2018年の阪神ドラフト1位、近本光司。
ルーキーイヤーである2019シーズンは大活躍しましたよね、セリーグの新人王候補です。
そんな近本の1年目の実績、活躍は、2020年の年俸にどう評価されるでしょうか?
今回は、近本の来シーズンの年俸がどうなるか、他の選手の事例を踏まえて、予想してみたいと思います。
近本光司の2019シーズンの成績
近本のルーキーイヤーである2019シーズンの成績は次のとおりです。
- 試合 142
- 打率 .2713
- 安打 159←セ新人記録
- 本塁打 9
- 打点 42
- 盗塁 36←セ盗塁王
- OPS .689
↑一般的にプロ野球の野手選手で表される成績はこれくらいかと思いますが、
数字だけでみてみると、突出しているのが、安打数と盗塁数でしょう。
159安打はセリーグ新人最多安打(これまでの記録は長嶋茂雄の154安打)記録を達成、両リーグあわせると日本プロ野球歴代3位。
新人で盗塁王を獲得しましたが、史上3人目。
この安打&盗塁以外にも、
- 連続安打
- マルチ安打
- 猛打賞
- 三塁打数
なども、日本プロ野球史上、また、阪神タイガース史上でも、歴代上位に入る実績を残しました。
この記事を書いている現在は、2019シーズンが終了し、クライマックスシリーズが始まる直前なんですが、
正に、阪神のクライマックスシリーズ進出の立役者と言っても過言ではない活躍ではなかったでしょうか。
阪神ファンの皆さんはどう思われるでしょうか。
阪神ファンでもない私でも、シーズン中の近本の活躍は気になっていましたよ。
セの新人王は近本で間違いないと思います。
↑※新人王をとることができませんでしたm(__)m
ルーキーイヤーの盗塁王&新人賞のタイトルと言えば、阪神のレジェンド赤星と同じ実績となります。
つまり、阪神で新人賞を獲得した赤星、久慈、岡田、田淵などのレジェンドたちと肩を並べるほどの大活躍だったと言えるのではないでしょうか。
この実績、成績を、球団がどのような評価をしてくれるのかが気になりますよね。
この評価が、このブログのテーマである近本の来シーズンの年俸に反映されますよね。
年俸の評価となるかどうかは微妙ですが、
オールスターで、先頭打者ホームラン&サイクルヒット達成、MVPに選出されるという活躍もありましたね。
どかん!とびっくりするような年俸となるのか、え?そんだけ??みたいな年俸になるのか、
非常ぉぉぉに気になります!(笑)
近本と似たような活躍をした選手は?
近本の来シーズンの年俸を予想するのに、近本と似たような活躍をした選手を確認してみましょう。
近本が阪神に入ったのは、社会人野球出身者としてのドラフト1位でしたので、25歳の年に1年目シーズンを迎えたことになります。
その1年目に新人王(←だとして)、盗塁王という個人タイトルをとったわけですよね。
例えば、新人王のタイトルを獲得した阪神の選手では、2016年の高山峻がいます。
高山峻は大卒のドラフト1位でして、新人王獲得後1500万円→4000万円(+2500万円)という年俸でした。
大卒か社会人出身かという違いで年俸査定が異なる可能性がありますかね?
盗塁王を獲得し新人王に選出された赤星は、社会人野球からのドラフト4位。
赤星の年俸は1200万円→4000万円(+2800万円)となりました。
年俸のUP額が、高山峻と少し違いますよね。
これは、盗塁王のタイトルが評価された可能性もありますし、
大卒か社会人野球出身かの違いである年齢が影響した可能性もあるのかもしれません。
高山と赤星は、近本と同じ阪神で新人王を獲得した選手ですが、他球団にも近本と似たような活躍をした選手がいます。
2017年のセリーグ新人王は京田陽太(中日)です。
京田は大卒でドラフト2位、新人王獲得後年俸は1200万円→4000万円(+2800万円)です。
同じく2017年のパリーグ新人王の源田壮亮(西武)は、1年目の成績が、近本と瓜二つです!
近本と源田の1年目の成績を並べてみますと、
【近本の成績-源田の成績】
- 試合:142-143
- 打率:271-270
- 安打:159-155
- 打点:42-57
- 盗塁:36-37
↑と、こんな感じなんで、ほぼほぼ同じような成績なんですね。
このことから考えても、近本が新人王を獲得する可能性は極めて高いと思われます。
そんな源田は、社会人からドラフト3位、1年目で新人王の結果、年俸は1200万円→4100万円(+2900万円)という評価になっているんですね。
このように、近本と同じ阪神で新人王を獲得した高山と赤星、
他球団ですけど、同じく1年目で新人王を獲得した京田と源田、
これらの選手の年俸のUP額は、
- 高山(大卒ドラ1)+2500万円
- 赤星(社会人ドラ4)+2800万円
- 京田(大卒ドラ2)+2800万円
- 源田(社会人ドラ3)+2900万円
↑と、このような傾向になっているんですね。
このことから、近本の年俸が予想できるかと思います。
※近本が新人王をとる前提で他の選手と比較しましたけど、獲れませんでしたm(__)m
近本の来シーズンの年俸は!?
近本のルーキーイヤーの年俸は1500万円です。
前述しましたように、ルーキーで盗塁王獲得、おそらく新人王にも選出されるでしょう。
新人最多安打記録を更新し、ルーキーとしてマルチ安打数、猛打賞数など歴代記録の上位の実績を残しました。
社会人スタートですので、25歳のルーキー、来シーズンは26歳になります。
ちなみに、阪神の「未来」だった?藤浪晋太郎は、高卒で10勝をあげる大活躍をして(新人王には選出されていません)、1500万円→4500万円(+3000万円)という年俸になりました。
阪神の高卒新人のUP額の最高額だそうで、阪神の藤浪への評価が表れていたんだと思います。
【阪神】近本と高山の1年目打撃成績が似すぎていると話題に#近本光司 #阪神タイガースhttps://t.co/CHqxvw8MkC
— 阪神タイガースチャンネル (@tigerschannel72) October 1, 2019
阪神ファンのみなさん、近本の2年目の年俸はいくらにしますか!!
4500万円!(+3000万円)
↑藤浪と同等の評価で良いんではないでしょうか!
阪神はきっとこういう評価をしてくれると予想します、いや、願います(笑)
※(2019.12.7追記)新人王はとれませんでしたが、近本は4500万円で更新しました!ピタリ!!
他球団のケースでは、
2018のセリーグ新人王の東克樹(横浜)は、大卒ドラ1で1500万円→5550万円(+4050万円)。
ヤンキースで活躍中の田中将大は1500万円→6000万円(+4500万円)、
高卒新人の最高額は松坂大輔の1300万円→7000万円(+5700万円)です。
まぁ田中将大や松坂大輔は別格でしょうから、参考にはならないにしても、
横浜DeNAは新人王に4000万円もUPしていますからねぇ。
近本の年俸で、球団の近本に対する評価がうかがえると思います。
↑こんなに大活躍した近本でしたが、新人王をとることができませんでしたm(__)m
まとめ
以上、今回は2019シーズンに大活躍した阪神の近本光司の年俸について考えてみました。
近本の活躍は、阪神ファンにはもちろんでしょうけど、他球団ファンにも注目されたのはないかと思います。
1年目の成績は、阪神のレジェンド赤星に似ていて、リードオフマンとしての活躍が期待できますよね。
他球団の注目度の高い選手、源田、京田などの比較しても、1年目の成績はそれらの選手を凌ぐものです。
阪神に楽しみな選手が入りましたね。
今後も、年俸も含めて、近本光司に注目だと思いますよ。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→阪神の選手で調子が良いのは近本!梅野!西!【2019.5月】
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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