NBA定着なるか?渡邊雄太の経歴を確認しておきましょう

バスケ界の世界最高峰のプロバスケットボールリーグNBAに挑戦中の渡邊雄太。

あの田臥勇太以来2人目の日本人NBAプレーヤーとなりました。

NBAの2018-2019年レギュラーシーズンは4月に全日程を終え、これからプレーオフが始まるところです。

今回は今後の活躍が期待されるバスケ選手渡邊雄太の経歴を確認しておきたいと思います。

NBA2018-2019シーズンの渡邊雄太

渡邊雄太は大学(ジョージ・ワシントン大)を卒業し、NBAのチームであるブルックリン・ネッツの一員としてNBAサマーリーグに参加しました。

NBAサマーリーグとは、簡単に言うと、

新人選手、若い選手、NBAでのプレー実績が乏しい選手たちを、

チームが契約するかどうかを見極めるために開催されるトーナメント戦のことです。

 

渡邊雄太はこのサマーリーグに参加した結果、NBAのチームであるメンフィス・グリズリーズと契約することになりました(←2way契約という形態で)。

「2way契約」とはNBAとNBAの下部リーグ(Gリーグ)の両方の試合に出場できるという契約で、

メインはGリーグでプレーしつつ、NBAシーズン中最大45日間NBAのチームに所属できるなどの制限のある契約内容です。

 

2way契約でしたけど、渡邊は、2018年9月末から10月初めに開催されたNBAのプレシーズンマッチに出場しました。

プレシーズンマッチで試合後にインタビューをされたり、

渡邊のスリーポイントとダンクシュートがNBA公式が選出したプレシーズンマッチの新人ベストプレーに選ばれるなどの大活躍します。

 

サマーリーグからプレシーズンでの活躍が認められ、

NBAの2018-2019シーズン開幕後の2018年10月27日、フェニックス・サンズ戦で試合に出場、

日本人として田臥勇太以来の2人目のNBAプレーヤーとなりました。

 

2018年10月16日に開幕して2019年4月10日に終了したNBAのレギュラーシーズンで、

渡邊は先発出場はないものの15試合に出場、1試合平均11.6分出場、1試合平均得点2.6という実績でした。

比較するものでもありませんけど、日本人第1号の田臥のNBAでの実績は、

4試合出場、1試合平均4.3分出場、1試合平均得点1.8という内容でしたので、

渡邊は田臥を大きく上回る実績を残したということになります(もちろん田臥も凄いんですよ)。

 

NBAの試合に15試合出場したことも凄いことなんですが、

渡邊は2way契約でしたので、NBA下部リーグのGリーグにも出場しています。

渡邊のGリーグでの実績は、

33試合出場(うち32試合先発)、平均得点14.2、平均リバウンド7.6(←チーム1位)という大活躍をしています。

 

このように、2018-2019シーズンの渡邊は、2way契約の選手でしたがNBAで15試合に出場し、

下部リーグでも33試合に出場するという実績を残しました。

来シーズンの渡邊の去就に注目しないわけにはいきませんね。

渡邊雄太のバスケ経歴

そんな大活躍だった渡邊雄太のバスケットの経歴を確認しておきましょう。

両親が実業団リーグでのバスケットボール選手だったという影響からか、

お母さんがコーチを務めていたスポーツ少年団で小学校1年生のころからバスケットボールを始めたとのことです。

中学生の頃に香川県選抜のメンバーとして第22回ジュニアオールスターに出場経験があるようです。

 

高校は地元香川県の名門校尽誠学園に進学、1年の頃からスターターとしてウインターカップに出場します。

1年生時の2010年のウインターカップでは3回戦で敗退していますが、

2年生時の2011年のウインターカップは決勝までの6試合全てで20点以上をマークしますが、

延岡学園に大差で敗れ準優勝、大会ベスト5に選出されます

3年生時の2012年のウインターカップも尽誠学園のエースとして活躍し、

前年と同じく決勝で延岡学園に僅差で敗れます。

2~3年時にかけてのウインターカップで2年連続の準優勝、2年連続の大会ベスト5に選出されました。

2011~2012年の渡邊は高校バスケ界のスター選手であったという経歴になりますね。

2010~2012年の渡邊の3年間のウインターカップの記録がこちらで確認できます。

 

高校卒業後に渡邊が選んだ進路は、バスケの本場アメリカでした。

2013年に高校を卒業した渡邊は、大学進学のための準備校であるセント・トーマス・モア・スクールに入学します。

スクールでの2013-2014シーズンは主力として活躍し全国大会準優勝に貢献しました。

その活躍が認められ、シーズン途中の2014年2月に米大学の最高峰でNCAA1部の名門校ジョージ・ワシントン大にスカウトされます。

授業料や寮費が全額免除される好待遇によるスカウトでした。

この高校卒業から大学にスカウトされるまでの活躍も、渡邊の凄い経歴のひとつになりますね。

 

ジョージ・ワシントン大での1年目のシーズンでは2014年11月にNCAAにデビュー、

ハワイで開催された大会で活躍し優勝に貢献しました。

シーズン終盤での活躍によりワシントンポストやニューヨークタイムズなどのメディアが渡邊の特集を掲載するなど注目されたとのこと。

2年目の2015-2016シーズン、3年めの2016-2017シーズンもチームの主軸として活躍し、順調に実力をつけていきます。

そして大学最終学年の4年目、2017-2018シーズンはジョージ・ワシントン大のキャプテン(3人の1人)に任命され、

カンファレンスのディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーを受賞する(ワシントン大史上初)などチームの主力として大活躍をします。

そして大学を卒業した後、2018-2019シーズンの現在に至るというバスケの経歴なわけですね。

 

渡邊雄太の経歴を年表っぽくまとめておきます。

2001年:小1でスポーツ少年団でバスケットを始める。

2009年:中2のときに香川県選抜としてジュニアオールスターに出場。

2010年:尽誠学園に進学、ウインターカップに出場。

2011年:ウインターカップで準優勝、大会ベスト5に選出される。

2012年:ウインターカップで2年連続準優勝、2年連続大会ベスト5に選出される。

2013年:セント・トーマス・モア・スクールで全国大会準優勝する。

2014年:ジョージ・ワシントン大にスカウトされNCAAデビューする。

2018年:NBAメンフィス・グリズリーズと2way契約を結び、NBAデビュー。

2019年:NBA2018-2019シーズン終了、シーズンをとおして15試合に出場。

 

以上が、渡邊雄太のバスケを始めてから現在に至るまでのバスケの経歴になります。

・・・なんか、準優勝が多いのが目につきますが、日本のバスケット選手として考えれば、もの凄い経歴の持ち主ということになるのではないでしょうか。

これからの渡邊雄太に注目しなければなりませんね。

 

ここでちょっと一息・・。

渡邊雄太が活躍したNBAはレギュラーシーズンが終了し、これからプレーオフが開催されます。

渡邊所属のメンフィス・グリズリーズはプレーオフに進出することはできませんでしたが、

世界最高峰のバスケのファイナルトーナメントをこちら↓で観ることができます。

興味のある方はチェックしてみてください。

渡邊雄太のプロフィールなど

最後に渡邊雄太のプロフィールなどをチェックしておきましょう。

渡邊 雄太(わたなべ ゆうた)

1994年10月13日生まれ 三木町(香川県)

身 長:206cm

経 歴:高松市立牟礼中→尽誠学園→ジョージ・ワシントン大

家 族:父、母、姉

渡邊雄太が有名になってテレビでも紹介されましたのでご存知の方も多いと多いと思ますけど、

渡邊一家はバスケ一家です。

お父さんはバスケ日本リーグ熊谷組で活躍された英幸氏、

お母さんは同じく日本リーグのシャンソン化粧品で活躍された久美氏(←リーグMVP、日本代表選出の経歴あり)、

お姉さんの夕貴さんもアイシンでプレーしていたバスケ選手(←2014年に引退しています)、

そして、雄太選手が日本人2人目のNBAプレーヤー!凄い一家ですね!

 

ちなみに、渡邊雄太の出身は香川県三木町になっていますが、

出生したのは横浜市で4歳のときに香川県に移住したとのことです。

まとめ

以上、今回は日本人2人目のNBAプレーヤーとなった渡邊雄太の経歴などを紹介しました。

日本バスケ界が誇るレジェンド田臥勇太が4試合出場というNBAの実績を超えていった渡邊。

2019-2020シーズンでNBAのチームが契約してくれるかどうか注目が集まりますね。

 

また、現在NCAAのゴンザガ大で凄まじい活躍をしている八村塁と同様に、

2020年の東京オリンピックのバスケ日本代表としても渡邊は選出されると思います。

今後の日本バスケ界の両雄?の動向から目が離せませんね。

渡邊雄太に注目していきましょう。

 

今回の記事が読んでくださった皆さんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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