全日本大学女子駅伝2021の優勝を予想します!絶対王者5連覇か?

大学女子駅伝界の日本一を決める全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)の開催が近づいてきました。

大会は2021年10月31日

大学女子駅伝界の絶対王者、名城大学が5連覇に挑戦します。

・・・ただ、昨年の4連覇ほど盤石ではない傾向にありますか・・・。

毎年恒例で恐縮ですが、このブログ恒例の、優勝&上位進出校の予想をさせていただきます。

なにより、無事開催されて、アスリートたちのパフォーマンスを楽しませていただきたいですよね。

※敬称は省略させていただきます。

全日本大学女子駅伝の日程や過去の優勝校

出典:http://www.morino-miyako.com/

全日本大学女子駅伝大会は、2021年の開催で第39回目となります。

大会の概要は次のとおりです。

  • 名称:第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)
  • 日時:2021年10月31日(日)12:10スタート
  • 場所:宮城県仙台市
  • 区間:6区間(38.1km)

↑となっています。

第39回全日本大学女子駅伝公式

前回大会の8位以上は次年度の出場権が与えられ、

また、12位以内で希望するチームは、年末に開催される富士山女子駅伝に出場することができます。

 

2020年の全日本大学女子駅伝は、名城大が2位の大東文化大に約3分の大差で、4連覇達成、通算5度目の優勝を飾りました。

3位は日体大という結果でした。

また、名城大は、富士山女子駅伝でも優勝し、3年連続で大学女子駅伝2冠に輝きました。

むむむ、やっぱり強いんですよねぇ。

この、名城大の時代がいつまで続くのか、他校の巻き返しはいつになるのか??

そんなことも気になる大学女子駅伝界です。

 

通算の優勝回数では、

  • 10回:立命館大
  •   5回:名城大  
  •   4回:京産大
  •   3回:筑波大
  •   2回:大阪体育大
  •   2回:中央大
  •   2回:城西大
  •   2回:佛教大

↑と、立命館大がダントツの優勝回数を誇っています。

昨年の優勝で、通算5度目の優勝となった名城大は、通算で単独2位の優勝回数となりました。

 

全日本大学女子駅伝2021の出場校

全日本大学女子駅伝2021の全出場校を確認しておきましょう。

【大学名(出場回数)】で表記します。

  1. 名城大(23)
  2. 大東大(11)
  3. 日体大(33)
  4. 立命館大(32)
  5. 関西大(14)
  6. 大阪学院大(28)
  7. 城西大(28)
  8. 松山大(14)

↑こちらが昨年の上位8位までのシード校。

以下、各地区の代表校です。

  • 札幌国際大(5)北海道
  • 東北福祉大(19)東北
  • 石巻専修大(5)東北
  • 筑波大(25)関東
  • 拓殖大(4)関東←注目?
  • 順天堂大(28)関東
  • 中央大(30)関東
  • 新潟医療福祉大(10)北信越
  • 中京学院大(3)東海
  • 中京大(35)東海
  • 大阪芸術大(9)関西
  • 佛教大(20)関西
  • 関西外国語大(7)関西
  • 兵庫大(2)関西
  • 環太平洋大(4)中国四国
  • 福岡大(33)九州
  • 鹿屋体育大(17)九州
  • 東北学連選抜※オープン

↑以上、オープン参加の東北学連選抜を含め26校の出場となります。

全日本大学女子駅伝2021の優勝及び上位進出の予想

2021年の全日本大学女子駅伝も、名城大の5連覇、通算6度目の優勝となると予想します。

全日本大学女子駅伝は、6区間38.1km。

2021年の名城大のメンバーは、

  • 和田 有菜(4年)
  • 高松ムセンビ(4年)
  • 小林 成美(3年)
  • 山本 有真(3年)
  • 荒井 優奈(3年)
  • 増渕 祐香(2年)

↑など、やっぱり強いメンバーが揃っています。

中長距離種目の日本代表としても活躍した、和田有菜、高松智美ムセンビが、大学生最後の駅伝シーズンとなるわけですね。

この2人は、1年生の頃から、全日本大学女子駅伝&富士山女子駅伝の2冠を3年連続で達成していて、

最終学年となる2021年に、4年連続大学女子駅伝2冠がかかっているんですね。

繰り返しますが、和田とムセンビは、大学生になって、大学女子駅伝の全国大会全部優勝しているんです、凄いです。

ですので、なんとしても優勝したいと考えていることでしょうし、ファンも応援したいところでしょう。

3年生の小林成美、山本有真は実質のWエースですし、成長を続ける増渕祐香、ルーキーの谷本七星なども注目の選手。

ま!こんな強いメンバーが揃っている名城大ですから、

敢えて、優勝予想!!なんて大袈裟に言わなくても、名城大は優勝候補筆頭と評価されることはノーマルなことかと。

 

・・・しかし・・・、しかしですねぇ。

2021年の全日本大学女子駅伝は、名城大が4連覇した昨年までとは違う、ちょーっと気になることがあるんです。

それは、2021年の駅伝シーズンに突入する前のトラックシーズンでの動向なんです・・・。

特に、全日本インカレや関東インカレ(←名城大は東海インカレですが)が例年とちょっと傾向が違っているんです、ほんのちょっと。

過去3年間の全日本インカレを振り返ってみたときに、

1500m、5000m、10000mの中長距離3種目で、ほぼほぼ名城大の選手が優勝、若しくは優勝争いをしてきました。

ところが、2021年の全日本インカレでは、この3種目で名城大は優勝できていません。

2019年の全日本インカレでもこの現象は起きているんですが、この年は佐藤成葉(立命館)、五島莉乃(中央大)という強烈なランナーと、当時の名城大のエース加世田梨花和田有菜が及ばなかったわけですが、優勝争いはしているんですねぇ。

2021年の全日本インカレでは、

  • 1500→保坂 晴子(日体大2)
  • 5000→不破 聖衣来(拓殖大1)
  • 10000→鈴木 優花(大東大4)大会記録
  • 3000SC→吉村 玲美(大東大3)3連覇

↑と、3000mSCを含め、名城大はタイトルを獲ることはできなかったんですねぇ。

これが、全日本大学女子駅伝の成績に直結するのかというと、そんなことはないのですが、ちょっと例年にはない現象なんですよねぇ。

もちろん、合わせてくるでしょう、本番の駅伝に選手たちのピークを合わせてくるとは思われます。

ただ、繰り返しますが、この2021年の全日本インカレの成績、

名城大がまだまだ調整?段階なのか、それとも、他の有力校が力を付けて来ているのか、という視点でもあるのかなと。

そこで、2021年の関東インカレを振り返ってみますと、全日本インカレで好走した選手が、関東インカレでも好走をしているんですね。

 

前置きが長くなりました申し訳ございません。

何が言いたいのか、名城大を追う他校の力が上がっている可能性があるとお伝えしたいんです。

つまり、優勝候補は名城大ですが、昨年までの差(約3分の差)はないですよ、と!

もっと言えば、2位争いがわからなくなりましたよ!

昨年の全日本大学女子駅伝も予想させていただきましたとおり、

全日本大学女子駅伝2020の優勝&上位進出校を敢えて予想します!

↑2021年度は、日本体育大学の充実ぶりが目に付きます。

関東インカレと全日本インカレの中長距離の成績をピックアップしてみますが、

関東インカレ1500mは、

  1. 山﨑 りさ(日体大1)
  2. 樫原 沙紀(筑波大2)
  3. 吉村 玲美(大東大3)
  4. 道下 美槻(立教大2)
  5. 保坂 晴子(日体大2)

↑と、5位以内に日体大2人と吉村玲美。

関東インカレ5000mは、

  1. 不破 聖衣来(拓殖大1)
  2. 山﨑 りさ(日体大1)
  3. 保坂 晴子(日体大2)
  4. 樫原 沙紀(筑波大2)
  5. 岡島 楓(日体大4)

↑5位以内に日体大3人。

関東インカレ10000mは、

  1. 岡島 楓(日体大4)
  2. 松本 奈々(順天堂大4)
  3. 山賀 瑞穂(大東大3)
  4. 今井 彩月(大東大3)
  5. 小原 茉莉(日体大2)

↑タイムはイマイチなんですが、上位5位までに日体大2人、大東大2人。

 

もう少しお付き合いください。

全日本インカレ1500mは、

  1. 保坂 晴子(日体大2)
  2. 山本 有真(名城大3)
  3. 樫原 沙紀(筑波大2)
  4. 高松 智美ムセンビ(名城大4)
  5. 山﨑 りさ(日体大1)

↑日体大2年保坂晴子が、名城大の山本、高松に勝利!

全日本インカレ5000mは、

  1. 不破 聖衣来(拓殖大1)
  2. 小林 成美(名城大3)
  3. 山﨑 りさ(日体大1)
  4. 保坂 晴子(日体大2)
  5. 松村 灯(立命館大1)

↑スーパールーキー?拓大1年の不破が関東&全日本を連覇!

名城大のエース小林成美に勝利しています。

全日本インカレ10000mは、

  1. 鈴木 優花(大東大4)大会記録
  2. 飛田 凛香(立命館大3)
  3. 小松 優衣(松山大3)
  4. 和田 有菜(名城大4)
  5. 柳谷 日菜(関西大4)

↑大東文化大の大砲、鈴木優花が2位の飛田(昨年の全日本大学女子駅伝1区区間賞)に約50秒の大差で圧勝!

 

このように、関東インカレ及び全日本インカレでは、日体大の山﨑りさ、保坂晴子が1500-5000mで好走、

大東大も、働き者吉村玲美が好調を維持、大エース鈴木優花が復活?

日体大も大東大も、名城大と競る成績を残しているんですね。

 

ここでは、名城大の優勝を予想しましたので、名城大が1位として、上位の順位を予想させていただきますと、

  1. 名城大
  2. 日本体育大
  3. 大東文化大
  4. 立命館大

↑という順位になるのではないかと。

日体大、大東大はどっちが2位となるか読めませんが、昨年から登り調子の日体大が有力でしょうか。

もしも!名城大になにかあった場合には、日体大、大東大の優勝もあるかもしれません。

日体大、大東大は、トラックでの好調をロードに繋げられるかどうか、

各チーム、選手のピークを全日本大学女子駅伝に合わせられるかどうか、がポイントであることは言うまでもありません。

 

以上、全日本大学女子駅伝2021の優勝争いをするであろうチームを予想してみました。

 

全日本大学女子駅伝2021の注目選手

2021年全日本大学女子駅伝の優勝予想の最後に、各チームの注目選手をピックアップ。

私選ですが、この選手たちの走りが各チームの命運を握っていると思いますよ。

 

高松智美ムセンビ:名城大4年

 

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和田有菜、小林成美、山本有真、増渕祐香などなど、強いメンバーが揃っている名城大。

近年の強い名城大を牽引してきたのは、この高松智美ムセンビではなかったでしょうか!

高校時代からその活躍ぶりで有名選手でしたよね。

トラックで調子が悪くても、駅伝ではきっちりと仕事をして優勝に貢献してきました。

同期の和田と同じく、大学生の駅伝競技で負けなしで、有終の美を飾れるでしょうか。

 

鈴木 優花:大東文化大4年

大学女子駅伝界で「大砲!」というワードは、この鈴木優花こそ相応しいのではないでしょうか。

その実力は広く知られているところ。

大学は違えど、高松智美ムセンビ和田有菜らと切磋琢磨してきて、大学生活ラストイヤーとなりました。

大東大の二枚看板のひとり、吉村玲美とともに、その実力で、宿敵、名城大を上回ることができるでしょうか!

 

保坂 晴子:日本体育大学2年

昨年から上り調子の日本体育大学。

その調子の良さの象徴がこの保坂晴子でしょう。

この記事で紹介しましたとおり、2021年のトラックでも好走を継続していますが、

昨年は、全日本大学女子駅伝2区で区間賞、また富士山女子駅伝でも3区で区間賞。

名城大に進んだ同じ高校(錦城学園)の同級生、増渕祐香も力を付けています、直接対決ありますか。

上級生の岡島楓、黒田澪や、期待のルーキー山﨑りさなど、メンバーも充実してきました。

大東大超え、いや、名城大にどれだけ迫れるか、日体大の鍵を握るのはこの選手かもです。

 

飛田 凛香:立命館大3年

大学女子駅伝界の女王復活を目指す立命館大。

2021年の全日本大学女子駅伝の注目選手は、この飛田凛香でしょう。

昨年の1区区間賞、2021年の全日本インカレでは鈴木優花に次ぐ2位。

1年生に、期待のルーキー村松灯も加わりました。

まずは、日体大、大東大を上回りたいところです。

 

以上、優勝候補の4チームから注目の選手をピックアップしてみました。

好走を期待したいところです。

 

まとめ

以上、2021年の全日本大学女子駅伝の優勝を予想をしてみました。

今大会も名城大が本命です、5連覇が堅そうです、が!

昨年までの大圧勝とはならないと予想しています。

ずっと準優勝の大東大、昨年からどんどん調子が上がっている日本体育大学は、名城大にどれだけ迫れるか。

2021年の全日本大学女子駅伝も楽しませていただきます。

 

今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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