令和初のクイーンズ駅伝のスタートが近づいてきました。
昨年は、パナソニックが連覇、2度目の優勝を飾りました。
2019の各チームの充実ぶりはどうでしょう?
このブログ恒例ではありますけど、クイーンズ駅伝2019の優勝予想をさせていただきますm(__)m
クイーンズ駅伝2019出場チーム
クイーンズ駅伝2019は、例年どおり、杜の都・仙台で行われる予定です。
正式名は「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」です。
2019年で39回目の大会となります。
優勝の予想の前に、クイーンズ駅伝2019の出場チームなど確認しておきましょう。
出場チームは、前年のシード権獲得チーム(ベスト8「クイーンズ8」)の8チームと、
予選会(プリンセス駅伝)で出場権を獲得した14チーム、計22チームとなります。
クイーンズ8とプリンセス駅伝通過組で分けてみますね。
【チーム名(出場回数)】で表記します。
クイーンズ8
- パナソニック(31)←前年チャンピオン
- 天満屋(28)
- ダイハツ(29)
- ヤマダ電機(14)
- ワコール(27)
- 豊田自動織機(13)
- JP日本郵政(5)
- デンソー(26)
↑ようするに、昨年の1位~8位のチームがクイーンズ8と呼ばれ、次年度の出場権(シード権)を獲得するということですね。
プリンセス駅伝通過
- 積水化学(21)
- 九電工(28)
- 三井住友海上(25)
- 第一生命(24)
- ルートインホテルズ(3)
- 京セラ(29)
- 日立(23)
- 大塚製薬(7)
- エディオン(26)
- ユニバーサル(13)
- 資生堂(28)
- 肥後銀行(5)
- スターツ(10)
- ユニクロ(9)
最多出場は31回のパナソニック、連続出場は天満屋の28年連続。
出場22チーム中の、これまでの優勝実績(複数回)では、
- 7回:三井住友海上
- 5回:ワコール
- 4回:京セラ
- 3回:デンソー
- 2回:第一生命、パナソニック
という実績になっています。
42.195kmを6区間で襷を繋ぐコースになっています。
クイーンズ駅伝2019優勝予想!
では、このブログ恒例の優勝予想をしたいと思いますけど、
この「予想」は、くれぐれもこのブログの勝手な思い込みによります予想でありますので、ぶっちゃけ当てにはなりませんm(__)m
2019年はこれまでに、出雲駅伝、全日本大学女子駅伝を予想しましたけど、
出雲駅伝はハズレております(泣) ←傾向はまぁまぁだったんですけど(笑)
読んでくださる皆様が、ちょっとでも興味をもってもらえればと思っておりますので、当たらない予想をお許しくださいm(__)m
→出雲駅伝2019出場校の紹介と優勝候補&順位予想をしてみます!
→全日本大学女子駅伝2019の優勝&上位進出を予想してみます!
では! 2019のクイーンズ駅伝の優勝チームは次の2チームのいずれかだと予想します!
○パナソニック
○天満屋
出場24チームの所属選手、その選手たちの2019年の実績を振り返ったときには、
パナソニック、天満屋、この2チームの充実ぶりは、ちょっと抜けていると思います。
女子駅伝界の新星、JP日本郵政は、優勝するのは難しいと思います。
キャプテンであり、今日本で一番強い長距離トラックランナーの鍋島莉奈が出場できないと思われます。
各チーム、万全の状態ということであれば、
パナソニック、天満屋に加えて、JP日本郵政、ダイハツ、の4チームが優勝候補となると思うのですが、
選手の状態、2019年の実績を考えたときには、JP日本郵政とダイハツが少し状態が良くないのではないかと。
結果、パナソニックと天満屋の勝負になるのではないかと予想します。
3連覇を目指すパナソニックは、連覇を経験している選手たちが、全盛期を迎えている(と思います)ことから、
実力どおり、アクシデントがない限り、パナソニックが強いことは疑いようもありません。
森田香織は、クイーンズ駅伝2017、2018の1区で、2年連続区間賞、
渡辺菜々美も、区間は違いますが、2017、2018で、2年連続区間賞、
同じく、堀優花も、2年連続区間賞、
パナソニックのエース格のこの3選手が、6区間のうち3区間を担当するんですから、他のチームは頭が痛いことでしょう。
この3人は、2019の夏場のトラックでも、しっかりと走れているようですし、
コンディションをクイーンズ駅伝に合わせてきたら、3連覇の可能性が高いのではないかと思われます。
この3選手を含むパナソニックの選手たちを確認してみますと、
【氏名(2019年10月末の年齢)】
- 森田 香織(24)
- 渡辺 菜々美(21)
- 堀 優花(23)
- 内藤 早紀子(25)
- 清水 萌依乃(22)
- 森田 詩織(24)
- 金丸 清香(20)
- 森 磨皓(19)
もちろん他にもメンバーがいますけど、森田香、渡辺、堀、内藤の4人が走ることは既定路線かと。
あとの2区間を誰が走るのか、おそらく調子の良い選手が走ることになるでしょう。
選手の年齢をみても、まだ伸びしろが期待できる選手ばかりです。
このような選手の充実ぶりから、パナソニックは優勝候補だと思います。
その、パナソニックを上回るチームがあるとすれば、天満屋かなと。
MGCチャンピオン前田穂南、世界陸上日本代表の谷本観月の2人が注目されると思いますし、
実力者の小原礼、実績を積んでいる松下菜摘、期待の若手である三宅紗蘭など、充実したメンバーです。
ただ、前田穂南も谷本観月もマラソンでは実績を残したと言えるかもしれませんが、
過去にクイーンズ駅伝で走り、パナソニックの選手たちの後塵を拝しています。
パナソニックが万全ではなかった場合には、
パナソニックに次ぐ充実した選手を揃える天満屋が有力になってくるのではないかと思われます。
天満屋の選手たちを確認してみますと、
【氏名(2019年10月末の年齢)】
- 前田 穂南(23)
- 谷本 観月(25)
- 小原 礼(29)
- 松下 菜摘(23)
- 三宅 紗蘭(20)
9月に大レースを走った前田、谷本、小原のコンディションはどうでしょうか。
長い区間となる3区と5区でどれだけパナソニックに迫れるか、が天満屋の優勝のカギになるのではないかと予想します。
優勝候補のパナソニックと天満屋について紹介させていただきましたが、JP日本郵政についても紹介させていただきます。
JP日本郵政の選手たちが万全であれば、パナソニックに対抗できるのはJP日本郵政ではなかったかと思います。
宇都宮恵理、関根花観、鈴木亜由子、鍋島莉奈という豪華なメンバーに、大型新人の廣中璃梨佳が加入したことで、強烈さが増しました。
しかし、今、5000m、10000mで日本で一番強いと思われる鍋島莉奈が故障中です。
疲労骨折とのことで、内定していた世界陸上も欠場することとなりました。
この記事を書いている2019年10月末現在で、鍋島がクイーンズに間に合うかどうか不明ですが、
間に合ったとしても戦力のダウン感は否めないでしょう。
※鍋島莉奈にはしっかりと治療して2020年の東京オリンピック出場を期待しています!
鍋島が出場しないとなると、JP日本郵政は苦しいと思います。
日本郵政の選手たちを確認してみますと、
【氏名(2019年10月末の年齢)】
- 鈴木 亜由子(28)
- 鍋島 莉奈(25)
- 関根 花観(23)
- 宇都宮 恵理(26)
- 廣中 璃梨佳(18)
※廣中の誕生日は11月24日、クイーンズ駅伝の日です。爆走してくれるでしょう!
鈴木-鍋島-関根-廣中というラインナップは、王者パナソニックに対抗できるポテンシャルがあったのではないかと思います。
このような意味合いから、JP日本郵政は、優勝は難しいのではないかと、
結果、パナソニックvs天満屋の構図になるのではないかと予想するわけです。
【追記】
2019年11月24日(廣中璃梨佳の誕生日)クイーンズ駅伝が終了しました。
結果、
- JP日本郵政←優勝はないと予想
- ダイハツ
- パナソニック←本命と予想
- 天満屋←対抗と予想
- ワコール
- 三井住友海上
- デンソー
- 豊田自動織機
↑という結果でした。
ということで、このブログによるクイーンズ駅伝2019の予想は、ちっとも当たっていないという結果になりましたm(__)m
この結果を真摯に受け止め、今後、優勝予想を続けるかどうか、検討していきたいと思います。
m(__)mすみませんでしたm(__)m
注目チーム&注目選手
優勝予想は、パナソニックと天満屋としましたけど、
上位に進出しそうなチーム、また、この選手の走りは注目ですよ的な注目選手も確認しておきましょう。
前述したパナソニック、天満屋、JP日本郵政は、もちろん注目チームに入るとして、
この3チーム以外の注目チームというと、
当然、クイーンズ8のチームは上位進出を狙ってくるでしょうから、注目チームとなります。
その中でも、特に、注目は、豊田自動織機とデンソーなのかなと思います。
この2チームは凄く似ているチームだと(私が勝手に)思っているんですが、
豊田には、林田、福田、萩原などなど+外国人選手、
デンソーにも、荘司、倉岡、池内などなど+外国人選手、
という、とても安定感のある選手たちが揃っているんですね。
昨年のクイーンズ駅伝でも、距離の短い区間では、区間上位の走りができるんですが、
距離の長い区間にちょっと難のある傾向にあるのが豊田自動織機とデンソーなんです。
長距離に強い「大砲」がいないんですね。
ん~トヨタグループだからなんでしょうか(笑)
この2チームは、距離の長い区間次第では、さらに上位が狙えるチームだと思います。
ちなみに、全くの私見ですけど、
デンソーに新加入した小笠原朱里、平田歩弓は高校時代に活躍した社会人1年目の選手で、注目の選手だと思います(←廣中世代です)。
逆に、長距離区間で強さを発揮する傾向にあるのが、ダイハツとヤマダ電機です。
ダイハツには、松田、前田彩里、大森、
ヤマダ電機には、西原、筒井、石井、
という長距離で力を発揮する「大砲」がいたわけです(大砲も調子が悪い時がありますけど笑)。
ダイハツとヤマダ電機は、距離の短い区間で上位に行けるかどうかが、上位進出のカギになると言えます。
それぞれ、10kmの長い区間の走りが注目になりますが、
- 豊田自動織機
- デンソー
- ダイハツ
- ヤマダ電機
に注目するのは、駅伝を楽しむのにおすすめです(笑)
この記事の最後に、順位やチームなど関係のない視点で、おすすめの注目選手をまとめておきます。
全くの私見による「注目」ですからご了承ください。
高校時代に大活躍を魅せた廣中璃梨佳(JP日本郵政)が、クイーンズ駅伝デビューとなります。
廣中は中学から高校時代に、駅伝の全国大会(高校女子駅伝、全国女子駅伝)に5回出場していますが、その5回全てで区間賞を獲っています。
5回連続区間賞です!(全国女子駅伝では4年連続区間賞)。
高校3年生だった2019年1月の全国女子駅伝では1区を走り、高知県代表のあの鍋島莉奈を大接戦の末、ラスト200mのスパートで引き離しました。
2019のクイーンズ駅伝で社会人デビューするわけですが、1区を走るのではないかと予想します(←勝手な予想です)。
社会人の強豪が顔をそろえる1区で、廣中が区間賞を獲れるかどうか大注目ですし、区間賞となれば、6回連続区間賞ということになります!
日本女子長距離界の逸材ですから注目ですよ。
パナソニックのところで紹介しましたけど、
森田香織、渡辺菜々美、堀優花(全員パナソニック)の3人は、2019のクイーンズ駅伝で3年連続区間賞に挑戦します。
特に森田香織は、1区で2年連続区間賞を獲っていますので、2019年も1区を走ったら、3年連続の1区区間賞になります。
王者パナソニックの3人にも注目ですよ。
木村友香(資生堂)はクイーンズ駅伝を走るのでしょうか。
2017年のクイーンズ駅伝でちょっと残念な結果となってしまいましたけど、
資生堂に移籍してきて、2019年日本選手権の5000mで鍋島莉奈、鈴木亜由子に勝ち、2019年世界陸上にも出場した、2019年現在のトップランナーです。
予選会のプリンセス駅伝では走っていないようですが、クイーンズ駅伝に出場するのかどうか注目ですね。
出場したとしたら、大注目となるでしょう。
- 廣中 璃梨佳(JP日本郵政)
- 森田 香織(パナソニック)
- 渡辺 菜々美(パナソニック)
- 堀 優花(パナソニック)
- 木村 友香(資生堂)
↑特に注目ですよ。
まとめ
以上、今回はクイーンズ駅伝2019の優勝予想をさせていただきましたm(__)m
アクシデント等なければ、パナソニックの3連覇は堅いかなと、
パナソニックに迫るとすれば天満屋なんですけど、マラソンで活躍した前田穂南、谷本観月の出来次第かなと思います。
読んでくださったみなさんは、どんな予想をされるでしょうか。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→名城大女子駅伝部2019のメンバーは?今年も強いようです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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