2020年のウインターカップ女子の開催も間もなくとなりました。
インターハイが中止になった2020年、高校女子バスケ選手たちが、日本一を争う唯一の大会となります。
高校女子バスケ界に君臨する絶対王者の連覇となるか、
はたまた、絶対王者を倒せるチームが現れるのか!
ここでは、2020年のウインターカップ女子の優勝を予想させていただきます。
大会は、2020年12月23-29日の7日間で行われる予定です。
ウインターカップ2020女子の出場校
ウインターカップ2020の女子出場校は、男子と同じく60校。
まずは、女子の出場校を、トーナメント表に沿って確認しておきましょう。
男子の部でも紹介させていただきましたが、
2020年は、インターハイが中止となったことから、
ウインターカップでのシード校の設定が例年どおりではない?ことから、
ちょっとたいへんな組み合わせになってしまいました!!
ウインターカップ2020女子は、以下の4校がシード校となりました。
- 第1シード:開志国際(新潟/ブロック推薦)
- 第2シード:慶進(山口/ブロック推薦)
- 第3シード:札幌山の手(北海道/ブロック推薦)
- 第4シード:東海大福岡(福岡/ブロック推薦)
↑シード校4校は、トーナメント2回戦から登場し、ほか56校は1回戦から戦うということになります。
トーナメント表に沿って、ウインターカップ2020女子の出場校をチェックしたいと思いますが、
男子と同じく、記事の後半で、優勝の予想&上位進出の予想をさせていただきますので、
その要因となる「留学生」を擁する高校は青色で表記してみます。
※留学生を擁する高校は現在調査継続中です。
開志国際(第1シード)のブロック
開志国際(新潟)シード
実践学園(東京)
草津東(滋賀)
浜松開誠館(静岡)
熊本国府
京都精華学園
聖和学園(宮城)
大阪薫英女学院
日本航空(山梨)
白鷗大足利(栃木)
広島皆実
徳山商工(山口)
新居浜商(愛媛)
松徳学院(島根)
桜花学園(愛知)
↑開志国際のブロックは、このような組み合わせになっています。
第1シードの開志国際が、実践学園と草津東との勝者と2回戦で対戦、
浜松開誠館vs熊本国府の勝者と京都精華学園vs聖和学園の勝者が2回戦で対戦、という表記をしています。
ウインターカップ2020女子の第1シードとなった開志国際は、北信越選手権で優勝。
昨年のウインターカップでは3回戦で、優勝した桜花学園に敗れています。
・・・バスケットに詳しい方であればお分かりかと思いますが、
このブロック、たいへんなことになりましたね!!
2019のウインターカップで優勝した、高校女子バスケ界の絶対女王の桜花学園は、1回戦から登場。
また、昨年のウインターカップベスト4(3位)の大阪薫英女学院、京都精華学園も、このブロックに入ってしまいました!
昨年のウインターカップベスト4以上が3校入るというブロックなんですね。
繰り返しますが、たいへんなブロックです。
東海大福岡(第4シード)のブロック
八雲学園(東京)
北星学園女子(北海道)
東海大諏訪(長野)
盛岡白百合学園(岩手)
倉敷翠松(岡山)
高知中央
前橋市立(群馬)
足羽(福井)
帝京安積(福島)
いなべ総合(三重)
鹿児島女子
昭和学院(千葉)
湯沢翔北(秋田)
岐阜女子
東海大福岡シード
↑第4シードの東海大福岡のブロックです。
昨年のウインターカップ女子準優勝、絶対女王に迫る名門、岐阜女子は、このブロックに入りました。
近年の高校女子バスケ界は、桜花学園と岐阜女子の2強の争いが続いている状況です。
実績どおりで考えれば、ベスト4で激突する可能性があります、事実上の決勝戦?
また、これまた女子バスケ界の名門、昭和学院もこのブロックに。
札幌山の手(第3シード)のブロック
札幌山の手(北海道)シード
山形中央
白鵬女子(神奈川)
富岡東(徳島)
土浦日大(茨城)
千葉英和
中津北(大分)
英明(香川)
侠成学園女子(東京)
津幡(石川)
柴田学園(青森)
高岡第一(富山)
鵠沼(神奈川)
大阪桐蔭
郡山商(福島)
↑第3シードの札幌山の手のブロックです。
札幌山の手、津幡、大阪桐蔭あたりが有力でしょうか。
慶進(第2シード)のブロック
聖カタリナ学園(愛媛)
長崎西
西原(沖縄)
米子南(鳥取)
安城学園(愛知)
新潟産業大附属
正智深谷(埼玉)
奈良文化
小林(宮崎)
三田松聖(兵庫)
佐賀北
和歌山信愛
精華女子(福岡)
東京成徳
慶進(山口)シード
↑第2シードの慶進のブロックです。
昨年のウインターカップでベスト8に進出した聖カタリナ、小林、精華女子が入りましたけど、
このブロックの注目は、関東選手権チャンピオンの東京成徳かと思います。
1回戦の精華女子vs東京成徳は、1回戦屈指の注目カードではないでしょうか。
以上、2020年のウインターカップ女子の出場校、全60校をトーナメント表に沿って紹介しました。
ウインターカップ2020女子の展望
男子と同じように、優勝予想の前に、2020年の高校女子バスケ界を振り返ってみたいのですが、
2020年は、インターハイが中止になりました。
ですので、ウインターカップでの各校の力関係の参考になるのは、ウインターカップ終了後、すぐに開催される新人大会しかありません。
それらを踏まえて、
昨年のウインターカップ以降の、高校バスケ女子の実績を振り返ってみます。
2019年度の各地区新人大会の結果
昨年のウインターカップ終了後、各校は、2020年度の新チームとなるわけですが、
その新チームの最初の大きな大会が、各地区の新人大会となります。
その、各地区の新人大会の実績は次のとおりとなります。
※ウインターカップに出場が決まっている高校の実績を中心とします。
東北地区
- 郡山商
- 聖和学園
- 柴田学園
関東地区
- 東京成徳
- 昭和学院
- 八雲学園
北信越地区
- 開志国際
- 津幡
東海地区
- 桜花学園
- 岐阜女子
- 浜松開誠館
- 安城学園
近畿地区
- 大阪薫英女学院
- 京都精華
- 大阪桐蔭
中国地区
- 慶進
四国地区
- 聖カタリナ
- 高知中央
↑という、結果でした。
北海道地区は、札幌山の手が圧倒的な強さで優勝、
また、九州は大会が中止となりました。
やはり、各地区のチャンピオンは、実力があるという傾向にはあると思いますけど、
男子と比較したときには、女子の場合は、地区間での実力差が見受けられるのかなと思います。
女子の東海地区は、桜花学園と岐阜女子という日本でも最強レベルの高校が存在している地区でして、
実際に、東海地区選手権でも、桜花学園、岐阜女子ともに、圧勝レベルで決勝に進出、
そして、69-67という大接戦を繰り広げているわけです(桜花学園が優勝)。
つまり、昨年のウインターカップの優勝が桜花学園、準優勝が岐阜女子でしたし、
新チームとなった新人大会でも、大接戦を繰り広げていることを考えたときには、
2020年の高校女子バスケ界も、この2校が飛びぬけて強いという状況が続いていると思われます。
近年のウインターカップの傾向
近年のウインターカップの傾向を優勝予想の要因にしたいと思いますが、
まず、インターハイから。
2020:中止
2019:桜花学園
2018:桜花学園
2017:岐阜女子
2016:桜花学園
2015:桜花学園
2014:桜花学園
2013:桜花学園
2012:桜花学園
2011:金沢総合
2010:札幌山の手
↑このような状況。
2020年のインターハイは中止となりましたが、近年11回で、桜花学園が7回の優勝。
ウインターカップの優勝校は、
2019:桜花学園
2018:岐阜女子
2017:大阪桐蔭
2016:桜花学園
2015:岐阜女子
2014:桜花学園
2013:桜花学園
2012:桜花学園
2011:札幌山の手
2010:札幌山の手
↑やはり近年10回で、桜花学園が5度の優勝。
高校女子バスケ界の絶対王者!「女王」に桜花学園が君臨しているという状況にあるわけです。
ウインターカップ2020女子の優勝及び上位進出の予想
2019年のウインターカップも予想いたしました。
→ウインターカップ2019(女子)の優勝予想!あの絶対王者でしょ?
正直申し上げまして、高校女子のバスケの予想はそう難しくありません。
桜花学園と岐阜女子が飛びぬけて強い状況にありますので(笑)
ですので、2020年のウインターカップは、やっぱり、
桜花学園
が優勝するとの予想が至ってノーマルで、当たる確率も高いでしょう(笑)
実際に、それだけの実績を残していますし、強いですから。
逆に!高校女子バスケは、優勝、準優勝を予想するよりも、
ベスト8を予想するほうが難しいです(笑)
前述しました2020年の高校女子バスケ界の傾向を踏まえてベスト8(上位進出)を予想しますと、
- 京都精華
- 桜花学園
- 高知中央
- 岐阜女子
- 札幌山の手
- 大阪桐蔭
- 安城学園
- 東京成徳
↑ではないかと!自信はありませんm(__)m
そして、最終的に優勝と上位進出をまとめてみますと、
優 勝:桜花学園
準優勝:東京成徳
ベス4:岐阜女子
ベス4:大阪桐蔭
ベス8:京都精華
ベス8:高知中央
ベス8:札幌山の手
ベス8:安城学園
↑と、予想します!
【2020年12月28日追記】
桜花学園が連覇、23回目の優勝を飾りました!
予想の答え合わせをしてみますと、
優 勝:桜花学園○
準優勝:東京成徳○
ベス4:札幌山の手×
ベス4:高知中央×
ベス8:京都精華○
ベス8:昭和学院×
ベス8:大阪桐蔭×
ベス8:安城学園○
↑という結果でした!
・・・優勝、準優勝の予想は当たっていた!ということでm(__)m
桜花学園は、決勝までに、(可能性として)大阪薫英女学院、京都精華学園、岐阜女子と対戦なければなりません。
出場校全体を見渡したときに、桜花学園を超えられそうなのは、岐阜女子と大阪薫英女学院ではないかと思います。
優勝候補筆頭は桜花学園だと思いますが、
岐阜女子、大阪薫英女学院にも大いにチャンスがあると思います。
まとめ
以上、ウインターカップ2020女子の優勝及び上司進出校を予想をしてみました。
高校女子バスケ界の女王は、今年も強いのか!?
女王を追いかける岐阜女子、大阪薫英女学院は桜花学園を超えられるか!?
インターハイが中止となっただけに、
選手たちにとっても、応援する私たちにとっても、大注目のウインターカップになるのではないかと思います。
みなさんはどこが優勝する、上位進出すると予想されますでしょうか。
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。
ウインターカップ2020男子も予想していますのでお楽しみいただければと思います。
→2020年もウインターカップの優勝を予想!男子は3連覇濃厚か!?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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