※MGC終了しました、予想は当たりませんでした、すみませんm(__)m
2019年のマラソン、最大の注目レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が目前に迫りました!
来年の東京オリンピックの出場者、男子&女子、各2名が決まります!
そこで今回は思い切って、MGCを予想したいと思います。
・・・けど、根拠も何もない、ただの当てずっぽう!であることをお許しくださいm(__)m
よかったら記事を読んで楽しんでいただければと思います(笑)
1964年の東京オリンピックに出場したマラソン選手
MGC予想の前に、ちょっとウンチクにお付き合いくださいm(__)m
MGCにかけるマラソンランナーたちの気持ち、意気込みを推し量ってみたいんです。
夏季オリンピックは1896年に第1回が開催され、2016年のリオデジャネイロまでに31回開催されてきたんです。
2020の東京オリンピックは第32回目のオリンピックになります。
ですけど、1916年、1940年、1944年の3回は中止になっていますし、
1906年の第6回大会は非公認扱いになりましたので、
これまでに開催されたオリンピックは、27回ということになります。
2019年の大河ドラマ「いだてん」でも描かれましたけど、
日本は、第6回大会となる1912年のストックホルム大会に初出場します。
→【大河ドラマ】オリンピックに初めて出場した三島弥彦とは?【いだてん】
↑この金栗四三と三島弥彦が初出場して以来、
参加が認められなかった1948年、参加をボイコットした1980年の2回をのぞいて、
日本はこれまでに22回出場しているんです(実質開催27回中22回出場)。
ちなみに、女性がオリンピックに参加できたのは第2回大会からで、日本女子が初参加したのは第9回大会で、
これまでに19回出場していることになります(実質開催26回中19回出場)。
この男子は27回、女子は26回、開催されたオリンピックで、日本で開催されたのは1度だけです。
ご存知のように1964年の東京オリンピックです。
この地元開催のオリンピックで、マラソンに出場できた選手は、
- 円谷 幸吉(銅メダル)
- 君原 健二(8位)
- 寺沢 徹(15位)
の3人だけです。
これまで、オリンピックに出場した日本の男子マラソン選手は、53人です(猫ひろし含む)。
つまり、
- 過去27回開催されたオリンピックで
- 日本男子は22回出場し、
- 延べ53人のランナーが出場した中で、
- 地元開催で走ったのは3人!
こんな幸運に逢うのはわずか5.6%なんです!
ちなみに、オリンピックで女子マラソンが行われるようになったのは、1984年のロサンゼルス大会からで、
これまでに9回出場、延べ24人が出場していますが、
この間、日本でのオリンピックは開催されていませんので、0人、0%です。
お伝えしたいのは、地元開催のオリンピックで、日本の代表として、マラソンに出場することが、どれだけ希少価値があるかということです。
マラソンにかけたランナーたちが、オリンピックを目指すんでしょうけど、
その出場するオリンピックが、家族や友達が応援してくれる中で、走ることができるのであれば、
・・・チャンスがあるんだったら、つかみ取りたいと思うのではないでしょうか。
そのチャンスが、今回のMGCというレースなんですね。
開催される年数だけでみれば、一生に一度ともとれるでしょうが、
スポーツ選手の全盛期が20~30歳くらいだとすれば、
ちょうどその時期に地元のオリンピックに出場できる人は、さらに限られますよね。
金栗四三や宇佐美彰朗は3度、瀬古や宗茂、中山竹通、谷口浩美らは2度、オリンピックに出場しましたが、地元開催ではないんです。
オリンピックが狙えるマラソンランナーであれば、何が何でも出場したいと思うのではないでしょうか。
男子も女子も、そんな、MGCとなるんです。
このレースは、男子も女子も、「ドラマ」に近いと思いますよ。
・・・前置きが長くなってしまいました、すみません。
そんなMGCですから、選手個々にいろんな感情、想いの詰まったレースになると思われます。
こんなレースを観ることができる私たちも、希少かもしれません。
目が離せないレースになることは間違いありません。
男子、女子の予想をしてみたいと思います。
MGCが行われる、9月15日の東京の天候は、晴れ。
最低気温22°、最高気温29°、予報の信頼度Cということです。
暑さを考慮して、男子は8:50スタート、女子は9:10スタートとなっています。
MGC男子予想!
MGC男子の予想から。
MGC男子出場者は以下でご確認ください。
- 大迫 傑
- 設楽 悠太
- 井上 大仁
- 服部 勇馬
↑全くもって、ベタな予想で少し恐縮します。
前評判どおり、この4人の中から優勝者がでると思います。
と言いますのも、ペースメーカーのいない、一発勝負、しかも、
中本健太郎、佐藤悠基、今井正人、藤本拓などの日本の長距離界の第一人者たちが顔を揃えていますので、
大迫や設楽は、スローペースに持ち込みたくないと思っているのではないでしょうか。
終盤までもつれて、ラスト勝負になってしまうと、何が起こるかわかりません。
ですので、日本記録のペースとまではいかなくても、
決着が7~8分くらいの日本人にはちょっと速いくらいのタイムに持ち込みたいのが、有力候補の大迫や設楽ではないかと。
これくらいのタイムになると、大迫、設楽はかなり有利なレース展開に持ち込むことができ、
井上や服部も苦しむのではないでしょうか。
逆に、スローペースになってしまったら、井上や服部にも優勝のチャンスが出てくると思われますし、
仮に10分くらいになるようなレースだと、もう、誰が勝つか分からなくなります。
7~8分くらいの決着になると予想して、大迫か設楽、
8~9分くらいになると、井上と服部が優勝に加わってくるのではないかと思います。
- 本命:設楽 悠太
- 対抗:大迫 傑
と予想します。
昔の、瀬古vs宗兄弟のような勝負になるかもしれません。
MGC女子予想!
女子についても、出場選手は↓でご確認ください。
鈴木亜由子は最後までもつのか!?
これがMGC女子レースの鍵ではないかと思います。
- 安藤 友香
- 松田 瑞生
- 前田 穂南
- 鈴木 亜由子
MGC女子も前評判どおりと言いましょうか、やはりこの3人による優勝争いではないでしょうか。
コース終盤にある2つの坂までに、勝負が決まるのではないかと、専門家の方々は仰られているようですが、
女子選手全体をみると、レース終盤までにスピード勝負で差がつくんだろうかと疑問に思っています。
しかも、比較的若い選手が多く、マラソンの経験も多くない選手が目立ちます。
有力候補である鈴木亜由子などもそうです。
ですので、男子とは違い女子の場合は、終盤までもつれる展開になるのではないかと予想します。
そうなった場合、スパートする力があること、スパートする力を残しておく「経験」が影響するのではと思います。
そう考えると、安藤、松田、前田穂南が有力な候補になると考えます。
また、実績のある鈴木亜由子は、強いランナーなのはみんな知っていますよね。
鈴木がレース途中で後退するということがイメージできません。
前のほうでレースをすると思いますが、マラソン経験はそんなにありませんので、最後まで先頭を保てるか。
- 本 命:安藤 友香
- 対 抗:松田 瑞生
- 不気味:前田 穂南、鈴木 亜由子
- 頑張れ:前田 彩里
と、予想します(笑)
男子と同じく、超スローになってしまったら、小原、野上、福士にもチャンスが出てきますよ。
まとめ
以上、MGCの予想をしてみました。
くれぐれも、なんの根拠もない、当てずっぽう的な予想であることはご了承くださいm(__)m
男子も女子も、自国開催のオリンピックがかかっていますから、けっこうな思い入れでレースに臨むと思います。
はらはらどきどきするレースになることは間違いありません。
どんな結果になるでしょうね!
今回の記事が読んでくださったみなさんのスポーツの楽しみにお役にたてればうれしく思います。
よかったら、オリンピック関連の以下もご参照ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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