(NZ)ツイ ヘンドリック
19.(NZ)ラファエレ ティモシー
20.(NZ)レメキ ロマノラヴァ
21.(トンガ)中島 イシレリ
22.(トンガ)ヴァル アサエリ愛
23.(トンガ)ヘル ウヴェ
24.(南ア?)松島 幸太朗
※NZ=ニュージーランド
外国籍
1.(韓国)具智元
2.(南ア)ピーター・ラブスカフニ
3.(南ア)ヴィンピー・ファンデルヴァルト
4.(トンガ)アマナキ・レレイ・マフィ
5.(トンガ)アタアタ・モエアキオラ
6.(AUS)ジェームス・ムーア
7.(NZ)ウィリアム・トゥポア
※AUS=オーストラリア、NZ=ニュージーランド
と、ラグビー日本代表の国籍は上記のようになり、
- 日本国籍が24人(うち帰化選手が9人)
- 外国籍の選手が7人
計31人という内訳になります。
ちなみに、出生地の国籍でみてみますと、
- 日 本:15人
- N Z:5人
- トンガ:5人
- 南 ア:3人
- サモア:1人
- AUS:1人
- 韓 国:1人
という内訳になっています。
ちなみに、過去のラグビーワールドカップで、日本代表のメンバーとして出場した外国人選手もたくさんいます。
→ラグビー日本代表のレジェンドたちを振り返っておきましょう!
そんな外国籍で日本代表としてワールドカップに出場した選手と言えば、現ラグビー日本代表HCであるジェイミー・ジョセフが真っ先に思い出されるでしょう。
ジョセフHCは、オールブラックスの一員として1995年のW杯に出場し、準優勝。
その後日本でプレーし、日本代表に選出され、1999年のW杯に、日本代表の一員として出場しました。
あ!ニュージーランド国籍です。
1987年に開催された第1回ラグビーワールドカップに出場した日本代表、
そのメンバーには、タウモエフォラウとラトゥという2人のトンガ人が入っていました。
タウモエフォラウが日本代表初の外国人選手(←だと思います)、
ラトゥは日本代表として3度のワールドカップに出場してくれました。
アンドリュー・マコーミックはニュージーランド人ですが、
1999年のラグビーワールドカップに、日本代表のキャプテンとして出場しました。
マコーミックは、ラグビー日本代表の初めての外国人キャプテンです。
このように、ラグビー日本代表には、昔から、外国人選手が選ばれ、ワールドカップに出場してくれていたんですね。
個人的には、帰化しようが、自分の国籍のままだろうが、日本代表でのプレーを選んでくれて、嬉しいです。
各国代表選手の帰化・国籍について
日本以外の国ではどうなのか、はい、日本以外の国も同じ傾向にあるんですねぇ。
2019年のワールドカップ出場国の外国人選手についてのデータ?を見つけられないので、
前回の2015年の、
→http://www.americasrugbynews.com/
↑こちらのサイトを参考にさせてもらうと、
前回大会に出場した20か国のうち、外国人選手のいない国はアルゼンチンの1か国だけ。
他の国の、外国人の人数をピックアップして、まとめてみますと、
- 13人:サモア
- 12人:ウェールズ
- 12人:トンガ
- 12人:スコットランド
- 11人:日本
- 10人:フランス
- 9人:オーストラリア
- 7人:アイルランド
- 6人:ニュージーランド
- 3人:イングランド
と、こんな感じで、ニュージーランドやオーストラリア、フランス、イングランドという、
ラグビー界の超強豪国でも、外国人選手がいるんですね。
日本だけじゃないんです(笑)
人数の大小はあるかもしれませんが、どこでもやってるんです(笑)
いや、そうじゃないんです!
ラグビーは、そういうスポーツなんですよ、「国籍」ではなく「協会」括りなんです。
サッカーや野球、バレーボール、バスケ、とは違い、これがラグビーの特徴なんですね。
このことを踏まえて、ラグビーワールドカップを楽しみたいですよね。
もちろん、頑張れニッポンです!
まとめ
以上、今回は、ラグビー日本代表の帰化選手や国籍について紹介しました。
ラグビー日本代表は24人の日本国籍と7人の外国籍の選手が選出されています。
個人的には、外国人選手も、帰化して日本国籍を取得した外国人選手も、日本代表を選んでくれてうれしく思います。
前回大会のように、地元開催の日本で、私たちにシビれる試合を魅せてほしいです。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役にお役に立てればうれしく思います。
よかったら、ラグビーワールドカップ関連の以下の記事もご参照ください。
→ラグビーワールドカップ2019大会を予想させていただきます!
→ラグビーワールドカップ2019世界のイケメンを予習しておきます!
→ラグビーのハカ(ウォークライ)もチェック!大迫力から感動まで!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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