日本バスケの救世主となるか?八村塁の経歴をチェック!

2020年の東京オリンピックで44年ぶりの出場が決まったバスケットボール日本代表。

その日本バスケ界で注目を集めているのが八村塁。

現在はアメリカのゴンザガ大に所属し、大活躍しています。

ここでは、日本バスケの救世主となるかもしれない八村塁の経歴をチェックしておきます。

アメリカの大学バスケで活躍中の八村塁

2019年4月現在、八村塁はアメリカの大学バスケ界の強豪校ゴンザガ大(チーム名:ゴンザガブルドッグ)に所属しています。

ゴンザガ大は、米大学バスケの最高峰の大会NCAAバスケットボールトーナメントでの優勝はないのですが

2000年以降はほぼ毎年NCAAトーナメントに出場するアメリカ西海岸カンファレンス(ウエストコートカンファレンス/WCC)では最強の大学と言えるでしょう。

ゴンザガ大のOBにはNBAの超レジェンド、ジョン・ストックトンがいます。

 

そんな強豪校に八村は2016年に加入しています。

加入した1年目のシーズンで、ゴンザガ大は同大学初のNCAAトーナメント決勝に進出しますが、決勝で敗れ惜しくも準優勝となりました(←ゴンザガ大史上最高成績です)。

そのNCAAトーナメントのメンバーに八村も選出されましたが、大会をとおして数分間の出場しかありませんでした。

 

ゴンザガ大2年目の八村は、2018年のNCAAトーナメントにはチームメンバーの怪我によりスターターとして出場することになり、大活躍。

ゴンザガ大はベスト16に進出しベスト8に残ることはできませんでしたが、八村がアメリカのバスケット界で注目を集めることになりました。

 

そして八村のゴンザガ大3年目のNCAAトーナメント2019。

ゴンザガ大のエースプレーヤーとなった八村の活躍などでベスト8まで進出しましたが、ベスト4への進出はなりませんでした。

2018-2019シーズンの八村はゴンザガ大の中心選手として活躍し、WCCカンファレンスの最優秀選手に選ばれています。

このように、八村塁は現在(2019.4月現在)アメリカ大学バスケ界の強豪校であるゴンザガ大で3年目のシーズンを終えたところです。

 

日本人バスケ選手がアメリカの大学で試合に出場することも凄いことなんですが、

八村のようにNCAAトーナメントに出場した日本人はいません(←八村が日本人初です)。

さらに、カンファレンスではありますが(←日本ので言えば関東大学リーグ、関西大学リーグみたいな感じでしょうけど)、最優秀選手に選出されるという快挙を成し遂げています。

このような活躍から、八村は現在、バスケットボールの世界最高峰の団体であるNBAのドラフト候補となっています。

それも、1巡目候補です!!!(←これがどれだけ凄いことかプレゼンしきれませんm(__)m)

とにかく、日本だけではなくアメリカはもとより、バスケというスポーツに限定すれば世界のバスケ界の注目を集めていると言っても過言ではない、現在の八村塁です。

 

冒頭にも書きましたけど、2020年には東京オリンピックが開催され、バスケも44年ぶりの出場が決まりました。

あと1シーズン、八村はゴンザガ大でプレーすると思いますが、

2020年にはNBAのドラフトに指名され、東京オリンピックに日本代表として出場する可能性があります。

長く低迷した日本バスケの救世主になるかもしれない八村塁から目が離せませんね。

八村塁の経歴

そんな八村塁の経歴をまとめておきますので、ご確認ください。

プロフィールは最後に紹介しますので、八村のバスケの経歴を中心に。

 

中学校に入るまでの八村は陸上や野球をやっていたらしく、バスケを始めたのは中学生になってからとのことです。

富山市立奥田中学でバスケを始めた八村は、チームの中心として、2012年全中バスケ大会で富山県初の決勝にまで進出し、準優勝を成し遂げます(←富山県の中学の最高成績)。

八村が出場した2012年全中バスケ決勝戦西福岡中-奥田中のスコア&戦評が残っています。

中学から始めたバスケですが、短期間に頭角を現していたんですねぇ。

 

中学で活躍した八村はバスケットの名門明成(宮城県)に進学します。

高校時代の八村のバスケの経歴は圧巻です。

明成高校1年のときからチームの中心として活躍し、

2013(第44回)、2014(第45回)、2015(第46回)のウインターカップを圧巻の3連覇。

八村自身も3年連続のベスト5に選出されるという偉業も成し遂げます。

ちなみに、高校時代の八村のバスケットボールの全国大会の成績をまとめてみますと、

  • 高1:インターハイベスト4、ウインターカップ優勝
  • 高2:インターハイ準優勝、ウインターカップ優勝
  • 高3:インターハイ優勝、ウインターカップ優勝

となります。

八村の高校3年間、2013~2015年は、高校バスケ界が八村という逸材を中心に回っていたと言っても過言ではないでしょう。

また、八村は中学3年生から高校3年の4年間、バスケットボールの全国大会で決勝戦を戦ったということになります。

 

また、2014年にはバスケットU-17世界選手権が開催され、初出場した日本代表のメンバーには当然八村も選ばれました。

この世界大会で日本代表は1勝6敗という成績だったのですが、

アメリカやスペインなどの強豪国の選手を抑えて得点王に輝いたのが八村でした。

この世界大会での活躍がNCAAの強豪校であるゴンザガ大への進学のきっかけとなったと考えられます。

 

そして高校を卒業した八村はゴンザガ大へ進学し、前述のように現在に至ります。

凄い経歴ですねぇ。これらの経歴からも八村塁の逸材ぶりがうかがえるかと思います。

【追加】八村、NBAへアーリーエントリー!

ゴンザガ大でもう1年プレーする予定だった八村塁ですが、

2019年4月15日自身のtwiterで今シーズンでのNBA挑戦を表明しました!!

これはたいへんなことになりました!

NBAのドラフトに指名された日本人は過去に岡山恭崇1人しかいませんで、岡山の場合は8巡目の指名(←それでも凄いことなんです)。

現在のNBAドラフトは2巡目までとなっていて、八村の場合は1巡目が確実視されています。

NBAのドラフトは2019年6月20日の予定。

これは大注目ですよ!!

八村塁のプロフィール

最後に八村塁のプロフィールなどをまとめておきます。

八村 塁(はちむら るい)

1998年2月8日生まれ 富山県出身

身 長:204cm

経 歴:富山市立奥田中→明成高校→ゴンザガ大

家 族:父(ベナン人)、母、弟、妹(4人兄弟とのこと

お父さんはベナン人とのことなのでハーフですね。

弟に阿蓮くんがいるのですが、やはりバスケ選手で、

塁が卒業した後の明成高校で2017年ウインターカップで優勝し、ベスト5に選出されています。

阿蓮くんは東海大学へ進学しています。

安美菜さんという妹さんもバスケ選手とのことで、

高校女子バスケの名門、明星学園で活躍しているようです。

 

・・・これからの日本バスケ界は八村ファミリーにかかっているようですね(笑)

八村塁もそうですが、八村ファミリーを応援します!

まとめ

以上、今回はバスケットボール選手で注目の的となっている八村塁の経歴などを紹介しました。

記事の中でも書きましたが、2019年現在でNBAのドラフトに指名されるほどの活躍をしている八村ですが、

もう1年ゴンザガ大でプレーするようです。

2019-2020年シーズンの八村の活躍にも注目しなければなりませんね。

そして、年が明けた2020年には、日本人初のNBAドラフト1巡目指名、

また、東京オリンピックでの活躍、などの期待が持てますね。

日本バスケ界の救世主になるかもしれない八村塁に注目しておきましょう。

 

今回の記事が読んでくださった皆さんのスポーツの楽しみにお役に立てればうれしく思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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