NBAの2019-20シーズンが開幕します!
日本人初のドラフト1巡目指名を受けた八村塁は、ワシントン・ウィザーズと契約をしました。
そのワシントンウィザーズってどれくらい強いんでしょうか?
今回は、NBAの過去の実績などから、ウィザーズを紹介したいと思います。
ワシントン・ウィザーズとは
まずは、ワシントン・ウィザーズのプロフィールから。
- 名 称:ワシントン・ウィザーズ
- 創 設:1961年
- 所 属:イースタンカンファレンス・サウスイーストディビジョン
- 本拠地:ワシントンDC
- アリーナ:キャピタル・ワン・アリーナ(20,173人)
- チームカラー:赤・白・青
【主なチーム史】
- NBA優勝:1回(1978年)
- ファイナル進出:4回
- ディビジョン優勝:8回
- 永久欠番:「10」「11」「25」「41」
1961年:シカゴ・パッカーズ(チーム創設)
1962年:シカゴ・ゼファーズ(チーム名変更)
1963年:ボルチモア・ブレッツ(本拠地移転)
1971年:NBA準優勝
1973年:キャピタル・ブレッツ(本拠地移転)
1974年:ワシントン・ブレッツ(チーム名変更)
1975年:NBA準優勝
1978年:NBA優勝
1979年:NBA準優勝
1997年:ワシントン・ウィザーズ(チーム名変更)
↑と、ウィザーズはこのようなチームです。
チームの全盛期は1970年代だったと言えるでしょう。
チーム名がワシントン・ブレッツという時代です。
1978~1979年は2年連続でNBAファイナルに進出して、NBA屈指の強いチームだったんでしょう。
ウィザーズの永久欠番のうち、
11はエルビン・ヘイズ、41はウェス・アンセルド、
このレジェンドが、1970年代の強いウィザーズの中心選手だったようです。
しかし、1979年のNBAファイナル進出後は、チームは低迷してしまいます。
NBAプレーオフに出場しても1回戦敗退、
若しくは、プレーオフに出場できない時代が30年以上続きました。
2010年以降に、現ウィザーズの中心選手となるジョン・ウォール、ブラッドリー・ビールの活躍により、徐々に強いチームになっていき、
2013年以降は、ほぼ毎シーズンプレーオフに進出するチームになりました。
2017年には、約40年ぶりにディビジョンで優勝しました。
つまり、長く低迷していたんですけど、ここ5年ほどで強いチームになりつつあるのがウィザーズということになります。
ウィザーズのユニフォーム(ホーム)は↓こんな感じ。
↑他にも、赤と青(紺ぽい)ユニフォームがあります。
八村塁の「8番」のユニフォームは欲しいですね(笑)
チーム名のWizardとは「魔法使い」という意味。
かつて、NBAのレジェンド中のレジェンド、マイケル・ジョーダンが所属し、一時期はオーナーも務めたことがあります。
八村塁は、このマイケルジョーダンの「ジョーダン・ブランド」と契約し、ジョーダンのシューズを履いてプレーすることになります。
徐々に強いチームになりつつあるウィザーズ、そして八村塁、注目しなければなりませんね。
八村塁の試合を観るなら↓こちらです。
ワシントンウィザーズの選手
そんなウィザーズにはどんな選手がいるのか、チェックしておきましょう。
ジョン・ウォール
- 背番号:2
- ポジション:PG
- 身長:193cm
2010年のNBAドラフト全体1位でウィザーズに加入したウォール。
現ウィザーズの「2枚看板」の1人です。
2019年10月現在、アキレス腱断裂で、今シーズン開幕には間に合わないかと思います。
シーズン途中で復帰してくると思われます。
ウィザーズの選手では、まず!このウォールを覚えておきましょう。
ブラッドリー・ビール
- 背番号:3
- ポジション:SG
- 身長:196cm
2012年のNBAドラフト1巡目3位のビール。
現ウィザーズの「2枚看板」のもう一人。
ウィザーズのキャプテンであり、ウィザーズのエースですな。
ウィザーズの試合を観ることがあったら、この選手が最も目につくと思います。
トーマス・ブライアント
- 背番号:13
- ポジション:C
- 身長:211cm
ウィザーズのC(センター)は誰がスターターとなるのか、ちょっと予想できませんが、
昨シーズン加入したトーマス・ブライアントには期待がかかるのではないでしょうか。
ウィザースのゴール下のブライアントに注目しましょう。
↑ウィザーズの現選手としては、この3選手を覚えておいたほうが良いと思います。
八村塁もロースターには入ることと思われますが、開幕からスターターとなれるかどうかは分かりません。
NBAの試合で経験を積んで、活躍次第では、シーズン途中からスターターとなる可能性もあるかと思います。
ウィザーズの歴代の選手を覚えておきたいのであれば、
まずは、永久欠番の4人、
- 10番:アール・モンロー
- 11番:エルビン・ヘイズ
- 25番:ガス・ジョンソン
- 41番:ウェス・アンセルド
なんでしょうけど、このレジェンドたちを、私も知りません(笑)
強いウィザーズ時代の中心選手だったんでしょう。
忘れてはならないのが、マイケル・ジョーダンです。
シカゴ・ブルズで引退し、プロ野球選手となったジョーダン(1度目の引退)、
再びブルズに復帰して3シーズンを過ごした後、2度目の引退。
そして、ウィザーズのオーナーになった後、低迷するウィザーズのためにまたもや復帰!
2シーズンを過ごした後、3度目の引退。
つまり、マイケル・ジョーダンが、NBAで最後にプレーしたチームが、ワシントン・ウィザーズということになります。
八村塁がプレーするウィザーズにはこれらの選手が所属し、プレーしていたんですね。
強いウィザーズが復活することを願います(笑)
ワシントン・ウィザーズは強い?
1970年代のチームの全盛期が終了し、約30年の低迷した後、
2010年以降にちょっと復活してきた感のあるウィザーズなんですが、
実際に、どれくらい強いのか気になりますよね。
実は、2019年の7月頃の、2019-20シーズンNBAのチームを評価した記事があるんですが、
その記事によると、ウィザーズは、
「30チーム中2番目に期待が持てないチーム」:NewsWeek
と評価されているんですね(笑)
その内容をいくつか拾ってみますと、
- チーム作りの方向性が見えない
- 現在の補強で優勝を狙うチームにするのは無理
- 将来のドラフトのためにチームの解体を進めている最中
ということらしいんです。
つまり、将来的なチーム強化のために、
高額なスター選手を放出して、チームの再建をしている段階にあるとの見解です。
チームの成績が悪くなれば、ドラフトで順位の良い指名権を獲得できる可能性があるんだとか。
そう考えると、ウィザーズはあまり強いとは言えないチームのような気もしますし、
近年、強いチームになってきたと言っても、低迷期と比較した場合の「強い」というニュアンスですので、
NBAのプレーオフを勝ち抜き、ファイナルに残れるほど強いとは言えないのかもしれませんね。
ただし、NewsWeekが言うには、
このチームの状況が、八村塁にマイナスになるではなく、
試合に出場し、チームの中での期待値が上がるので、
八村塁が試合に出場し、NBAでの経験を積むことができるではないか、
つまり、八村塁にとって、ウィザーズに入ったことは、良いことなのかもしれない、とのことです。
ウィザーズは強いのか!?
ということに関しては、このような評価もあるんですね。
まとめ
以上、今回は、八村塁が加入したワシントン・ウィザーズはどんなチームなのか、強いのか!について紹介しました。
NBAのチャンピオンになったくらい強い時期もありましたが、
その後、長い低迷期が続き、その低迷期に比べると、近年、ちょっとずつ強いチームになってきた、
ウィザーズはそんなチームだと言えます。
さすがに、NBAチャンピオンになれるほど強いとは思えませんが、
近年コンスタントにプレーオフに進出していることを考えれば、決して弱くもないチームだとも言えると思ます(笑)
いずれにせよ、八村塁の活躍に期待はしてしまいますよね!
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→NBA2019-20が開幕します!八村・渡邊・馬場は活躍できる?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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