2019年の国民体育大会は茨城県で開催されます。
注目の陸上競技ですが、スタートリストが発表されました!
出場選手する選手のうち、すぽいべの私見による注目選手を紹介したいと思います。
好記録を期待できる選手の出場する種目に沿って紹介していきたいと思います。
特に高校生が中心になります。
2019国体陸上男子注目選手
まずは、2019国体の男子の注目選手から。
種目ごとに分けていきます。
また、注目選手の羅列になりますので、注目選手の「主な経歴」を付け加えておきます。
【氏名-都道府県-持ちタイム等経歴】
成年男子100m
白石 黄良々(鹿児島)2019年世界陸上400リレー2走の予定
多田 修平(大阪)2017世界陸上400リレー銅メダル
山下 潤(福島)2019日本陸上200m5位
宮本 大輔(山口)全中&インハイチャンピオン「桐生2世」
デーデー・ブルーノ(長野)2018U20日本選手権チャンピオン
↑国体成年男子に豪華なメンバーが揃いました。
白石vs多田の勝負になるでしょうか、宮本大輔もあるでしょうか。
成年男子110mH
金井 大旺(福井)日本歴代2位の記録保持者
矢澤 航(神奈川)日本歴代7位の記録保持者
石田トーマス(静岡)
栗城アンソニー(東京)
成年男子110mHの注目選手はこの4人。
特に、金井は2019日本選手権、準決勝でまさかの失格。
2018年の国体で優勝していますから、国体連覇がかかっています。
少年男子共通800m
金子 魅玖人(千葉)2019インハイ2位
馬場 勇一郎(愛知)2019インハイ3位
南田 航希(大阪)PB1.49.56!
二見 優輝(長野)インハイ4位
山岡 龍輝(京都)インハイ5位
国体少年の部で最も注目なのは共通の800mだと思います。
なんと言っても、男子高校生の800mには、あのクレイアーロンがいるわけです。
クレイアーロンは2019の日本選手権で、日本800mの第一人者川元奨に競り勝ちチャンピオンになったモンスター(ごめんね)なわけです。
もちろん、2019のインターハイでも優勝しています。
・・・2019の国体にはクレイアーロンが出ていません!!
それで、上で紹介しました5人の高校生は注目選手なんです。
インハイで、クレイアーロンに続く2位だったのは金子、3位が馬場。
インハイでは7位でしたけど、1分50秒を切っている記録をもつ南田。
クレイアーロンのいない国体で、決着をつけるときが来ました!
沖縄のインハイは暴風雨が影響したかもしれません、国体ではどうなるでしょうか。
金子魅玖人vs南田航希のレースになるか。
5人とも頑張って50秒切りのレースを期待したいです!
少年男子A400mH
出口 晴翔(福岡)2019インハイ連覇
岩坂 柊人(新潟)2019インハイ2位
黒川 和樹(山口)2019インハイ3位
2019インハイ400mHを制し、インハイ連覇を達成した出口。
2位の岩坂、3位の黒川、インターハイの再戦となります。
出口が一歩抜けている感が・・。
少年男子A5000m
三浦隆司(京都)
菖蒲敦司(山口)
石田洸介(群馬)
吉居大和(宮城)
石井一希(千葉)
少年男子A5000mの注目選手はこの5人かと。
この5人よりも速い持ちタイムを持っている選手は他にいますけど、
昨年から今年にかけての高校生の長距離を牽引してきた選手たちかと思います。
以上、2019の茨城国体、男子の部ではこれらの種目、これらの選手が注目だと思います。
ほか、種目としての対決ではありませんけど、注目選手を上げておきますと、
- 山下 航平(成年男子三段跳び)
- 鵜澤 飛羽(少年男子A100)
- 村竹 ラジット 少年男子110mH
- 古澤 一生(少年男子A棒高跳)
- 藤原 孝輝(少年男子A走幅跳)
- 執行 大地(少年男子ハンマー投)
- 中村 健太郎(少年男子やり投)
- 江頭 亮(少年男子共通高跳び)
↑インターハイのチャンピオンが多いですけど、好記録が期待できる選手たちです。
インターハイで高校新記録を出した走幅跳の藤原孝輝などは特に注目かと思います。
2019年国体陸上女子注目選手
今年の陸上日本選手権での高校生での活躍から、今年の国体は女子のほうが注目点が多いかと思います。
男子と同じく、種目&注目選手で紹介していきます。
成年女子100m
福島 千里(北海道)日本記録保持者
髙橋 萌木子(鳥取)日本歴代2位
土井 杏南(埼玉)日本歴代7位、高校女子歴代1位
兒玉 芽生(福岡)
壹岐 いちこ(滋賀)
和田 麻希(京都)
↑けっこうなビッグネームが揃いました、成年女子100m。
日本女子の歴代1位の福島、2位の髙橋萌が出場します!
また、2018年の日本選手権覇者の土井など、注目選手揃いです。
問題は、この注目選手たちが、決勝に残ってくるかどうかですね(笑)
成年女子400m
青山 聖佳(島根)2019日本選手権優勝
川田 朱夏(大阪)2018日本選手権優勝
↑成年女子400mはこの2人に注目。
青山は今年の日本選手権優勝、川田は昨年の日本選手権覇者。
川田が復調してきたかどうか!
成年女子5000m
渡邊 菜々美(静岡)
田中 希実(兵庫)
堀 優花(岐阜)
和田 有菜(長野)
森田 香織(神奈川)
高松ムセンビ(大阪)
廣中 璃梨佳(長崎)
↑成年女子5000mはパナソニック祭りになるのか!?(笑)
パナソニックの中心選手、渡邊、堀、森田3選手が出場、強烈!
社会人1年目の廣中の調子はどうでしょう。
女子長距離界の注目選手が揃った感がありますね。
勝負については、それぞれの選手が国体をどういう位置づけとするかによるかもしれません。
成年女子400mH
伊藤 明子(東京)2019日本選手権優勝
小山 佳奈(神奈川)2019日本選手権2位
青木 沙弥佳(福島)
宇都 宮絵莉(兵庫)
津波 愛響(沖縄)
成年女子400mHの注目選手はこの5人。
まったくの個人的興味によるものですけど、「津波(つは)」という名字になにかピンときませんか?(笑)
はい、私はつい最近知ったんですけど、男子走幅跳で活躍している津波響樹の妹さんが津波愛響だそうです。
少年女子A100m
御家瀬 緑(北海道)11.46
三浦 由奈(宮城)11.60
景山 咲穂(千葉)
青山 華依(大阪)11.61
鈴木 一葉(埼玉)
井戸アビゲイル(愛知)
2019茨城国体の最大の注目は少年女子A100mです!
言うまでもないかもしれませんが、御家瀬緑、2019の日本選手権チャンピオン!
インハイも連覇しましたので、現在、日本女子No.1のスプリンターと言えるでしょう。
御家瀬緑の国体での最大の注目は、高校記録の更新です。
自己記録が11.46まできました、土井杏南の11.43まであと0.03秒。
高校女子記録を更新できるかどうか、注目です。
御家瀬緑を注目するとなると、他の高校生スプリンターも注目しないわけにはいきません。
2018の国体では、御家瀬緑は4位、優勝したのは三浦由奈、国体連覇なるか!
景山は2019年日本選手権200mで惜しくも2位!
景山と同じ日本選手権200mで4位だったのが井戸アビゲイル。
青山は高校2年生ですけど、日本選手権100mで3位!
インハイで、御家瀬を追い詰めた石堂陽奈は、御家瀬と同じ北海道だから?か出場ならず!(リレーには登録されています)
※北海道からは石堂陽奈が出場し、御家瀬緑は出場しなかったようですm(__)m
三浦、景山、井戸、鈴木、青山らは、御家瀬を倒せるか!?
少年女子A100mをお見逃しなく!
少年女子A400m
吉岡 里奈(京都)2019インハイ2位
須藤 美桜(東京)2019インハイ3位
川崎 夏実(神奈川)2019インハイ4位
少年女子A400mに髙島咲季の名前がありません!
2019のインターハイでは、200m2位、400m優勝、400リレー優勝、1600リレー優勝、学校対抗優勝、というMVP級の活躍だった髙島。
ちょっと残念ですねぇ(世界陸上の混成リレーのメンバーに選ばれています)。
髙島の神奈川からは、同じ相洋の川崎が出場。
常に髙島と争ってきた吉岡、インハイで3位となった須藤が出場します。
少年女子A走幅跳
北田 莉亜(大阪)2019インハイ優勝
神田 あやの(宮崎)
藤山 有希(神奈川)
中津川 亜月(静岡)
御家瀬 緑(北海道)
↑・・・すみません、御家瀬が出場するってだけで、少年女子走幅跳も注目とさせていただきますm(__)m
2019のインハイチャンピオンは北田、以下、表記順での順位でした。
高校女子の日本記録は6m44ですので、更新はちょっと難しいと思いますけど、この5人は、6mジャンパーたちです。
PBが拮抗していますので、面白い勝負になると思います。
以上、2019国体陸上、女子の部の注目競技、注目選手を紹介しました。
繰り返しますけど、なにが注目なのか! につきましては、ことごとく私見ですのでご了承ください。
2019年茨城国体のスタートリストはこちらから。
また、2019年の陸上関連の記事については以下をご参照ください。
→インターハイ2019陸上の注目選手たちの結果は?【まとめ】
→御家瀬緑が陸上日本選手権で優勝!プロフィールやライバルたちは?
まとめ
以上、今回は、2019年茨城国体陸上競技の注目選手を紹介しました。
選手たちは、国体をどういう意気込みで出場するのかはわかりませんが、
個人的には、タイトルよりも、思いっきり記録を狙ってほしい!と願っています。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら陸上関連の以下もご参照ください。
→世界陸上選手権2019ドーハ大会、日本代表選手をチェック!
→2019-2020の駅伝競走の日程等をチェックしておきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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