12月、駅伝、師走の都大路、といえば、全国高校駅伝。
2022年の全国高校駅伝の開催が近づいてきています。
毎年恒例で恐縮いたしますが、今大会も、当ブログ勝手な優勝の予想をさせていただきたく存じますm(__)m
2022年の全国高校駅伝男子は、昨年、連覇を達成した世羅(広島)が3連覇に挑戦します。
3連覇なるのか、はたまた、他校が阻止するのか?
2022年の大会は73回目、12月25日(日)のクリスマス開催。
今年も高校生アスリートたちの激走を堪能させていただきましょう!
※敬称は省略させていただきます。
2022年全国高校駅伝出場校(男子)
2022年の全国高校駅伝男子の出場校の確認です。
今年も、全国高校駅伝出場校を都道府県予選のタイム順に紹介します。
当ブログの、この全国高校駅伝の優勝予想の記事を、以前からのぞいてくださってます方々はご承知のことと思いますけど、
この全国高校駅伝の優勝予想につきましては、予選のタイムを大きな根拠としております。
予選のタイムを根拠にしたからといって、予想が当たるとはとてもとても言えませんけども、逆に、予選タイムが20位以降のチームが優勝したことのない(←たぶん)のも事実でございます(笑)
ですので、2022年の全国高校駅伝男子の優勝を予想するにあたっては、どのチームが強そうなのかを確認しておきたいところです。
また、全国高校駅伝の優勝や成績に、毎年毎年侃侃諤諤されるのが留学生の出場。
ついでに越境入学も(笑)
ルールの下で開催されているわけですから、しょうがないことと思いますけど、留学生を起用するチームは強い傾向にあるのも事実。
ということで、
出場校を予選タイム順に、予選で留学生が出場したチームには○印で示してみたいと思います(予選で留学生を起用しないで本番で起用するチームもあるようですが笑)。
- 2.03.14:倉敷(岡山)○
- 2.03.31:西脇工(兵庫)
- 2.03.54:仙台育英(宮城)○
- 2.04.10:佐久長聖(長野)
- 2.04.55:熊本工
- 2.04.57:八千代松陰(千葉)
- 2.06.15:埼玉栄
- 2.06.19:智辯カレッジ(奈良)
- 2.06.24:学法石川(福島)
- 2.06.26:西京(山口)
- 2.06.27:水城(茨城)
- 2.06.44:札幌山の手(北海道)○
- 2.06.46:大垣日大(岐阜)
- 2.06.51:清風(大阪)
- 2.07.18:洛南(京都)
- 2.07.22:出水中央(鹿児島)
- 2.07.25:小林(宮崎)
- 2.07.27:世羅(広島)
- 2.07.41:秋田工
- 2.07.46:遊学館(石川)○
- 2.07.52:城西(東京)
- 2.08.12:東農大二(群馬)
- 2.08.21:福岡第一
- 2.08.24:青森山田○
- 2.08.42:大分東明○
- 2.08.47:名経大高蔵(愛知)
- 2.08.47:今治北(愛媛)
- 2.08.54:佐野日大(栃木)
- 2.08.57:高知農
- 2.09.07:藤枝明誠(静岡)
- 2.09.22:山梨学院
- 2.09.28:滋賀学園
- 2.09.37:高岡向陵(富山)
- 2.09.59:十日町(新潟)
- 2.10.11:八頭(鳥取)
- 2.10.21:伊賀白鳳(三重)
- 2.10.44:智辯和歌山
- 2.10.47:東海大山形
- 2.10.47:敦賀気比(福井)
- 2.11.05:小豆島中央(香川)
- 2.11.17:瓊浦(長崎)
- 2.11.20:つるぎ(徳島)
- 2.11.24:一関学院(岩手)
- 2.11.32:市立橘(神奈川)
- 2.12.12:鳥栖工(佐賀)
- 2.14.25:平田(島根)
- 2.15.29:北山(沖縄)
↑の、47校の出場となります。
2022年全国高校駅伝の各都道府県予選の最速タイムは倉敷(岡山)の2.03.14、近年の予選タイムの中でもかなりの好タイムになります。
最も時間のかかったタイムは2.15.29の北山(沖縄)、1位とは12分の差があります。
全国高校駅伝の出場校といえば常連校が顔を揃えることも見どころのひとつだと思いますけど、都道府県によってはライバル校同士の競争があって、お?っと注目のチームの出場に目が行きがちです。
例えば、
強豪県である熊本県からは熊本工が出場、予選タイムは5位、熊本の強豪校である九州学院を抑えての出場となったようです。
同じく九州の強豪県、福岡からは福岡第一が出場、大牟田や自由ヶ丘などと切磋琢磨しているんだろうなあと想像できますね。
熊本工、福岡第一は注目かと。
いろんな影響があると思われますが、全体的に予選タイムが例年よりも遅いように感じます。
こうやって予選タイムを順に並べてみると、智辯カレッジ(奈良)、清風(大阪)、遊学館(石川)あたりは好タイムを叩き出しての出場ということに。
逆に、伊賀白鳳(三重)、鳥栖工(佐賀)あたりは勝手に心配しているところです。
過去7回の全国高校駅伝、優勝回数は、
- 11回:世羅(広島)
- 8回:西脇工(兵庫)
- 8回:仙台育英(宮城)
- 7回:小林(宮崎)
- 6回:報徳学園(兵庫)
↑昨年は世羅(広島)が連覇達成、最多11回目の優勝。
2022年に大会史上3校目の3連覇に挑戦します(過去の3連覇は報徳学園、仙台育英)。
2022年の全国高校駅伝、男子の部は、このような47チームとなりました。
2022年全国高校駅伝男子の優勝予想
それでは、優勝の予想。
ここ数年、この全国高校駅伝の優勝の予想記事に、多くの方々よりコメントをいただいております、ありがとうございます。
毎度のことながら、当ブログの全国高校駅伝はこの予想記事から始まっております(笑)
どこが優勝するのか、どこが優勝争いをするのか、注目選手は!?などなど、記事を読んでくださる皆様方と一緒に大会を楽しめればと思っております。
全国高校駅伝男子の優勝と予選タイム
2022年も同じデータで申し訳ございません。
過去の全国高校駅伝において、優勝するチームは、地区予選で好タイムを叩き出したチームが優勝する傾向にあります。
過去10年を振り返ってみますが、
【年-優勝-予選タイム順位-○←留学生の出場】
- 2021-世羅:5位○
- 2020-世羅:10位○
- 2019-仙台育英:1位○
- 2018-倉敷:4位○
- 2017-佐久長聖:1位
- 2016-倉敷:1位○
- 2015-世羅:1位○
- 2014-世羅:2位○
- 2013-山梨学院:3位
- 2012-豊川:1位○
↑過去10回の大会の優勝校と予選タイム順位、及び留学生の出場に関しての実績となります。
過去10大会中、予選でトップのタイムを記録した高校の優勝が5回です(確率50%)、予選3位以内のタイムでみると7回(確率70%)、更にいうと、予選5位以内のタイムでみると確率90%になります。
そして、留学生を擁する高校の優勝は、10回中8回です(確率80%)。
予選タイムを比較してみても、各都道府県予選でのコースや天候等が影響するため、単純な比較はできない!ことも重々承知しておりますが、実績はこのとおりなのです。
この傾向を考慮したうえで、2022年の全国高校駅伝男子の優勝を予想しますと、
例えば、2022年の予選タイム速い順に、倉敷(岡山)、西脇工(兵庫)、仙台育英(宮城)の3チームは優勝する可能性が高いと言わざるを得ません。
更に、加えて、留学生を擁するチームの優勝が80%と高確率であることを考えれば、予選タイム上位3チームの中では、倉敷(岡山)、仙台育英(宮城)は、西脇工(兵庫)よりも、優勝の可能性が高くなるということになります。
も1回言っときますよ、全国高校駅伝の男子の部の優勝と予選タイム、留学生の関係を踏まえると、このような傾向にあるということです。
・・・と、さも偉そうに言って申し訳ありませんm(__)m
留学生自体が速いので、留学生を擁するチームのタイムが速くなるのは当たり前の話なんですけどね(笑)
区間賞候補が4人必要
当ブログの全国高校駅伝男子の優勝予想のもうひとつの傾向、全7区間中4区間で区間賞を争うことができるかということ。
過去7年間の優勝校の区間順位を【年-7区間の順位-高校】で羅列してみますが(区間5位以内を赤文字で表示してみます)、
- 2021:1-12-1–3–4–2–1世羅
- 2020:9-5–1-13-5-6-3世羅
- 2019:6-1-8-4–4–1-9仙台育英
- 2018:8-8-1–3–2–2–3倉敷
- 2017:1–1-7-1–2–1–3佐久長聖
- 2016:5–5–1–1-7-1-15倉敷
- 2015:3–1–1-8-1–1–2世羅
↑と、こんな感じになっているんですね。
区間賞を獲る走りをする、区間賞争いをする走りをする、そんな区間が多ければ多いほど優勝する可能性が高くなるわけですが(←これも当たり前の話ですが)、
せめて4区間くらいで、区間賞に近い走りをする選手がいるかどうかが、優勝の傾向にあります。
留学生を含んで、4人ほどの強い選手を揃えられるかどうかが、優勝の条件となります。
そこで!2022年の全国高校駅伝、男子、で有力選手を揃えているのはどのチームなのか。
私選ですが、注目選手の紹介という意味も含めてピックアップしてみますと、
予選タイム1位の倉敷(岡山)が、
- 南坂 柚汰(3年)昨年1区4位
- 桑田 駿介(2年)昨年4区6位
- 桧垣 蒼(2年)
- キプチルチル(3年)昨年3区3位
- キバティ(2年)
↑経験豊富なエース南坂をはじめ強烈留学生たち。
予選タイム2位の西脇工(兵庫)は、
- 長嶋 幸宝(3年)2022年5000PB日本人2位
- 稲見 峻(3年)
- 新妻 玲旺(3年)
- 小田 伊織(3年)
2022シーズンイン岩国 男子3000m
1位 長嶋幸宝選手(西脇工高)8分5秒28 pic.twitter.com/wmMr0qxjjI— M.Kawaguchi (@rikujolove) April 10, 2022
↑絶対的エースの長嶋と昨年の都大路を走った経験者たち。
予選タイム3位の仙台育英(宮城)は、
- 大西 柊太郎(3年)
- 佐藤 蓮(3年)昨年7区2位
- 大濱 逞真(2年)
- ムテチ(3年)昨年5区2位
- カヒガ(1年)
↑ムテチを中心に昨年3位の経験者が揃います。
3連覇に挑戦の世羅(広島)は、
- 村上 響(3年)昨年7区1位
- 中村 海斗(3年)
- 小島 悠生(3年)
- 石堂 壮真(3年)
- カマウ(1年)
↑ロード、駅伝になると滅法強い伝統校のメンバー、そしてまだベールに包まれているのかカマウ。
2022年の高校男子長距離界の注目を一身に集める吉岡擁する佐久長聖(長野)は、
- 吉岡 大翔(3年)2022年5000PB日本人1位
- 長屋 匡起(3年)
- 永原 颯磨(2年)
- 山口 竣平(2年)
- 濵口 大和(1年)
↑大砲吉岡を中心に好タイムを持つ面々が揃っています。
チームの紹介の最後は、2022年の全国高校駅伝男子の部、お勧めの注目校、ダークホースと言わせていただきます八千代松陰(千葉)ですが、
- 綾 一輝(3年)
- 工藤 慎作(3年)
- 田中 愛睦(3年)
- 小河原 陽琉(2年)
- 鈴木 琉胤(1年)←大注目
↑2022年に調子の良いエース綾、そして1年生ながら好記録を叩き出している鈴木には大注目。
以上、予選タイム上位、昨年の覇者、そして当ブログ推しのダークホースのチームの主要選手を紹介してみました。
これらの選手に比較により、次で、優勝の予想をしてみたいと思います。
2022年全国高校駅伝男子の優勝予想
毎度のこと、当ブログの理屈にお付き合いいただきましてありがとうございます。
これまでのとおり、予選タイム、留学生、4人の強力メンバーを揃えられるチーム、ということで、優勝を予想させていただきます。
2022年全国高校駅伝男子の優勝は倉敷(岡山)と予想いたします。
ということは、世羅(広島)の3連覇はならず、との結論になります。
南坂、キプチルチル、桑田、檜垣、田坂など、倉敷のメンバーの充実ぶりは他校を上回っていると評価します。
世羅、仙台育英の2校は、倉敷とほぼほぼ同等の力があると評価しますが、留学生がキプチルチル(キバティとの比較においても)には及ばないものと。
また、西脇工、佐久長聖、八千代松陰の3校、また、予選タイム5位の熊本工も、倉敷に迫るものと評価しますが、留学生を擁していないことで、倉敷には及ばないのではないかと。
当ブログの予想は、倉敷の優勝という結論に至るのです。
つまり、2022年の全国高校駅伝男子は、
優勝が倉敷(岡山)、倉敷を追うチームとして、
- 仙台育英(宮城)
- 八千代松陰(千葉)
- 佐久長聖(長野)
- 西脇工(兵庫)
- 世羅(広島)
↑倉敷が優勝できなかったとすれば、これらのチームが優勝するものと予想いたします。
皆様の予想はいかがでしょうか?
まとめ
以上、2022年も全国高校駅伝の男子の優勝の予想をさせていただきました。
全国高校駅伝は2022年12月25日(日)に開催されます。
「花の1区」の区間賞を獲るのは誰か!?とか楽しみしかありません(笑)
今年も、師走の都大路決戦を楽しみましょう。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
全国高校駅伝について以下の記事もご参照ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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