2019年のウインターカップの開催が近づいてきました。
また、2019年11月13日に組み合わせ抽選が行われ、対戦予定が決定しました。
そこでここでは、対戦組み合わせを確認しながら、ウインターカップ男子の優勝を予想してみたいと思います。
令和初となるウインターカップの男子のチャンピオンになる高校は!?
ウインターカップ2019男子出場校と組み合わせ
ウインターカップ2019の男子の組み合わせは次のとおりです。
2019のウインターカップから出場校が全60校となり、
その年のインターハイでベスト4に進出した高校は、ウインターカップの出場とシード権が与えられるとのことのようです。
2019年のインターハイ男子の部の結果を踏まえて、
- 第1シード:福岡第一
- 第2シード:北陸
- 第3シード:開志国際
- 第4シード:報徳学園
となったようで、ウインターカップではこの4校だけが2回戦から登場、他の56校は1回戦から試合を行うということになっているようです。
ここで、全出場校を紹介しますけど、この記事の後半で優勝の予想をしますので、上記のシード校の4グループに分けて、対戦順に表記していきたいと思います。
また、優勝の予想と関係することなので、
2019年のインターハイや、ウインターカップの都道府県予選で、留学生のプレーした高校は青色で表記してみます。
※(2019.12.3追記)調査不足により、留学生のいる高校を正確に把握できていませんでしたので、修正しましたm(__)m
第1シード福岡第一のグループ
福岡第一(福岡)シード
北陸学院(石川)
つくば秀明(茨城)
文芸大附(栃木)
九州学院(熊本)
東海大札幌(北海道)
八戸学院光星(青森)
奈良育英(奈良)
桜丘(愛知)
光泉(滋賀)
瀬戸内(広島)
一関工(岩手)
鳥取城北(鳥取)
福井商(福井)
能代工(秋田)
↑このような組み合わせになっています。
第1シードの福岡第一が、北陸学院とつくば秀明の勝者と2回戦で対戦し←①、
文芸大附v九州学院の勝者と東海大札幌v八戸学院光星の勝者が2回戦で対戦←②、
そして3回戦で①と②の勝者が対戦する・・・というような表記をしていますm(__)m
この第1シードグループでは、留学生がプレーする高校は3校でした。
第1シードの福岡第一はインターハイとの2冠を目指しているでしょうし、このグループでは能代工、北陸学院、九州学院が上位進出をうかがう高校でしょうか。
第2シード北陸のグループ
広島皆実(広島)
市立船橋(千葉)
中部大一(愛知)
白樺学園(北海道)
和歌山工(和歌山)
明成(宮城)
明徳義塾(高知)
東海大諏訪(長野)
高山西(岐阜)
八王子(東京)
羽黒(山形)
土浦日大(茨城)
海星(三重)
長崎西(長崎)
北陸(福井)シード
↑第2シードの北陸のグループにはちょっと強豪校が揃っちゃった感がありますねぇ。
広島皆実、中部大第一、明成、東海大諏訪などなど、ちょっとどの高校が上位進出するかわかりませんよ。
1回戦の広島皆実v市立船橋は好カードですね。
ただ、北陸は順当に勝ち進むことが予想されますね。
このグループでは留学生の出場する高校は6校ですね。
第3シード開志国際のグループ
開志国際(新潟)シード
福岡大大濠(福岡)
海部(徳島)
洛南(京都)
川内(鹿児島)
豊見城(沖縄)
福島東陵(福島)
関大北陽(大阪)
正智深谷(埼玉)
尽誠学園(香川)
利府(宮城)
國學院久我山(東京)
出雲北陵(島根)
高知中央(高知)
延岡学園(宮崎)
↑第3シードの開志国際のグループです。
開志国際は初戦で福岡大大濠と対戦する可能性がありますねぇ、好カード。
高知中央v延岡学園も強豪同士の対戦、ほか尽誠学園など名門が揃ったグループとなりました。
留学生のいる高校は5校です。
第4シード報徳学園のグループ
東山(京都)
東海大相模(神奈川)
藤枝明誠(静岡)
松山工(愛媛)
祐誠(福岡)
豊浦(山口)
帝京長岡(新潟)
実践学園(東京)
岡山商大附(岡山)
佐賀東(佐賀)
日本航空(山梨)
富山工(富山)
別府溝部学園(大分)
前橋育英(群馬)
報徳学園(兵庫)シード
↑第4シード報徳学園のグループです。
東山、帝京長岡あたりが勝ち上がってきそうな気配ですね。
留学生が出場した高校は7校です。
以上、シード校のグループ毎に出場する男子60校を紹介しました。
ざっと調べてみたところ、留学生を擁する高校は21校です。
ウインターカップ2019の展望
ウインターカップ2019男子の優勝予想の前に、大会を展望してみます。
まず、ウインターカップに影響するであろう2019インターハイ男子の部の結果をおさらいしておきましょう。
ちなみに、このブログで2018年のウインターカップについても記事にしていまして、
学校別、都道府県別の実績など紹介していますので、気になる方はご参照ください。
2019のインターハイの結果
- 優勝:福岡第一
- 準優勝:北陸
- ベスト4:開志国際・報徳学園
- ベスト8:能代工・東山・延岡学園・広島皆実
↑青色は留学生を擁する高校です。
トーナメントでは、このベスト4以上の高校がシードされ、ベスト8進出校がシードの対抗に配置される組み合わせになっています。
つまり、これらの高校は、順当であれば、ウインターカップのベスト8までは対戦しない(上位進出の可能性がある)ということになります。
これらの高校は上位進出する可能性が高いですし、優勝する可能性も高いと思われます。
これらのシード校以外でインターハイで活躍した気になる高校は、
- 中部大第一
- 明成
- 羽黒
- 市立船橋
あたりは強豪校と好ゲームを繰り広げました、地力のある高校だと思います。
また、2019年のインターハイに出場していない高校で強そうな高校は、
- 帝京長岡
- 福岡大大濠
の2校は強豪校ですから、注目だと思います。
近年のウインターカップの傾向
近年のウインターカップの傾向から、優勝予想の要因にしたいと思いますが、ずばり!留学生についてです。
バスケだけに限ったことではりませんが、高校生のスポーツでは留学生を擁する高校が強いというイメージがありますよね。
実際に駅伝なんかは留学生の活躍が大会優勝に影響していることは間違いないでしょう。
では、バスケはどうなのか、過去10年ほどを振り返って評価してみましょう。
まず、インターハイとウインターカップの優勝校でみてみましょう。
※留学生を擁した高校は青色で表記します。
インターハイでの優勝校は、
2019:福岡第一
2018:開志国際
2017:福岡大大濠
2016:福岡第一
2015:明成
2014:福岡大大濠
2013:京北
2012:延岡学園
2011:延岡学園
2010:八王子
↑このように、留学生を擁する高校の優勝が6回、
ウインターカップの優勝校は、
2018:福岡第一
2017:明成
2016:福岡第一
2015:明成
2014:明成
2013:明成
2012:延岡学園
2011:延岡学園
2010:北陸
2009:明成
↑と留学生を擁する高校の優勝が5回です(しかしウインターカップでの明成の強さ!あの3連覇は八村塁の時代です笑)。
つまり、約50%の優勝は留学生を擁する高校ということになります。
イメージしていたよりも留学生を擁する高校が優勝していないと感じません?
それではもうひとつ、ウインターカップの過去10年のベスト8進出をみてみましょう。
ベスト8に進出した8校のうち、留学生を擁した高校の数をみてみましょう。
2018:5
2017:5
2016:5
2015:4
2014:2
2013:4
2012:2
2011:2
2010:5
2009:4
↑年度によってちょっと違いますけど、全体的にみると、やはりベスト8の50%を占めている傾向にあるのかなと思います。
つまり、ウインターカップ男子の上位進出する高校、優勝する高校は、留学生のいる高校が1/2の確率で発生している傾向にあることが言えるということです。
このように、2019年のインターハイ男子の部の結果、近年のウインターカップの傾向を踏まえて、
次で、ウインターカップ男子の優勝校を予想してみようと思います。
ウインターカップ2019の優勝予想
令和初、2019年のウインターカップの優勝を予想させていただきます。
すばり!優勝は福岡第一と予想します。
・・・至って普通の予想だなぁ、まそうなんですが、
昨年のウインターハイでも全試合20点以上の差をつけての圧勝、2019のインターハイでも他を寄せ付けず優勝。
2018~2019の高校男子バスケは福岡第一の無双状態が続いているんです。
高校の男子バスケに詳しい方であればご存知かと思いますけど、
福岡第一には超高校級!なんだったら「田臥級」のPGがいるんです。
それも昨年からチームの中心選手で、U18の日本代表でもある河村勇輝ですね。
昨年のウインターハイ優勝メンバーが河村を含め3人残っていて、そこに留学生がいる。
ちょっと勝てるチームはないのではないかと思います。
この無双状態の福岡第一に勝てる(←難しいですね)、いや、迫れるとすればこの3校ではないかと。
- 東山(京都)
- 明成(宮城)
- 福岡大大濠(福岡)
↑と予想します。
東山は、インターハイで福岡第一と対戦した高校の中で、最も競り合ったチームです(70-56)。
明成は、インターハイで準優勝した北陸に負けましたが、なんと言っても、「冬将軍」?ウインターカップに滅法強いです。
そして、福岡第一と永遠のライバルと言っても過言ではない福岡大大濠。
今シーズンの全九州でも100-81で福岡第一が勝っていますが、2&4クォーターは大濠がリードしています。
つまり、トーナメントをみたときに、ベスト4はこれらの4校だと予想します。
また、上記の4校以外で、ベスト8に進出しそうな4校は、
- 能代工(秋田)
- 報徳学園(兵庫)
- 延岡学園(宮崎)
- 北陸(福井)
ではないかと予想します。
大会が終了しましたので、結果をあわせてみてみますと、
【予想】
優 勝:福岡第一
準優勝:福岡大大濠
ベス4:東山
ベス4:明成
ベス8:能代工←3回戦敗退
ベス8:報徳学園
ベス8:延岡学園
ベス8:北陸
【結果】
優 勝:福岡第一
準優勝:福岡大大濠
ベス4:東山
ベス4:北陸
ベス8:明誠
ベス8:報徳学園
ベス8:延岡学園
ベス8:桜丘
↑という、予想と結果です!
予想はほぼほぼ当たったと評価してもよろしいでしょうか(笑)
まとめ
以上、ここでは2019年のウインターカップ男子の優勝予想をしてみました。
優勝候補とした福岡第一については、昨年からの実績と圧倒的な試合内容から予想させていただきました。
上位進出校については、インターハイの実績と過去のウインターカップの傾向から予想させていただきました。
高校男子の2019年の最後の大会、福岡第一の2冠、昨年からの3連続全国優勝となるかどうか、注目ですね。
みなさんの予想はいかがでしょうか。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→ウインターカップ2019(女子)の優勝予想!あの絶対王者でしょ?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
高山西、明徳義塾は今年は分かりませんが過去に、羽黒は毎年モンゴル人留学生なので、こちらも留学生がいたことがあるチームです。
優勝は福岡第一が硬いと私は見てますが、胎内カップで福岡第一が東山に負けていることを考えると、準決勝は結構接戦すると見てます。
また開志国際については先月おじゃまして見ましたが、胎内カップ時より1年生達が急成長しており、大濠は結構デットヒート余儀なしかなとも思ってます。ですが勝った何方かが決勝まで進むのは間違い無いかなと見てます。
それを踏まえて私は以下このように予想します
①福岡第一
②開志国際
③東山、中部大第一
ベスト8→能代工業、報徳学園、延岡学園、北陸
ジャワジャワジャワ様
コメント及びご指摘をいただきましてありがとうございます。
調査不足で留学生を擁する高校を正確に把握できていませんでしたので、記事を修正しましたm(__)m
実際に高校バスケをご覧になっておられるとのことであれば、
このブログの予想よりも現実的な予想なのではないでしょうか。
やはり福岡第一に勝てる高校はないでしょうか(笑)
この点にも注目しながら、ウインターカップを楽しみたいと思います。ありがとうございました。
すぽいべ管理者